野菜の音

あの時をメモ

11月季節のマクロビオティック・スイーツ

2008-11-30 | Macrobiotic Sweets

麻の実ナッツと柚子のケーキ左上より

  • 柚子のケーキ
  • 自然薯と柚子のケーキ
  • 麻の実ナッツと柚子のケーキ
    ココットに入っているのは、豆乳プリン
柚子のケーキ 自然薯と柚子のケーキ

 

掲載しているお菓子は、このblogの管理者がとあるお店で2007年12月から2009年2月末日まで作っていたマクロビオティック・スイーツです。

ネオ・マクロビオティックかぁ

2008-11-20 | Shop A to Z
リビングフード・カフェCafe Aliveに行って来ました。リビングフード・レストランVeggi Paradaiseから場所も名前もリニューアルしてオープンしたお店です。

日本リビングフードのサイトによるとリビングフードLiving Foodとは、「生きている食べ物」を意味するとか。似たものでローフードRaw Foodというのもあってこちらは「生の食べ物」を意味するそう。微妙に違いはあるものの、ほほ同じスタイルの食事法で、食べ物に含まれている「酵素」を生きたまま体に取り込む食事らしい。酵素は熱に弱く、47.7度で活性を失い54.4度で死滅してしまうため、45度から48度の間で調理するという。レシピ本に目を通してみたところ、大抵の食材は生のまま使っており、ごほうなどものによっては天日干ししてから使うものもあるみたい。ナッツ類においては浸水しておいたものを乾かして使ったりなどなど、斬新なお料理にビックリしました。

ネオ・マクロビオティック・ランチもうちょっと突っ込みますと、これらリビングフードやローフードの前身になっているのがナチュラル・ハイジーンNatural Hygieneだとか。

ところで、マクロビオティックの前にネオNeoが付くのと付かないのとでは、どんな違いがあるのでしょうね?こちらのカフェでは、マクロビオティックのメニューを加熱料理として位置付けているらしく、そこに生野菜をどっさり添えたメニューをネオ・マクロビオティクと呼んでいるみたいです。

ネオ・マクロビオティックのランチメニュー
  • 酵素玄米をチョイス(写真右上ピンク色のお皿)
  • リビング・スープをチョイス(写真左上緑色のボウル)
    ネオ・マクロのスープはお味噌汁だったので、こちらを選んでみました。カシューナッツと胡桃を使った冷たいスープは、まるで豆腐マヨネーズみたいでした。だんだん飲むのが辛くなって来てしまい、しまいにはサラダを始めとしたお野菜のディップにしてどうにかいただきました・・・。この半分の量でも多過ぎかと。
  • 生野菜サラダ(以下赤いお皿、時計回り)
    レタスとアフファルファがこんもりと乗せられています。多過ぎると感じつつ、リビング・スープをディップにしてこちらもどうにか完食。
  • ミニ・デザート
    デザートに果物が付くとの事。果物とお菓子抜きをしている最中なので、果物抜きでお願いしたところ、違うデザートを付けてくれちゃいました。そのため食べない訳にも行かなくなり、いただきました。非加熱のスイーツだったのかなぁ?しっかり甘味のあるシットリとしたお菓子でした。
  • 厚揚げの梅肉和え
  • 南瓜
    煮たか蒸したかした南瓜にゴマ風味のソースを絡めたもの。カフェの粗食メニューにありがちな一品。
  • 大豆たんぱくの唐揚げ
    下味を付けて片栗粉で揚げたもの。焦げた竜田揚げな印象。
  • 根菜のグラタン
    赤いお皿中央のココットに入ったもの。グラタンだけど冷めていた。
非加熱料理のリビング・フード・ランチを食べるつもりでやって来ましたが、メニューに載っていた写真を見たところ残念な印象を受けたので、ネオ・マクロの方をオーダーしました。目的とは違ってしまったけれど、スープだけでかなりハードに感じられたので、こっちにしたのは正解。でも、う~ん、大豆使いが多いなぁと思われる内容でしたね。

Party Peopleな夜

2008-11-19 | Shop A to Z
RIP SLYMEのライブDANCE FLOOR MASSIVE IIIに行って、気分はパーリーピーポーです。
その前に・・・

