フランス・リールの日常 ~おいしいもの巡り~

こんにちは!あおいです。フランスでの留学中に体験したこと、思ったことを美味しい話題とともに書いていきます

大移動開始!トゥールーズ編

2018-06-15 20:40:00 | 日記
こんにちは!あおいです。
今日はついにお世話になったファームステイ先を出ます。

最寄り駅まではジュリアが送ってくれました。まだまだ手のかかる男の子たちの面倒を見ながらもていねいに仕事を教えてくれたり、たくさんおしゃべりしてくれたり、本当に楽しい時間を過ごせました。また会えたらいいなぁ(*^^*)
次のファームステイ先はニースですが、今日は電車でトゥールーズへ行き、そこで1泊してから明日ニースに向かいます。
が、ここでまた問題発生。電車が、来ない(`‐ω‐´)その理由は「運転手がいない」だそう。アホか(笑)そんな理由がまかり通るフランス、もう怒りというかあきれて笑っちゃいます(笑)でもここから電車に乗れないと次の駅での乗り継ぎに間に合わなくなるのであんまり笑い事じゃないけど、どうしようもないからとりあえず待つ。結局30分遅れで電車出発。もともとの乗り継ぎ時間が22分だったからもうさすがに行っちゃってるよなぁと思ったけど、乗り継ぎ駅に着いたらちょうど次の電車が来て飛び乗れた!こちらは15分遅れで発車。今回だけは遅れが吉になりました(笑)(*^^*)ε-(´∀`*)ホッ
もう一回乗り継ぎましたがこちらはちゃんと時間通りに発車&到着。トゥールーズには14時半くらいに着きました。


まずは荷物を置くために今日の宿へ。
トゥールーズにはメトロがあってチケットはこちらの券売機で買えます。1回券1.6€で1時間バスや電車などとの乗り換えも有効らしいです。日本の改札っぽくバーがあって券がないとメトロのホームには入れないからフランスにしてはシステムちゃんとしてるなぁと思いました。ただ今回ちゃんとチケット通したのにバーが回らなかったり、荷物多くて車椅子用の改札使ったら券が吸い込まれて返ってこなかったりなんか不備が多かったのでなんとも言えませんが(^^;)

ちなみに今回初めてAirbnbというアプリで宿を予約しました。日本でも何かと議論になっている民泊システムですね。今回のお宿は親切な女の人のお家でした。写真は撮ってないですがとっても居心地のよいすてきなお家でした。朝ごはんにパンケーキまで用意してくれて感激(*^^*)


メトロはリールみたいな無人運転です。


赤と黄色の2本しかないところもますますリールっぽい(*^^*)でもアナウンスがフランス語とスペイン語でかかりました。スペインとの国境が近いからかな?


午後4時頃トゥールーズ観光スタート!まず見つけたのはMonument des Combattants de la Haute-Garonneというどうやら第一次世界大戦の記念碑。


ドーン


アーチの下から。ここだけ見るとなんかパリっぽい雰囲気。


こちらはサン=テチエンヌ大聖堂です。



入った瞬間重厚なオルガンの音に包まれる。誰かが弾いてるんだとは思いますがそれらしき人の姿は見当たらず。パイプオルガンって本当に教会全体がひとつの楽器になってるんだなぁとしみじみ思います。



教会の左側。


正面。


パイプオルガンの写真の左奥にバラ窓があるのがわかりますか?このスペースは他の教会にはないこの大聖堂の特徴だなーと思います。この大聖堂空気もすっきりした感じで個人的には長居したくなる大聖堂でした。




トゥールーズは別名「バラ色の町」だそうです。トゥールーズの旧市街地の建物はガロンヌ川の粘土を焼いたレンガで建てられていて、これがそう呼ばれる由縁になっているそうです。確かに赤い壁の建物が多い!個人的にはおしゃれなお店も多くて「赤いパリ」だなぁという印象。


ここで旧市街地のすてきなお店をご紹介。Le Paradis Gourmetという食料品のお店です。


量り売りのスパイスがずらり!


