京都 iroiro

気ままな主婦のiroiroな日常

投資詐欺

2014-02-21 | 気ままに

「○○様のお宅ですか?」

「奥様ですか?」

「私、野村アセットマネジメント○○と申します。」

あの何とも言えない抑揚でまくしたてる声、フムフムこれは詐欺とすぐに分かります。関西に住む私にはあの抑揚が何とも言えず安っぽく、虫酸が走るくらい気持ちの悪いものです。

なのにこの電話に騙されて、昨日も西京区で3330万円も騙しとられた70歳女性の記事が載っていました。120%信じられません。声を聴いただけで、「私は詐欺ですよ」と言っているくらい分かりやすいものです。お金持ちの方って言うのはやはりい限りなく財産を増やし続けたい気持ちが強いのでしょうか?私にだけ増やすチャンスがやって来たとでも思うのでしょうか?危ない危ない。

出町柳にあるお寺の今月のことば。

「欲深き人の心と降る雪は積るにつけて 道を忘るル」と。

どうか皆様お気をつけ下さいまし、雪と詐欺。


90歳の短歌集「瓦の花」高藤町子

2014-02-17 | 気ままに

私の大好きな夫方の遠縁のおばが先日短歌集を出版しました。表紙の絵は2年前に亡くなったご主人の画家「高藤義雄」の描いたものです。この短歌衆のタイトルはそれから取ったもの、気持ちが1つになってますね。

主人曰く「おばちゃん達は一級の人間だよ!!」

全くぶれない心を持ち、人に感謝の気持ちを忘れず心やさしく暖かく、それなのに結構辛辣で、社会にももの言う強い心の持ち主です。怒濤の人生をくぐり抜け、最後のステージで今おばは花開いてます。人生のゴールドメダリストかな? 天国でおじちゃんも関心してるよ。「かあさんがんばるねぇ」なんてね。

「瓦の花」最初のページ「初詣」から一首

「初詣さきわひ匂ふおみくじを樟の大樹に夫と結びぬ」 高藤町子

この歌集は一人息子さんが卒寿記念に出版されたものです。