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アンドレ稽古場日記

AND ENDLESS稽古場日記

5月22日徳秀樹

2007-05-23 | ONLY SILVER FISH
徳でございます!本日、オンリーシルバーフィッシュの最終日。まだ1ステージありますが、今回の約2週間の公演、またまた濃い期間でございました!「舞台」というものに魅せられ、携わるようになって、約15年。今まで数多くの舞台を踏みました。いつも思うことですが、毎回、新しく出会い、同じ時間を共に真剣に生き、そして公演が終わると、またそれぞれの場所に帰っていく。本当にその繰り返しだなぁと。割りきらないとやりきれない感じもします。良い意味でね!寂しいと思うことは毎回ありながらも、そこに生きているからこそ、切り替えなくては生きていけないと、毎度のこと思いますね!じゃないとこの世界じゃお仕事できないですもん!永くお付き合いさせて頂ける環境はありますが、常に「一期一会」だなぁと思うことがよくあります。

そして今回の公演もあとワンステージで終わります。真剣な時間を共有した大事な仲間の新たな部分も発見しました。そして、知ったからこその愛しさ、ありますねぇ。けど、また「場所」に帰っていく。また次に会う時には新しいアイテムを持参して会えたらいいな!
改めてそう思った1日でした!

5/21 塚本拓弥

2007-05-23 | ONLY SILVER FISH
個人的なお話ですが。

年間に何本も芝居をやる生活が、10年ほど続きました。
色々な集団・劇団・企画で、通算50本以上。

それだけの数の座組みがあり、それだけの数の顔合わせがあり。
初日があり、打ち上げがあって別れていきます。

全く同じ座組みになったことは一度としてなく、
今回の、この座組みでの芝居も二度ある確率はかなり低いのです。


座組みだけではないのです。
作品だって同様。

そして、全く同じ組み合わせのお客様でのステージももちろん二度とないのでしょう。

「作品」 は、出演者とスタッフと脚本と、お客様とで創るその時だけの「夢の時間」。
同じものは二度とできない。だってそこに居る人が違うんだもの。

50本以上の芝居をして、それぞれのステージ数だけの「作品」を作ってきたんだなぁと思う
と、

「作品」を「消耗品」にしてはいけないなぁ

と当たり前のことを今更再認識した夜でした。

あと2ステ。

大事に大事に。



写真は、そんなことに気付かせてくれた、昨晩の楽屋でのバカ呑み。
キャスト・スタッフはもちろん、バカどれゲストも交えての大騒ぎ。
劇団員ならこのあと、次へ向けてのミーティングや、稽古などで
確実に顔を合わせることが約束されているでしょうが、
そのとき限りの"傭兵"的 客演としては寂しさが迫ってくる時期です。
離れ離れになるのが今から怖い。



5月21日今泉祥子

2007-05-22 | ONLY SILVER FISH
無事バカドレも終わり(ほっとしました~)、残すは楽を1回ずつ、となりました。

長めの公演でしたが、あっという間です。
2日後には、このONLY SILVER FISHの世界が幕を閉じます。

昨日、塚本さんともお話していたのですが、
この作品、このメンバー、このスタッフさん、この劇場、このお客様と作れる空間というのは2度と無くて、こうしていられるのはたくさんの奇跡が起こっている結果なのだなぁと。。

だから最後の時まで、一瞬一瞬を大切に紡いでいきたいと改めて思いました。

作品が持つ優しさに包まれながら、こんな素敵な人達と舞台に上がれる喜びを噛み締めて、頑張ります。

5月20日 芳賀恵子

2007-05-21 | ONLY SILVER FISH
真面目な話。


今回、美しから二度目のアンドエンドレスの舞台。


私は大学に入るまで、まともに舞台というものを見たことがありませんでした。

入学して初めて見たのが、アンドエンドレスの『ワールズ』でした。
その時の記憶は今でも鮮明です。

なんて面白い舞台なんだろう。
日芸にはなんて凄い先輩達がいるんだろう。
感動と興奮で、田舎者の私は初めての観劇に震えました。


それから、何本とアンドエンドレスの舞台を観ていますが、MOVE・RED・美し・堕神等々、全部書いたらきりがないです。
私の心をたくさん揺さぶられる作品に出会ってきました。


役者の想い
作品の力


どれだけの涙を流したか知れません。


毎回毎回、
舞台からものすごいパワーを感じ、憧れ、日常をわすれさせる空間に、

もっとこの場所にいたい。

芝居が終わらないで欲しい。


と。


舞台を観ていて、終わりがこないで欲しいと思った経験はアンドエンドレスだけです。


今こうして、その憧れのアンドレの役者さん達や憧れのこの場所に立っていられること。
それはラッキー以外のなにものでもありません。


ずっとずっと
アンドエンドレスの舞台に出たいと思ってました。


でも恥ずかしくて言えませんでした。


出たいので出してくださいと言って出られるものではないですからね。


でも想い続ければ叶うものなのでしょうか。

今こうして私はアンドエンドレスの舞台に立っています。


普段はふざけた事ばっかり話してますので。
恥ずかしくて面と向かっては言えないので。
なので、
こちらで言わせて頂きます。

メンバーのみなさん、本当にありがとうございます。

みなさんはすごいです。
たくさんの努力とたくさんの想いとたくさんの愛を持っている方々です。
だから私は、ずっと客席にいて幸せを受け取れてたんだと思います。
ありがとうございます!


