この世の大体のことは50%50%だ

2007年12月02日 | Weblog
ある日本人ファンク系ミュージシャンが雑誌のインタビューで
若いミュージシャンにアドバイスをお願いされると

「音楽を10年やって五体満足でいられるな」
っていう。と言ってた。

それって多分、冗談で言ってる部分もあるんだろうけど、
確かに、音楽って暮らしていく上でどうしても必要なものじゃないモンね。

そんな、言ってみれば基本的生活において無駄なものを、
10年も真剣にやってたなら、
体に特に異常がなかったにしても、
仕事だとか、恋人だとか、家族とか、
音楽を優先させるがあまりに、
うまく行かない事が生じる可能性は大きいだろうなぁと思う。
それがたとえ、すごくハッピーな音楽であったとしても、

っていうか、すんごく明るいものを世に見せている人ほど、
隠れた所で、それだけの闇を飲み込んでいるんじゃないかぁ、
この世の大体のことは50%50%だ。

でも、うまくやっている人もいる。
(なんか言う事がくさい感じになっちゃうけど)
そういう人たちって、
聞かせたい対象がけっこうハッキリしてる歌を作って、
また、その歌に対する反応を、聞かせた対象からしっかり受け止めて、
それをまた、プラスのエネルギーにして進んでいる。
そんな印象・・・
やっぱり
この世の大体のことは50%50%だ。


共感が生まれるものだから続けてきたんだろうなぁ。

でも個人的に吐き出しちゃった系の曲
も作らなきゃ、バランス悪い、やってけないよ、とは思う。

やっぱり
この世の大体のことは50%50%だ。