
オーガニックベースで開催の
「陰陽五行にそった基本のコース」へ。
季節を感じながら、マクロビオティックの軸でもある
お料理の基本を学ぶ全5回のコース。
アドバンスクッキングコースのメニューを厳選し
ひとつひとつを丁寧に作り上げていくらしい。
4月から始まった全12回の「アドバンスクッキングコース」が諸事情により3回で中止となった時に、代わりとなるこのコースについての説明会があった。典子先生に教えていただく機会を待つか、新しいコースを受講するかで悩んだ末、「マクロビオティックをしているけれども、自己流であったり、いまいち体感できない方にもお勧め」ということもあり受講することに。
講師は、オーガニックベースのアシスタントでもある磯 ふみさん、木村 陽子さん、大竹 理英さんの3人。典子先生からの教えをベースにしながらも、講師陣それぞれの経験を合わせて説明していただける。答えは1つじゃないんだなって思えて面白い。
第1回目となる今回は「玄米ご飯の復習、ごま塩の復習、ぶどうのみぞれ和え」をテーマに調理実習。
STAUB、マスタークック、ワンダーシェフの3種類のお鍋で玄米ご飯を炊き、食べ比べを。それぞれの個性が感じられて楽しかった。そして、STAUBが欲しくなる。瑞々しくふんわりと炊けていて、好みの味わいだった。
上にのせるコンディメントのバリエーションによって、味の表情が変わる楽しさも改めて感じることができた。続けるうちに当たり前になって、身につくどころか忘れ去られてしまうことがある。そういう落し物が多い私にとって、お料理教室は気づきの場。今回もたくさん見つかった感じです。
それしにしても、どうして?こうも忘れてしまうのだろう。
ごま塩の作り方は何度体験しても楽しい。
白、黒が基本だけど、金もある。
季節や体調に合わせて選び、塩との比率も考える。
「洗う」ひと手間が体への影響や仕上がりを左右するとか、ふっくらと炒るためには火の入れ方がポイントだとか、すり鉢でゴマをするときの擂り粉木棒の当て方だとか、ちょっとしたことの積み重ね。
それが理想への近道。