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雀庵の「大戦序章/28)本性を現した偽装リベラル=売国奴」

2022-04-16 12:54:38 | 日記
雀庵の「大戦序章/28)本性を現した偽装リベラル=売国奴」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/460 2022/4/16/土】航空自衛隊出身の先輩Nさんから「ウクライナの危機は明日の日台」(2022/4/13)の感想が届いた。曰く『基本的に人は「損得」、国は「欲徳」を一義とするを旨とし、愛だの平和だのは間奏にすぎない』。


ネットで調べると「損得勘定」とは「自分にとって得か損かという点を打算的に判断すること」「損得勘定で動く人とは、自分にとっての利害を基準に物事を考える人」のこと。「損得勘定が強いと出世欲が強いと思われたり、人のことを心から信用していないと思われてしまう。目先の利益ばかりにとらわれてしまい、だんだん視野が狭くなっていく」とも。


「欲徳」については、見返りを求める「善い行い」は「欲」の段階、見返りを求めない「良い行い」は「徳」の段階とある。


いずれにしても損得勘定が過ぎると、「明日の百より今日の五十、当てにならないものに期待するより、たとえ少なくても確実なものの方が良い」という、現実主義、事なかれ主義、「石橋を叩いて渡る堅実主義」のようだ。しかし「慎重」なのは結構だとしても、下手をすると「石橋を叩き過ぎて壊してしまう」生き方にならないか?


「そこそこでいい、可もなく不可もない、穏やかな、時々面白い人生で満足」という生き方がある一方で、「リスクはあってもチャレンジする、挑戦する」生き方もある。人それぞれだろうが、小生は挑戦者でありたい。結果的には無謀とか軽薄、身の程知らずで終わるかもしれないが、そういう突破モンが歴史を創ってきたのではないか。


明治元年生まれの石光真清はロシア帝国の南下を阻止するために命懸けで、しかも自弁で諜報活動にあたった。冒険であり愚直であり凄惨でもある。しかし感動的である。その「やむにやまれぬ大和魂」を櫻井よしこ先生も高く評価している。


<真清自身の生活を描いた『石光真清の手記』(四部作)もぜひ読んでほしい。彼は、陸軍で出世が約束されていたにもかかわらず、そのコースから自ら降りて、明治、大正期を、シベリアと満州での諜報活動に身を投じた。


彼を駆り立てたのは、日清戦争後、日本に対して行なわれたロシア、フランス、ドイツによる三国干渉だった。ロシアの脅威に対して準備不足の日本の実情を懸念し、将来、必ずロシアと対峙しなければならないときが来る、その来るべき国家の危機に備えるのだという気概が彼を支えた。


大国、ロシアの前で、開国から二十数年しかたっていない小国日本の不安と、その不安や脅威に果敢に立ち向かっていく無私の日本人の生き方が、この四部作から見えてくる>(週刊ダイヤモンド2008/9年1月3日新年合併号)


Nさんは“反戦自衛官”小西誠と佐渡分屯(レーダー)基地で一緒だったという。


<小西 誠(1949年3月5日 - )は、日本の実業家。社会批評社社長。元航空自衛官・ジャーナリスト・軍事評論家。宮崎県串間市出身。著作に「反戦自衛官」など。


中学卒業後、航空自衛隊生徒隊に入隊し、修了後は佐渡分屯基地に配属される。在隊中に法政大学法学部通信課程に通い、当時の全共闘と交流する。学生運動とは意見を異にしていたが、その「自己否定」などの思想的影響は受ける。この影響のなかで、自ら自衛隊内での「民主化」などの行動を決意する。


70年安保闘争を前にして、自衛隊の治安出動訓練が開始されるが、同訓練開始に反対して、佐渡分屯基地内に大量の反戦ビラを張り出すと共に、1969年10月、全隊員の前で治安出動訓練の反対を表明するとともに同訓練を拒否し、逮捕される。


