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野菜の音

あの時をメモ

有機農家が作ったオーガニックの店へ

2019-12-22 | Shop A to Z

 直売所を梯子した田んぼcafe龍のランプからの帰り道。まちの駅笠間宿に有機農家が作ったオーガニックの店が12月1日にオープンしたとの情報をキャッチ。問い合わせてみると「元気一杯営業してます!」とのこと。龍ヶ崎の散策はそこそこにして、笠間を目指した。

 有機農家が作ったオーガニックの店は、笠間市とその周辺地域の有機農家たちで作るオーガニックショップ。NPO法人あしたを拓く有機農業塾(あした有機農園涌井義郎理事)が主催し、「有機農業の理解者を増やすとともに、化学物質過敏症やアレルギーなどに苦しむ人たちに、この店に行けば希望の食品と理解者にめぐり会える、そんな出会いの場所を作りたい」(CAMPFIREプロジェクトより)との思いを形にしたもの。
 地産の野菜や果物のほか、パンや焼き菓子、無茶々園の商品などが並ぶ。栃木からは唯一茂木町の村田努さんの農産物が並んでおり、最優先でカゴの中へ。欲をいえば、小豆も置いてくれると嬉しいな。ともあれ笠間を訪れた時には、必ず寄ってしまいそう。

有機農家が作ったオーガニックの店
茨城県笠間市笠間2247-1
まちの駅笠間宿 敷地内
0296-72-5887


ひと粒台所 タノハナで最後のランチ

2019-12-14 | Shop A to Z

 ひと粒台所 タノハナが12月27日(金)を持って飲食を終了するため、最後のランチ。26、27日はデリ市なので、週末にしか来れない私は来週がラスト。予約もしておいたのに今日で最後になろうとは、まだこの時には思っていなかった。

 リニューアル前のキッチンカンナのオープンからだと、創業は20年になるという。その間お世話になってきたスタッフみんなの顔が、代わる代わる浮かんでくる。初めて引き戸を開けたのは、自然食を提供している時。その後マクロビオティックを基本にした動物性を使わない飲食を提供するようになり、お料理教室などのイベントにも足を運んだ。クリスマスディナーやランチ、アフタヌーンティー、お雛様ランチとか、季節にちなんだ食事は完成度も高く、「こういうのを作ってみたい」と刺激にもなった。

 飲食や物販の他にも、ここでのちょっとした会話や人との繋がりにも支えられてきた。県内在住で、自然食やマクロビオティック、ヴィーガン、東洋医学などなど、食と身体、メンタルに関心を持ったことがあれば、一度は訪れたことがあるはず。そういったお店や教室を主催している多くの方々も参考にしてきたはずだ。
 今日一緒にランチを楽しんだ友人との出会いも、ここがきっかけ。マクロビオティックの実践に試行錯誤していた当時が懐かしい。2人ともマクロへの関心はすっかり薄まり、今では自分なりの基準で選べるようになっている。

 ヘルプに入ったり、5と6月のデリ&マーケットvol.1vol.2に関わらせてもらったりもしたのだけど、夢だったんじゃないかと思えてならない。なぜかというと、客席を境に奥はどこか聖域みたいな特別な場所に感じていたからだ。技量的にも適わないと思っていたので、足を踏み入れたことがいまだに信じられない。夢のよう。

 年明け2020年1月9日から営業し、3月28日を持って休みに入るという。営業日も木・金・土曜に変わり、木曜は野菜やパン、有機豆腐の販売があるそう。