どこかへ行ったことの記録。

70s生まれ、船橋在住。海外出張や海外旅行を中心に、どこかへ行ったことの記録の備忘録。

2024 鹿児島離島旅 2日目

2024-09-01 15:09:00 | 国内旅行
2024年8月1日(木)

縄文杉ツアーへ出発
縄文杉へ行くためには、路線バスで屋久杉自然館まで行き、そこから登山バスに乗り換え、荒川登山口まで行く。滞在している安房からはおよそ40-50分ほどかかる。ところが今回ガイドをお願いした屋久島ガイドクラブは専用チャーターバスで直接荒川登山口まで行ってくれる。
各所に滞在しているツアー参加者をピックアップして、ガイドとともに荒川登山口へ向かった。自分の集合はメイン通り沿いのモスバーガー前4:32。少し遅れたがちゃんと拾ってくれた。まだ真っ暗だが、水明荘からモスバーガーまで向かう道で夜空を見上げたらビックリするほどの満天の星空だった。
5時半前に荒川登山口に到着。ここで今日一日ガイドをしてくれる方とツアーメンバーと挨拶。自分含め6人のツアーメンバーにガイド。メンバーは中年夫婦2組と40代男性、そして自分というシニアグループだ。
まずは腹ごしらえ。民宿でお願いした朝ごはんの弁当を食べてトイレを済ませて、6時前に登山口を出発。
この頃には日が登り始め周囲は十分明るくなってきた。

朝の弁当

荒川登山口の様子

トレッキングスタート
縄文杉トレッキングは往復10時間の長い道のり。その半分はトロッコ道を延々と歩いていく。かつて屋久杉を切り出すために引かれたトロッコの道だ。いまでは屋久杉を運ぶことはあまりないようだが、トイレ等のゴミ回収などでいまも現役らしい。
林芙美子の小説『浮雲』で描かれてもおり、これかぁという感じ。
序盤は割と歩きやすく軽快森の中を行く。少しずつではあるが迫力のある杉も。
1時間ほど歩いたところで、かつての小杉谷に到着。ここは1970年まで集落があったところで小学校跡や休憩所がある。
さらに進んでいくと、三代杉、仁王杉といよいよホンモノの屋久杉が現れてくる。圧巻だ。そして荒川登山口から2時間半ほどでトロッコの終点・大株歩道入口に到着。縄文杉まで最後のトイレ休憩だ。


屋久島観光ガイドより抜粋




トロッコ道の入口





旧小杉谷集落と小学校跡









だんだんと雰囲気が高まる。





大株歩道入口

いざ縄文杉へ。
ここからは本格的な登山。
30ほど歩いて、映えスポットであるウィルソン株到着。写真撮影で混んでいたので帰路にゆっくりしましょう、となり先へ進む。







大王杉手前で昼食。10:30くらいだったと思う。ここで背負ってきたリュックを置いて、身軽になって登って行く。














縄文杉。そして下山。

大王杉から約40分、ついに縄文杉に到着。縄文杉は近くに寄ることはできない。デッキから見学。でかい。
写真を撮った後、しばし休憩。
11:45ころ下山開始。







快晴。屋久島の山々がきれいに見えた。

ウィルソン株。帰路に株のなかに入って撮影。



トロッコ道に戻ってからが長かった。ひたすら平坦な道を黙々と進んでいく感じだ。
幸い天候に恵まれた。一月に35日雨が降る、と言われる屋久島で終日雨に降られることはなかった。割と早めに歩けたようで、4時過ぎに荒川登山口に戻ることができた。
達成感は半端なかった。ずっと行きたい・見たいところだった。来て良かった。

屋久鹿を食す。

夕食は焼肉。屋久鹿を食べれるということで、焼肉れんが屋さんへ。
登山後の焼肉は最高。

店内の様子。


40000歩も歩いていた。

縄文杉トレッキングは単独でも行けるが、やはりガイドがいたほうが安心だし、道中いろいろな話しが聞けたのは良かった。
また、水場が多くペットボトル500ml2本もあれば十分だ。
充実の時間だった。