この裁判の間、そしてそれ以後も小西は、自衛隊隊内で自衛隊員を組織化する運動を続け、1981年には市ヶ谷兵士委員会を立ち上げるなど、自衛隊内の「民主化」などの運動を行っている。


また、小西は軍事評論家としても様々な執筆・評論をおこなっているが、1990年から出版社(社会批評社)を立ち上げ、軍事問題、日本新左翼運動における「内ゲバ」の犯罪性を厳しく批判し、内ゲバを大衆運動の場から一掃することを中心とする出版活動をおこなっている。2002年に中核派機関紙「前進」は、小西の活動を「反革命」と規定し「粉砕」「打倒」を呼びかけた。


最近の小西は平和問題にも力を入れ、『日米安保再編と沖縄―最新沖縄・安保・自衛隊情報』(2010年)の執筆など、アジア・太平洋戦争の戦跡の調査にも力を入れている。また、政府による沖縄・南西諸島の要塞化計画にも言及しており、「マスコミは全滅でこの問題を一切報道しない」「平和運動関係者の関心も低い」と批判している>


1970~71年頃に中核派など新左翼の集会で小西を見たことがあるが、小生のような中流階級の単純脳細胞吶喊小僧が多い中核派の牙城=法政大学に学んだ、というのがそもそもボタンの掛け違いだったのではないか。法政は大内兵衛が総長を務め、向坂逸郎らの影響も大きかったから、まるでアカ養成大学。そんな法政に自衛隊員を送り込んだのが間違いだった。


まあ、人生いろいろ。我が身を振り返れば、自分で選んだ道と思っていても、時代の潮流に流され、今も流されているのかも知れない。世界はどこへ向かっているのだろう。


(承前)文藝春秋digital 2022/4/8「エマニュエル・トッド氏 ロシア侵攻後、世界初のインタビュー 緊急特集ウクライナ戦争と核」の続き。


<【戦争の責任は米国とNATOにある】英仏独など西欧でいま顕著なのは、「地政学的・戦略的思考」が姿を消して、皆が感情に流されていることです。それに対して、米国には議論があります。この戦争が「地政学的・戦略的視点」からも論じられているのです。


その代表格が、元米空軍軍人で、現在、シカゴ大学教授の国際政治学者ジョン・ミアシャイマーです。感情に流されず「リアル・ポリティクスの観点から、戦争の要因を考えなければならない」と問題提起をしています。「いま起きている戦争の責任は誰にあるのか? 米国とNATOにある」と、多くの人に視聴された短い動画で、勇敢にもそう断言しています。


私も彼と同じ考えで、欧州を“戦場”にした米国に怒りを覚えています。西側メディアでは、日々こう語られています。


「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている。ウクライナで終わりではない。その後は、ポーランドやバルト三国に侵攻する。ゆえにウクライナ問題でプーチンと交渉し、妥協することは、宥和的態度で結局ヒトラーの暴走を許した1938年のミュンヘン会談の二の舞になる」


これに対し、ミアシャイマーは、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だとしています。


【NATOの“事実上”の加盟国】ウクライナは正式にはNATOに加盟していません。しかし、ロシアの侵攻が始まる前の段階で、ウクライナは「NATOの“事実上”の加盟国」になっていた、とミアシャイマーは指摘しています。米英が、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、ウクライナを「武装化」していたからです。現在、ロシア軍の攻勢を止めるほどの力を見せているのは、米英によって効果的に増強されていたからです。ウクライナ軍の予想を上回る抵抗力は、米英の軍事支援の成果なのです。


ロシアが看過できなかったのは、この「武装化」がクリミアとドンバス地方(親露派が実効支配するウクライナ東部)の奪還を目指すものだったからです。「我々はスターリンの誤りを繰り返してはいけない。手遅れになる前に行動しなければならない」とプーチンは注目すべき発言をしていました。


つまり、軍事上、今回のロシアの侵攻の目的は、何よりも日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れになる前に破壊することにあったわけです。


