NHKニュース

２号機 原子炉建屋内に作業員
東京電力福島第一原子力発電所では、原子炉の安定的な冷却に向けた作業を進めるため、１８日、２号機の原子炉建屋に、爆発が起きて以来初めて作業員が入り、建屋の中の放射線の量などを調べました。

漁業被害 東電に損害賠償請求
茨城県沖で漁をする漁協でつくる組合は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響でコウナゴから国の基準を超える放射性物質が検出されて、一時、すべての漁を見合わせるなど漁業被害を受けたとして、１８日、東京電力に４億円余りの損害賠償を請求しました。原発事故に伴う漁業被害の賠償請求は全国で初めてです。

“会期延長 判断は時期尚早”
枝野官房長官は、午前の記者会見で、民主党や自民党の議員などから、今の国会の会期を延長すべきだという意見が出ていることについて、現時点で、延長の必要性を判断するのは時期尚早だという認識を示しました。

元室長 借金抱え賄賂を要求か
独立行政法人、住宅金融支援機構の住宅ローンの取り扱い業務を巡る汚職事件で、逮捕された機構の元室長は当時、およそ１０００万円に上る借金を抱え、みずから賄賂を要求していた疑いがあることが分かり、警視庁は１８日、機構の本店を捜索し、癒着の実態解明を進めています。

福島 高校校庭で放射線量調査
福島県は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて行われた先月の放射線量の調査で、比較的値が高かった県北部と中部の高校などを対象に、改めて校庭の調査を始めました。

陸前高田 仮設の架橋工事進む
津波で国道の橋が流された岩手県陸前高田市で、仮設の橋を架ける工事が進められています。国土交通省は、この仮設の橋を遅くとも９月までには完成させる計画です。

“ＩＭＦ 支障出ない体制を”
アメリカのガイトナー財務長官は１７日、ホテルの従業員の女性を乱暴しようとした疑いで逮捕されたＩＭＦ＝国際通貨基金のストロスカーン専務理事について、「職務を遂行できる立場にないことは明らかだ」と述べて、ＩＭＦの業務に支障が出ないような体制を敷くことが重要だという考えを示しました。


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NHKニュース

飯舘村 企業活動の継続一部認める
全域が計画的避難区域になった福島県飯舘村にあり、比較的放射線量の低い場所にある一部の会社などでは、今月下旬をめどとした避難の期限以降も、この区域に入って事業を続けることが特別に認められました。

がれき仮置き場 住民健康影響なし
原発事故の影響で、放射性物質が付着したおそれがあるがれきについて、環境省が、福島県内の警戒区域と計画的避難区域を除く地域にある仮置き場で周辺の放射線量を調べたところ、いずれも周辺住民の健康に影響がないレベルであることが分かり、環境省は、こうした地点でのがれきの処理方法の検討を急ぐことにしています。

防衛相 期限内移設完了は困難
北澤防衛大臣は、参議院外交防衛委員会で、沖縄県のアメリカ軍普天間基地を３年後の平成２６年までに名護市辺野古に移設するとした日米合意について、期限内に移設を完了させるのは難しいという認識を示しました。

米住宅着工件数 １０．６％減少
アメリカの先月の住宅着工件数は前の月に比べて１０．６％減ったほか、住宅市場の先行きを占うとされる住宅建設の許可の件数も再び減少に転じました。住宅価格が引き続き下落傾向にあることや、住宅在庫が市場にかなり残っていることなどから、新規の着工を手控える動きもあるのではないかとみられています。

やり直し裁判 重要証拠を紛失
９年前、大阪で起きた母子殺害事件の裁判で、事件には関わっていないとする被告の主張を検証するうえで、重要な証拠とみられるたばこの吸い殻を警察が紛失していたことが分かりました。この裁判では、去年、最高裁判所が、１審と２審の有罪判決を取り消しており、証拠の紛失は、やり直しの裁判に影響が出るとみられます。

英女王がアイルランド訪問
イギリスのエリザベス女王が、隣国のアイルランドを、イギリスの君主として１００年ぶりに訪れ、かつて紛争が絶えなかった両国の関係改善がさらに進むきっかけとなるか注目を集めています。

プロ野球交流戦 １７日の結果
プロ野球は１７日から交流戦が始まり、両リーグの首位同士の対戦は、ヤクルトが日本ハムに勝って４連勝です。▽日本ハム０－２ヤクルト▽ソフトバンク４－４広島（引き分け・延長１１回）▽ロッテ５－６中日▽楽天３－４巨人▽西武４－１横浜▽オリックス４－５阪神


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