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ハイパー リバーサル宇宙 暗黒物質⑶

2023-11-06 09:58:34 | 理論物理学 素粒子


ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(ジェイムズ・ウェッブうちゅうぼうえんきょう、英語: James Webb Space Telescope、JWST)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が中心となって開発を行っている赤外線観測用宇宙望遠鏡である。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機であるが、計画は度々延期され、2021年12月25日に打ち上げられた[1][5]。
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 現代版天動説としてのビッグバンモデルには、過去の天動説と同様に矛盾が生じてきているようだ。過去の天動説には惑星の逆行があったが、大きな円周の「周転円」と、小さな円周の「搬送円」で説明できると主張していた。

 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、赤方偏移が12.6と13.2の銀河を確認した。この宇宙誕生初期の銀河には重元素が大量に形成されるよりも前の時代のものであるため、大部分が水素やヘリウムなどの軽元素からできている。

 通常の初期銀河の形成には、人為的な操作が必用であり、多くの条件を理想的に調整しなければ銀河が形成されることはない。

 赤方偏移が12.6と13.2の銀河の存在は、人為的調整の限界を超えた都合の悪い銀河と言える。これは、過去の天動説の惑星逆行と同じタイプの矛盾であると考えられる。

 初期宇宙に予想以上に多くの星が存在していたとしても、その予想を超えた星の誕生理由は説明できない。大部分が水素やヘリウムなどの軽元素からできている初期宇宙で大量の星が生まれたと考えることには無理がある。

   この問題の本質は暗黒物質にあると思う。

 銀河形成に都合のよい人為的な操作は既に限界に達している。このような操作はビッグバンモデルが生まれた時から行われており、当時はそれでも余裕があった。しかし、宇宙の加速膨張やインフレーション膨張等があることによって銀河形成は説明できない状態に達していたと考えられる。

 指数関数的に膨張するプラズマ状態のガスから星を作るには宇宙の膨張を急激に止める必要がある。しかし、止まるどころか宇宙はその後も加速膨張するのである。

 この様な宇宙の変則的な膨張を人為的に調整して、暗黒物質の量や偏りを理想的な状態にしなければ今の宇宙は説明できなかった。

 しかし、もう、その限界を超えてしまったのだ。

 人為的な調整は限界を超えて、説明不可能な事態になっている。赤方偏移が12.6と13.2の銀河はビッグバンモデルにとっては都合の悪い事実である。

 新しい地動説としての ハイパー リバーサル宇宙は、天も地も膨張するホログラフィック原理に基づいている。

 ハイパー リバーサル宇宙では、銀河形成の妨げになるような加速膨張は、見かけの膨張になっている。(天の地も同様に膨張しているのだから実質的には定常宇宙のように振る舞う)

 ハイパー リバーサル宇宙では、初期銀河形成の核となるコンパクトブラックホールが存在している。(ビッグバンモデルでは初期宇宙にブラックホールは存在しない)

 コンパクトブラックホールの存在は、今の暗黒物質として宇宙に偏在していると考えられる。