こうした状況で、ウクライナ側の軍事的抵抗を西側の人間は喜んではいられない、とミアシャイマーは指摘しています。ウクライナ軍が強く抵抗するほど、ロシア軍はより攻撃的になるだけだからです。ウクライナ軍が軍事的に成功すればするほど、ロシア軍はより強い武器を用いることになり、戦闘はいっそう激化していきます。


マリウポリの街が“見せしめ”のように攻撃されているのには理由があります。アゾフ海に面した戦略的要衝というだけでなく、ネオナチの極右勢力「アゾフ大隊」の発祥地だからです。プーチンの言う「非ナチ化」は、このアゾフ大隊を叩き潰すという意味です。


ミアシャイマーの指摘でもう一つ重要なのは、ウクライナの加盟でNATOが国境にまで迫ること自体が、ロシアにとって存亡に関わる「死活問題」だ、ということです。ここから彼は、ロシアは米国やNATOよりも決然たる態度でこの戦争に臨み、いかなる犠牲を払ってでも勝つだろう、と結論するのですが、この点は間違っていると思います。というのも、このウクライナ問題は、米国にとっても「死活問題」になりつつあるからです。


ロシアの侵攻は、米国主導の国際秩序を揺るがしつつあります。これに衝撃を受けた米国は、直接的な軍事介入以外のあらゆる手段を用いて、ロシアの侵攻を止めようとしています。もしこれで米国がロシアの勝利を阻止できなかったら、米国の威信が傷つくでしょう。米国は、軍事と金融の覇権を握るなかで、実物経済の面では、世界各地からの供給に全面的に依存する国ですが、このシステム全体が崩壊する恐れが出てきます。


ウクライナ問題は、米国にとっても、それほどの「死活問題」なのです。ここが、ミアシャイマーの見誤った点です・・・>


事大主義、長い物には巻かれよ、戦争は止めよ、プーチン・ロシアは止むに止まれぬ危機感から開戦した、西側はプーチンを脅すような軍事力を持ってはいけない、プーチンに従え・・・リベラル≒アカモドキどころではなくアカそのものの思考だ。アカは「リベラル」という曖昧なコートを着て善男善女を騙してきたが、遂に本性を現した。


自由民主人権法治か、それとも共産主義独裁か。国民による、国民のための、国民の政治体制か、それとも独裁者による、独裁者のための、独裁者の政治体制か。どちらを選ぶのか。露中は牙を剥いて世界制覇を目指している、その手先の偽装リベラル=アカも牙を剥き出し始めている。


文藝春秋はアカに乗っ取られて小生の愛読していた月刊誌「諸君!」を廃刊した出版社である。それだけでも“ご都合主義者”トッドと文春の怪しさを感じる。文春より遥かにマシなデイリー新潮2022/4/14「プーチン侵攻の背景に『大ロシア再興』という妄想 側近は愛国的な歴史修正主義者」から。


<暴走を続けるプーチンは一体何を考えているのか。ロシアの外交・安全保障戦略に詳しい笹川平和財団主任研究員の畔蒜泰助(あびるたいすけ)氏に、プーチンの思想的背景について解説してもらった――


プーチンとは何者なのかを考えるにあたって、彼を複数の「ペルソナ(人格)」で捉えるやり方があります。私が監訳した『プーチンの世界 「皇帝」になった工作員』(新潮社)は、まさにそうした方法で彼を分析しているのですが、今一番注目すべきは、「歴史家」の顔です。そもそも、彼は2000年代から徐々に“過去のロシア”との結びつきを強めてきました。


象徴的なエピソードを一つ話すと、初代ロシア皇帝であるピョートル大帝をはじめ、歴代皇帝の胸像や肖像画を大統領執務室の控えの間に飾り出したのです。南下政策を推進し、ウクライナの大部分を併合したエカテリーナ2世の銅像も、そうしたコレクションのうちの一つに含まれています。また、ソ連時代は野ざらしだったロシア正教の教会も急速に修復、再建されるようになりました。


