野菜の音

あの時をメモ

カラダに優しい家づくり ~ オーガニックスタジオ ~

2009-06-29 | Macrobiotic Sweets
米粉のレモンケーキ・玄米甘酒の半生ケーキ・緑茶とキャロブチップのクッキーサンド
メニュー
  • レモンとさつま芋の米粉ケーキ
  • 緑茶とキャロブチップのビスケット
    米粉のクリームとキャラメルパフ乗せ
  • 玄米甘酒の半生ケーキ
  • 三年番茶

オーガニックスタジオ
さん主宰によるマクロビオティック・スイーツ付きの講座がありました。

三年番茶をすすりながら「カラダに優しい家づくり」をテーマに社長自らの体験談を交えたお話をひと通り伺って、マクロビオティック・スイーツを食べながら質疑応答をざっくばらんにしましょう、というくつろぎスタイルな講座です。

田中社長は、お子様がアトピー性皮膚炎に罹患した事をきっかけに住宅メーカーから独立し、独自の視点で健康住宅・自然素材の探求に取り組んでおられます。

実体験に加え、施主さんとのやりとりなど事例を通したお話ですから、切実なものを感じました。家が原因と言われている病気、シックハウスが発生した現代は、その人その人に見合った家づくりが必要になっているのですね。

傍らでお菓子のセッティングをしながら話を聞いていて、思いました。オーガニックスタジオさんの家づくりに対する思いは、十人十色その人に合ったものが必要だったり、自然を思いやり環境への負荷に配慮したりなど、私がマクロビオティック・メニューのプランニングをする時の思いと相通じるものがあるなぁ、と。Smile Food Cooking

米粉麵いろいろ

2009-06-25 | Smile Food
蒸し暑い夏を快適に乗り切るごはん

高きびのジャージャー米粉麵高きびのベジ・ジャージャー麺
雑穀の高キビを根菜と一緒に炊いて、黒豆味噌で調味したベジ・ジャージャー(炸醤)。麺に乗せればベジ・ジャージャー麺に。今回は、もっちもちの米粉の麺でいただきました♪このベジ・ジャージャー、お豆腐に乗せても美味しいし、ご飯に乗せても相性バッチリ!様々なメニューに展開出来る便利な一品です。

ちなみに本来は、肉味噌をジャージャー(炸醤)と呼ぶそうで、ジャージャー麺は中国北部の家庭料理の1つらしいです。

木の芽ソースの米粉サラスパ


珍味な美味しさ
春菊ってお鍋に入れるイメージから冬野菜と思っていたけど、初夏にも出回るのですね。今は、「春菊と南瓜とワカメとレモンと松の実とお味噌」の組み合わせにハマっています。珍味な気がするけれど、好きな味です♪
春菊と南瓜とワカメのレモン和え

木の芽ソースのサラダ・スパゲッティ
木の芽で作った香り高いジェノバソース。米粉麵と混ぜ合わせ、サラスパにしていただきました♪ 木の芽好きにはたまらないこの香り、癒しの一品です。

* * *

さてさて、マクロビオティックではメニューやレシピを組み立てる時に陰陽五行なる法則を使います。しかしながら、陰陽五行を使いこなすには深い理解と経験が必要なので、私は適度に意識するように心掛けている日々です。そんなことから、使う材料に違いはあるけれど、薬膳を参考にして、自分なりに考えたりもしています。

夏は、カラダを冷やすのではなくて、カラダの熱を発散させて冷えを得るのがポイント。それと同時に、冷え過ぎを予防するために辛味を加えてバランスを取ります。「カラダにため込んだ熱を取り除く」作用のある「苦味」の食材を使って、この季節に活発になる「心臓」がオーバーヒートしないように鎮めてあげましょう。
  • 苦味のある穀物:トウモロコシ、キヌア、アマランサス、高きび、ヒエ、など
  • 苦味のあるお野菜・野草:春菊、大根葉、パセリ、よもぎ、フキ、ゴボウ、ゴーヤなど

風鈴展 ~ もえぎ ~

2009-06-22 | Spice for life
益子に行く用事がてらもえぎさんに寄って来ました。

アトリエは風鈴展の期間中で、デザインされた形だったり個性的な短冊があしらってあったりする、普段見かけないような風鈴がたくさん吊るしてありました。

風が吹くと様々な音色があちらこちらから鳴り響いてきて、音が交差しているのが目に見えるかのよう。ちょっと異空間な感じで気持ちよかったです。

夜のいろ ~ 宮沢賢治の有機世界を求めて ~

2009-06-19 | Spice for life
キッチンカンナ・里芋の塩キャラメルアイスマクロビオティックレストラン・キッチンカンナさんの2階で開講している「みんなの有機農業公開講座」に行って来ました。話題を提供して下さるのは、野木で有機農業を営んでいる舘野廣幸さんです。

第15回目のテーマとなる童話は、「蛙のゴム靴」。カエルの合唱が聞こえて来る今の季節に合わせたのだそう。

物語の中に「桔梗色の暗闇」という1節があり、文字を追うのと同時に風景がじわ~っと浮かび上がって来て、その感覚がやけに懐かしく感じられました。

キッチンカンナ本日のランチ夜の色は濃い紺色と思ってきたけれど、桔梗色は正しくその通りだなぁと共感。賢治の豊かな想像力には毎度ながらハッとさせられます。

講座の後は、お楽しみのランチタイム
  • 黒米入り玄米ごはん
  • 味噌汁
  • ヒジキの五目煮
  • ジャガイモとカブの豆腐マヨネーズ和え
  • 春雨のサラダ
  • 昆布の佃煮、たくわん
  • 里芋の塩キャラメルアイス