開演が20時と遅かったのでまずは、ずっと行きたかったリネン・ショップfogへ!何てコトの無いごくありふれた通り沿いにポツンとあるお店ですけど、全国からリネン好きな方々がわらわらとやって来てるらしいです。fogの商品は栃木県内だと黒磯にあるSHOZO系列のJAPONでもお取り扱いしているので、一度手にしてみると良いかと思います。ステキですよ。

fog linen works
住所:東京都世田谷区代沢 4-29-14 葵ビル 1F
TEL:03-5432-5610

gaia食堂お店の方とのお話からすぐ近くにGAIA食堂がオープンした聞き、早速行ってみる。わぁ~♪心引かれるランチメニュー(テンペのフライ、お蕎麦、などなど)。お腹も空いていただけにうっかり店内に入ろうとしてしまった。いけないいけない、残念だけどランチは、中目黒にオープンしたベジカフェAlaskaで食べると決めていたのでした。なので、今回はスルーです。レトロな看板がイイ感じだったので、写真をパチリ。

下北沢店・GAIA食堂
住所:東京都世田谷区世田谷区代沢4-44-2
TEL:03-5432-5610

Alaska今年一番の寒さの中、中目黒駅から歩く事10分少々、映画かもめ食堂な雰囲気との話を聞くAlaskaに到着。お店を見てピンと来ました。どうしてかもめ食堂っぽいっという評判が立ったのかが。それはさておき、ショックな事に3種類のランチの内、残っているのは天然酵母パンセットしか無いと言うではありませんか?!何てコト~・・・。ご飯が食べたかったので、ひと休みしてから近くのCafe Eightに行く事にしました。

とりあえず、番茶ラテをオーダー。お番茶の芳ばしい風味がしっかりと出ていて美味しかったです。どうやって作っているのかなぁ? 友人は人参の蒸しケーキ&生クリーム添えもチョイス。マクロビオティックな視点だけでベジカフェをイメージしちゃうと、ついつい動物性の食材やお砂糖類は不使用なのが当たり前に思えてしまうのですが、一般的にはそうではないんですよね。こちらAlaskaさんもチーズなどの乳製品を使っているメニューがありましたね。

話は前後しますが、どうしてかもめ食堂ぽい印象になってしまうのかは、十中八九、かもめ食堂で多用している「水色」を店構えやインテリアで使っているからなのでしょうね。ちなみに、オーナーはNatural Calamityの森俊二氏だそう。

Alaska(食べログsiteへ)
住所:東京都目黒区東山2-5-7
TEL&FAX:03-6425-7399

空腹を抱えてcafe eight カレーセットCafe Eightへ!ランチタイムは終わっていたので、カフェメニューからひよこ豆とカボチャのカレー&枇杷茶をセットでオーダー。玄米ご飯はちょっと硬めな印象、でもってカレーの量が少なかったので、途中からご飯多めにちょこっとカレーな一口となって行ったのでした。カボチャが甘いせいか、お子様向きな仕上がりになっていましたね。個人的には、もっとスパイシーな方が好きだなぁ。明日のスペシャルランチメニューは、キノコと焼きトマトのラーメンだそう。うぁ気になるぅ、ラーメン食べたいなぁ!

Cafe Eight -Aobadai-
住所:東京都目黒区青葉台3-17-7 T+ビル1F
TEL&FAX:03-5458-5262

ベル・グラッツィア・デル・ソーレの手打ちパスタ遅い昼食を済ませてから1時間少々しか経っていないというのに、PER GRAZIA DEL SOLE ベル・グラッツィア・デル・ソーレにてパスタを前にしています。まぁ、これからParty Peopleに紛れ込むのですから、腹ごしらえをしておかないと付いて行けませんからね♪

こちらのお店、9月に1度来たものの、お休みだったんですよね。マクロビオティック対応のイタリアンってどんな感じなのかな?と思いつつメニューを見ると、動物性不使用のものと動物性の材料を除いて作っていただけるものとが分かりやすくマーキングされていました。加えてスタッフの方の対応も親切丁寧でしたので、また来たいって思いますね。

マクロビオティック対応の手打ちパスタをいただけるチャンスはなかなかありませんから、嬉しいなぁ♪

PER GRAZIA DEL SOLE ベル・グラッツィア・デル・ソーレ(食べログsiteへ)
住所:東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル B1F KUNIGIW内
TEL:03-5220-3300

