オーガニックベースで開催の
アドバンスクッキングコース2回目へ。
陰陽五行や暦に則った
季節の台所を学ぶ全12回のコース。
奥津典子先生に教えていただきます。
5月のテーマは「初夏(晩春)」。
春の木のエネルギーから夏のエネルギーへと徐々に移り変わるこの時期、日本には梅雨があるため、土のエネルギーも大事。弱っていると、気圧が下がると体調を崩しやすい。
というような話を含めて、オススメの素材とメニュー例の講義を受け、その後は調理実習。
メニュー
- 全粒小麦と玄米ご飯とわかめふりかけ
- お水の国の生パスタスープ・初夏
- ひじきとおかひじきの甘酒梅酢
- 人参の菜種油グラッセ
- レモンと甘酒のレアチーズ風
「お水の国」とは日本のこと、反対の「油の国」はヨーロッパのこと。
参考レシピ
- レンズマメと麦の黒ゴマシチュー
- わかめ、豆腐オニオンディップ(芽ひじきと長ひじきの白和えについて)
- そら豆の葛練り
『身体が美味しいと感じるものが、負担になる欲求なのか本当に欲しいものなのか時々わからなくなるけれど、自然の恵みに感謝して、何かを創れる喜びを』という言葉に励まされる。
料理は人の選択の土台を作る。とか、マクロビオティックの標準食から外れた陰性な野菜は多めの塩でアク抜きをするか皮をむいた方がいい。とか、経験を重ねて来たからこそ見えてきたことや感じることを教えていただけるのが嬉しい。
机上だけだと一物全体の視点から「皮はむかずに、アクも一緒にいただく」ことを疑うことなく実践してしまうだろう。実際にそういう人もいるんじゃないかな。
豆腐を使ったスイーツを作る時の配慮も納得。MIXINGしたドロドロは身体に蓄積されやすいので、サラサラを目指した調理を。そこで、塩蒸しや水切りなどの下準備や何と組み合わせるのかが大事になってくる。
書くのはこのくらいにしておこう。