缶詰やジャムなどお土産に最適なものがたくさん。



ここトゥールーズはスミレの町。スミレの砂糖菓子がお土産の定番です。このお店では他にもスミレフレーバーのジャム、蜂蜜、リキュール、塩、お茶などなど色々な食品がありました。


食べ物以外にも石けんや香水、キャンドルなど。試しに香水をシュッとしてみたらもろに浴びちゃっていい香りをガッツリ吸収しちゃいました(笑)


せっかくなのでスミレのお茶を買ってみました。エレガントな紫色のお茶が楽しめる予感(*^^*)そろそろ誰にどんなお土産買うかとか考えないとなぁ〜。


ちなみに近くのモノプリでもスミレのお菓子が売られていましたが意外にもこちらのほうが割高でした。


こちらがガロンヌ川です。反対側に見えてるのはおそらく国立博物館。


川沿いには公園などくつろげるスペースも。


こちらは川沿いのCure de Notre Dame de la Daurade。


残念ながら工事中(^^;)でも幕がちゃんとそれっぽくなってるのがすごいですね。本来は黒いマリア像がある教会らしいです。


こちらはジャコバン修道院です。1215年、カタリ派が勢力を強めていた頃、それに対抗するためにここに修道院を設立したよう。


この修道院はスペインバスク地方のサンティアゴ・コンポステーラまでの聖地巡礼の巡礼路に含まれているようです。


この大きな柱は7本あって、アーチ型の天井を支えています。後の時代のゴシック教会建築に先駆けた技法として注目されたそう。



教会のようにオルガンや像があるわけではなく、広々とした空間で少し椅子があるくらいでした。



ステンドグラスの色味が柱を挟んで赤と青に分かれています。どちらがお好みですか?(*^^*)
有料で入れる回廊は中世を感じられる空間らしいですがギリギリ閉まっちゃってました(^^;)



こちらはキャピトル広場というトゥールーズの中心にある広場です。


小さな市場みたいなのがありました。骨董品とか服系だったのでさらっと見る程度で。


こちらはサン・セルナン寺院です。セルナンは3世紀頃の聖職者の名前で、偶像崇拝を拒んだために民衆によって八つ裂きにされたと言われています。11世紀に初期キリスト教殉職者に捧げる聖堂を立てる機運が高まり、13世紀にこの寺院が建てられたそう。ロマネスク様式の寺院としては西ヨーロッパで最大規模らしいです。特徴的な八角形の塔は高さ65mです。


さすが最大規模、という感じの広々した空間。


正面はここが近づけるギリギリの距離。



側面と後ろ側。


見取り図がありました。この寺院には有料の地下礼拝堂があり、そこも見どころらしいです。今回はスルーしちゃいましたが(^^;)

今日も例によっていくつか教会巡りましたが、個人的には最初のサン=テチエンヌ大聖堂が一番のお気に入りです。



きっと同じような写真ばかり続いたので皆さん飽きた頃でしょう(^^;)(笑)そして私も歩き回って疲れたので最後は公園に行きます。


なんとこの公園の一角に


日本庭園なるものがあるんです(*^^*)


ほぉー


確かにこの感じだけみたら日本にしかいるみたい(*^^*)



家から見た風景。芝生がなんだかミスマッチ(笑)(*^^*)でものんびりするにはぴったり!って思って寝転がってたら怒られた(^^;)


ジャパーン。Googleマップの評価で、日本が恋しくなったら行くって書いてありました(*^^*)

以上トゥールーズ観光でした。見どころだけピックアップして3時間弱でざーっと回れましたが、のんびりお土産見たり、川沿い歩いたりしたかったらお昼くらいから回った方がいいなぁと思いました。トゥールーズも大学がいくつもある学園都市らしいです。でもなんか雰囲気がリールとは違うなぁと思いました。うまく言えないけど。なんか落ち着かない感じ?たぶん、自分が知っている場所とそうでない場所では気の張り具合とかも違うからそういうことかな。でもトゥールーズも住みやすそうな都市です。
さて、明日はいよいよニースへ向かいます!