ママのためのマクロビオティック講座Vol.3

2008-11-10 | Smile Food Cooking
お結びとブルスケッタOrganic Studioさんご主宰によるマクロビオティック料理のワンデイ・レッスンがありました。好評をいただいているらしく、3回目となる今回は、沢山のご応募をいただき、抽選となったそうです。嬉しい事ではありますが、漏れてしまわれた方も出ることになってしまい申し訳なくも思っています。これに懲りず、次回もご応募いただければと思います。

根菜のトマト煮
根菜のトマト煮
何か足りないな~っと思ったら、松の実と細かく刻んだカブの葉をトッピングするのを忘れていました。トホホ・・・
さて今回は、これから迎えるパーティシーズンにも使っていただけるイタリアンを取り入れたメニューをご紹介させていただきました。

デモンストレーションでは時間内に終わりそうも無いので今回は、みんなで作るスタイルで進めさせていただきました。それにもかかわらず、スムーズに進行できず予定時間を大幅にオーバーする結果となってしまい、反省しきりです。ご参加下さったママたちからはとても満足したとのご感想をいただきましたが、お料理を通して伝えたかった事はお話できなかったし、作って下さっているママ達へのフォローも行き届かなかったしと、やはり私個人としては不甲斐ない思いが強く、いつに無く重~い帰途となったのでした。

メニュー
  • 黒米入り玄米ご飯のお結び:焼き海苔&カボチャのふりかけ

    ほんのりとしたピンクが色付く程度に黒米を加えて炊いた玄米ご飯をお結びにしました。マクロビオティック講師であられる中島デコさんの著書にあった、おむすびは、「火・水・米・塩」という人が生きて行く上で重要な4代要素で作られていて、しかも両手の平で気を合わせて陰陽の形にむすぶという日本の優れた文化を形にしたものという風な言葉が印象に残ったこともあり、「おにぎり」ではなく「おむすび」と呼んでいます。

  • 豆腐チーズのブルスケッタ

    天然酵母のパンに最高に美味しいオリーブオイルオルチョサンニータを塗ってグリルで焼き、豆腐を麦味噌に10日間程かけて付けておいたものにお野菜を混ぜ合わせた具を乗せて、彩りに柚子の皮の千切りをトッピングしています。天然酵母パンは、天然果実酵母有のパンカフェむぎわらいの全粒粉使用のものをチョイスしました。

  • 柿とくるみのサラダ

    今が旬の柿、蓮根、春菊を使ったサラダ。何とも意外な組み合わせだけど、すご~く美味しいんですよ♪ちょっと酸味を加えるのがポイントで、今回は柚子の絞り汁を使いました。このレシピは、丁度昨年の今頃に行っていた、小淵沢でのクシマクロビオティックレベル2のプログラムの1つ、グループワークの際にメンバーで考え作った一品です。

  • 根菜のトマト煮

    味付けは決まっていたので、野菜の切り方をどうするかで迷いに迷った一品です。大きく切った方が断然美味しいけれど、食べ難くなるし、パーティーメニューだから上品に食べられるように小さく切ろうか・・・でもそれだと伝えたい食感や存在感みたいなものが半減してしまうしと言った具合に。それから、メインらしく大豆たんぱくを使おうかとも迷いました。でも、メインは丸ごと煮たカブにしました。じっくりコトコト煮た時のとろける美味しさをお伝えしたいと思ったからです。加えて、ゴボウがトマトソースと以外にも相性ぴったりなコト、分厚く切ったエリンギはまるでホタテ貝みたいな食感を楽しめるコト、時間差で蓮根を加えるとシャキッとした食感が楽しめるコト、などなどお野菜には沢山の表情があるってコトをお伝えしたいと思い作ったレシピです。

  • 栗と豆腐のティラミス & おまけメニュー:緑茶のサブレ

    豆腐のティラミスは、マクロビオティックではおなじみの一品。そのままでは面白く無いので、ちょっとひとひねりしたものをご紹介したいと思い、ベーキングパウダーを使わずに豆乳の気泡の力で膨らませたスポンジで作りました。粉は、米粉を使っています。

  • 穀物コーヒー・カプチーノ

    ティラミスの流れから、せっかくなので泡立てた豆乳を穀物コーヒーにふんわりと浮かべていただきました。



栗と豆腐のティラミスご主宰下さいましたOrganic Studioさんを始め、アシスタントに入って下さったクルールのスタッフのみなさんのご協力により、無事に進める事ができました。ありがとうございます。

Organic Studioさん主宰による次回の講座は、2009年2月9日(月)の予定です。ご一緒にマクロビオティックを体験しましょう!