野菜の音

あの時をメモ

雨の日、珈琲音で

2019-02-28 | Shop A to Z

メールのやり取りに集中していると、マスターが『いちごみるく』をテーブルにそっと置き、続いて黄色い花も。
無言だったけど、これはメッセージかな。
メールなんてやめてゆっくりなさいよ、って。
佐野のコーヒー専門店珈琲音での一コマ。

足利での仕事が終わり、ここまで来たからには寄り道したい。
と向かった先が珈琲音。
コーヒーミルクに想いやり生乳を使う稀なお店。パンやスイーツの原材料には国産小麦や平飼い卵などを選んでいることからも、食への意識の高さが伺える。
だから何の抵抗もなくショートケーキが食べられる。せっかくなので牛乳も飲んでみたかったけれど、普段通りにブラックで飲む気でいたためミルク無しにしてしまい、チャンスを逃した。ちょっと後悔。

それにしても懐かしかったな、いちごみるく
白いセロファンにいちご柄をあしらった包み紙が可愛くて、可憐な感じも。中のキャンデーは乙女チックなピンク色だったはず(帰りの暗い車中で食べたので、色は未確認)。昭和から平成へと生き延びてこれたんだね、よかった、よかったね。
ところで、なぜ『いちごみるく』なの?
原材料から想像するに、わざわざ買うかな?
いささか疑問に感じたけれど、こういう機会でもないと食べることのない『いちごみるく』。「噛む飴」というコンセプトのもと開発され、構想から一年後の1970年8月に発売。当時から子どもたちに人気だったイチゴ味のフレーバに、1992年からはイチゴ果汁を、現在はあまおうの果汁を使い、今もって進化中。




食べものの影響ってすごい

2019-02-06 | Spice for life

シンプルなお味噌汁が飲みたい朝でした。
具は入れずに、昆布と干しシイタケの合わせダシに米味噌で。

やっと胃腸の不調が整ってきた。
引き金になったのは揚げおかきだろう。
国産の胡麻油と菜種油を使っているとはいえ、取り過ぎてはいけないと痛感した。
油の強い陰性さと餅米の強い陽性さによるダブルパンチ。胃腸だけにとどまらず腰にもきた。
食べものの影響ってすごい。

- 薬膳 Note -
▼味噌
性味は甘鹹/温
帰経は脾胃腎
効能は温陽、散寒、理気、止痛
適応/作用は腹中の下垂感、腰が重だるく痛い、気が晴れない、気滞、吐き気、冷え性/消化促進、強壮

▼昆布
性味は鹹/寒
帰経は脾胃腎
効能は軟堅、利水、清熱、明目、化痰、止血
適応/作用は高血圧、甲状腺腫、結核、睾丸の腫れ、むくみ/潰瘍の予防、コレステロールの抑制と排泄、整腸

▼シイタケ(生)
性味は甘/平
帰経は胃肝
効能は補気、杔透疹
適応/作用は気虚、高血圧/血中脂質低下、ガン予防