チョキで殴るぞ!

自分のことは棚に上げ、他人には一言つっこまずにはいられない、 わがまま“びっきい”によるツッコミ短歌ブログです。

Wカップはドイツだ? ついに終幕!

2006-07-10 05:59:49 | Wカップはドイツだ?
Wカップはドイツだ? その14
昨夜、ベルリンにある
オリンピアシュタディオンで、
ワールドカップの決勝戦が行われました。
イタリア対フランス。
どちらも堅守を誇るチームだけに、
ファイナルにふさわしい熱戦でしたね。

さて、約1か月に渡って挑んできた
私のWカップの闘いもいよいよ大詰めです。
今日、このチャンスを逃しては、
私はもうWカップを手にすることができません。

熱戦の終了後、
半ばあきらめてスタジアムを出たその時! 
とうとう発見しました!
胸元にスイカを二つくっつけたような女性を。
これぞ夢にまで見たWカップなのか?
カモラネージのユニフォームを着てるので、
おそらくイタリアサポーターなのでしょう。

彼女の名はフランチェスカ・パスクィーニ(25)。
ナポリで手作りミートソース販売店を
経営する若き女性オーナーです。
麗しい顔貌のフランチェスカさんは、
充血した目で凝視する私に気づき、
揺れるボインを押さえつつ、
つかつかと歩み寄ってきました。

それだけではありません。
さらに彼女は自慢のスイカを突き出して、
「さわってみる?」と言ってくれたのです。
私はあふれる鼻血を拭いもせず、
指先でツンツンとつついてみました。
…ん? か、堅い。
鋼鉄のブラジャーでもしているのか?

すると、フランチェスカさんは
とまどう私の表情を見て大笑いしながら、
青いユニフォームをたくし上げました。
ポンッポンッと音を立てて転げ落ちたのは、
モルテン製のサッカーボール2個。
…完全にだまされました。
したり顔の彼女は、周囲の人々とハイタッチです。

悔しい…だけど、なんなのでしょう? 
この爽快な気分は。
1か月にも及ぶ長き闘いを終えた達成感なのか?
この日を迎えるためだけに、
私はドイツへ来たと言っても過言ではありません。 

しかしながら、当初の目標であった
Wカップのおっぱいに
遭遇できなかったことは非常に残念。
期待されていたみなさまにも
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そこで、おわびとしまして、
コチラを用意してみました。

私は一睡もせずに、
これから日本へ帰ります。
たくさんの応援と非難、
どうもありがとうございました!