今日は9月に行く欧州旅行中の列車の予約の為に天竜寺の開山堂を訪ねました。
開山堂の管理をされている釈雄峰さんはアメリカ人、本当のお名前はトーマス・カーシュナーさん。「禅僧になったアメリカ人」(禅文化研究所)で有名ですね。私は様々な時に彼に助けてもらいます。いつもはひどい肩こりの時です。神の手とは言い過ぎ?でも私にとっては神の手です。風邪を治してもらったり、極度の肩こりも治してもらいました。
今回も自分でお手上げ状態になり英語の上手な(?)彼を訪ねました。
朝訪ねるとすぐに案内してくれたのが、土用干し最中の梅干しです。もう15年も梅干し作りをしているんですって!私が今まで食べた梅干し(一般的なもの)の中でトーマスさんの梅干しが一番美味しいんです。もう何年も前から我家の梅干しは彼のものです。写真の5枚のざるも年期が入っていますね。太陽の動きに合わせてざるの位置を交換、手際がいいです。ちょっとつまみ食いをしましたが、このままでも美味しかったです。今日が土用干しの最終日の様でした。
チケットの申込を助けてもらう為に伺ったのですが、こうやって何気なくご自分の生活を案内してくれる。アメリカ人なのに昔の日本人の生活をみるようです。不思議な感じです。家に入ってからも、収穫した野菜を味見させてくれる。鬼の金棒みたいな胡瓜、美味しかったです。ちゃっかり頂いて帰ってきました。他にも色々ね。
そう、肝心のタリス特急の申込も、ボソボソと英文を読みながら、これ! これ! 名前は? と1つ1つ私に聞きながら全部入力して、決済のカード番号も入れ、「さぁ、良いですか?決定しますよ!」ドキドキ、「お願いします。」
無事に私のメールアドレスにタリスからメールでチケットが送られてきていました。「ありがとう!!」これでストレスの120%が取れました。
何はさておき、彼はいつも言葉が優しいんです。何かを頼むといつも「いいですよ。」と気持ちよく引き受けてくれる。
いつもありがとうトーマスさん!!