受け取りの証明としてこのぼくに君のボインを捺してください

先日、知人に頼まれて
ちょっとしたバイトをしました。
バイト代を受け取る際は、
やはり領収証へ捺す印鑑が必要。
私はちゃんと持参しましたが、
中には忘れちゃった人もいたので、
母印を捺してバイト代をもらってました。

しかし、なぜ印鑑による本人証明が、
日本ではこんなに重視されるんでしょうか？
役所や銀行なんかは特にこだわりすぎ！
捺し方にミスがあれば一からやり直しだよ。
印鑑を買う時に証明書は必要ないんだから、
簡単に別人に成りすませちゃうでしょうよ。
ポンと捺すだけならアホでもできるし。

アメリカじゃ直筆のサインが一般的。
こっちの方がクセを判別しやすいので、
本人を特定できる可能性は高そうです。
また、偽造しやすい押印よりは、
生身の母印の方が信憑性を感じます。
昔の人たちは血判を捺して、
誓いの気持ちを示したワケですから。

シャチハタみたいな安価な印鑑が普及したり、
高級材料である象牙が入手困難になったりと、
町のハンコ屋さんの経営が厳しいのはわかります。
そこは一つ、奇抜なアイデアで、
苦境を打開していただきたいですね。
キャンディーの素材で印鑑を作って、
《ペロペロペッタン》という名前で売り出すとか。




押すなよ！絶対に押すなよ！←上島竜平の体で