【プーチンが歴史に傾倒するようになったきっかけ】もっとも近年、大統領が表舞台で「歴史」により深く傾注するようになったのは、欧州議会が19年9月にある決議を可決したことが大きなきっかけです。


それによって、欧州は第2次世界大戦の起点を1939年9月のナチス・ドイツによる「ポーランド侵攻」ではなく、その前月に締結された「独ソ不可侵条約」だと解釈を変えたのです。この決議によって、「ソ連は約2700万人もの犠牲を払ってナチス・ドイツを打倒し、欧州を救った」という歴史観が真っ向から否定されたわけです。


無論、プーチンはこの歴史認識の変更に強く反発しました。彼は2020年6月、アメリカの政治外交誌に「第2次世界大戦75年の本当の教訓」と題して、署名論文を掲載し、欧州議会の決議に正面切って異議を唱えたのです。


さらに、昨年7月には大戦中のソ連とナチス・ドイツを同一視することを禁じる法律も発効。その同じ月には「ロシア人とウクライナ人との歴史的な一体性」なる論文も発表しています。


【歴史観を支える側近】そうした歴史観を支えている側近の一人が、ウラジーミル・メディンスキーです。この人物は、プーチンが大統領に復帰した12年5月から文化大臣の座を占め、現在は大統領補佐官の任にあります。ウクライナ出身の歴史学者で作家という横顔も持っています。


過去の著作では北方四島の占領を正当化する主張も行っており、愛国的な歴史修正主義のイデオローグ(理論的指導者)です。「歴史啓蒙に関する省庁間委員会」のトップでもあります。


見逃せないのは、メディンスキーが、停戦交渉の代表を務めていることです。どれだけプーチンが今回の件で歴史問題を重視しているかが分かるでしょう。大統領にとって、今回の侵攻は単なる戦争ではありません。“歴史戦”“思想戦”でもあるのです。もはや、ロシア経済を立て直した「自由経済主義者」という在りし日の面持ちは、影も形もないと言わざるをえないでしょう。


【「ロシアの歴史を共有する地域はロシア」という極論】むしろ、今日のプーチンの言動を理解するためには「ルースキー・ミール(ロシアの世界)」という独特の概念を知る必要があると、私は考えています。ロシア語を話す人々はロシア国内にとどまらず、彼らとのネットワークを重視し、必要があれば守らなければならないという世界観です。


彼と側近らはこの考えをさらに発展させ、最近ではロシア語の話者だけではなく、たんに大ロシアの歴史を共有する人間が暮らす地域までもが“ロシア”に含まれると主張しています。


プーチン大統領が戦争を始めるにあたって「ルースキー・ミール」という世界観が念頭にあったのは間違いないでしょう。それは、彼が東部ドンバス地方(ドネツク州、ルハンシク州)の支配にもこだわっている点からも明らかです。そこはかつて、帝政ロシアが治めていた地域ですから。


大統領の行動は今後も第2次世界大戦と「ルースキー・ミール」という歴史観に縛られるでしょう。その意味では、毎年5月9日に軍事パレードが行われる対独戦勝記念日は重要な意味を持ってきます。この日までにドンバス地方に占領地域を広げ、勝利宣言を狙う。逆に戦況が思う通りに進まない場合、その日に間に合わせるために、化学兵器が使用されるシナリオも排除するべきではないでしょう>(「週刊新潮」2022年4月14日号掲載)


世界はアカかシロか、天下割れ目の関ケ原熱戦になってきた。同志諸君、まずは我らが日本の内なる敵、偽装リベラル=アカを叩くべし。但し、文革じゃないのだから「言論戦」「選挙戦」「不買運動(これは効く)」などで潰すべし。アカはそのうち暴力を発動するから“自衛”で迎撃しよう、3倍返しとか。中核派の元幹部によると四肢を砕くのが正道、頭を砕くのは邪道。練習しておいた方がよさそうだ。
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目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
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