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アンドレ稽古場日記

AND ENDLESS稽古場日記

加藤靖久/シカネーダー

2007-09-11 | 子どものナイフ
今回のキャスト挨拶のラストに
サリエリが遺した言葉を紹介しました。

【音楽! 自然の神々しき模倣よ!
 おまえと過ごした幸福な時へ、
 私はどれほど感謝すれば良いのだろう!】

公演が終了した今、
改めて読み返してみるとね、
大仰で、模範的で、でも凄ぇ胡散臭くて、
何やかんや言ってもただの小心者だろ?の印象が強くて、
だけどちょっぴり繊細な面も感じてしまうという
サリエリの愛すべき人物像が見事に表れてるなぁと。

でね、
やっぱ公演後のご挨拶には
彼の言葉を載せとかないとイカンなと思ったわけです。

【尊貴な学位も想像力も、その両方を足したものも、
 天才の誕生には至らない。
 愛、愛、愛。それこそが天才の神髄なんだ。】

ですって。
これもちょっと「ほほ~ん」となりません??
ぽいっすよね、この言葉も。

諒太のエッセイ覚えてますかね?
かの天才を演じた西田大輔の頭の中は
純度100%の“愛”で満ち満ちているのですよ!!

実際はどうなんだろ?
と思って『モーツァルト』で調べてみました。
(ま、全っ然本名ではないですが。)

かの天才の頭の中は100%“休”で占められていました。
・・・うん、アナタ結構頑張ってたもんな。

そして彼はこんな言葉も遺しています。

【結婚したらいろいろ分かってきますよ。
 いままでは半分謎だったことが。】

休め休め!!
思う存分休んだらイイじゃない!!!


劇場に足を運んで下さった皆様、
劇場に来れずとも応援して下さった皆様、
そして『子どものナイフ』に携わった全ての関係者に
心より厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました!!!

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