もう一つ、
今回特に良子さんの胸をかりてお芝居させて頂いてます。
本当に凄い方です。
芯の強い美しさ。
惚れ惚れします。
どれだけ支えられてるかはかりしれません。

そして全体を把握して的確なアドバイスをくれる加藤先輩。

厳しいことでもはっきり言って稽古場でもしっかりしきってくれるまあくん。

笑かしてくれる佐久間さん。←オチにしてしまいました…


長くなりすぎて全員書けないのですが、
アンドエンドレスは本当に素晴らしいメンバーが揃っています。


本当に長くなってしまいました…



さて、
明日はバカどれです。
楽しみです。
そして
きっとものすごく楽しいです。

笑いに来てください!

5月20日本番日記佐久間祐人

2007-05-20 | ONLY SILVER FISH
今回はいつもよりも少し長めの公演期間です。
でも間もなく終わってしまいます。
本日はラストの1日2ステージでした。
いつもは日曜に千秋楽を迎える事が多いのですが、今回はまだ後3日も残ってます。
やっぱりいつもよりも少し長めに感じます。
嬉しい限りです。

今回はいつもよりも少し小さめの劇場です。
客席も前の方は、こちらで椅子を並べて席を作っています。
今日は日曜でお客様も多く、最前列のお客様はかなり舞台に近くなっておりました。
写真は最前列から舞台のツラに立った宮本京佳です。
うーん、ものすごい臨場間!
まぁ、これは一番前に役者立った場合ですのでずっとこんなに見上げている事はないのですが、時にこんな目線で役者を見るシーンもあります。
やっぱりいつもよりも客席との一体感を感じます。
嬉しい限りです。

後3日、平日公演という事で、若干お席に余裕もあるそうです。
まだご覧になられてない方はもちろん、一度ご覧いただいた方も、ぜひぜひご来場下さい。
いつもよりも少し短めの髪型にてお待ちしております!

5月19日 田中良子

2007-05-20 | ONLY SILVER FISH
本日、昼夜の公演でした。
西田氏から「だいぶやりたい形に近づいて来た」との言葉。

日々精進です。同じ瞬間は一度もないです。

笹塚の劇場の上はゲームセンターになってます。写真はそこで得た戦利品!私がとった物は一つもないです…。皆様お買い物に行ったついでなんかに取れた物を、そっと私の机の上に置いてくれたりしてます。……幸せ。後ろに写ってる塚本氏はディズニーキャラの物真似がベラボウに上手です。しかもレパートリー多数。その上ディズニーランド情報も非常に詳しい……人間みかけとは違いますね♪
明日も昼夜公演。

残り少ないステージ。大切に大切に作っていきたいです。

…千秋楽までにヌイグルミいくつ増えるか……こちらも楽しみ♪

5月18日 本番日記 村田雅和

2007-05-20 | ONLY SILVER FISH
この公演も、いつのまにか後半戦に入ってますね!
今日は、ステキなヘアメイクをしてくれてる林さんの紹介です!
写真の彼女が、林です。
今日は、久しぶりにメイクをして来てたので撮っときました。
メイク後の林は美人の林と呼ばれてます!
ノーメイクの林は、とっても親しみやすい感じの人なんですよ。
で、今回も林を中心に東京モード学園の皆にメイクして貰ってます!
モード学園さんとは、西遊記からのお付き合いになります。
いつもステキなヘアメイクをありがとー!
明日からもよろしく!

5月18日 中川えりか

2007-05-19 | ONLY SILVER FISH
弁部(べんぶ)。

劇場からは少し遠いがそれはそれは美味しい(らしい)某惣菜屋のお弁当を愛する人達のあつまり。
ここ数日で急速な成長をみせている。
意味なく熱烈な体育会系であるカレー部に対して、比較的穏やかな文化部的気風。
女子部員が多いのも特徴である。


発起人は徳秀樹氏。
そのまま初代部長を務めるも、いつのまにかクーデターにて部長交代。
現在は二代目を村田雅和氏が務める。

本日正午過ぎ、日に日に増える部員たちを前に、発起人・徳氏は高らかに宣言した。
「弁部は弁当の調達を、公平にじゃんけん制とする」と。

響き渡る「最初はグー!」の掛け声。
「男はグーだ!」と心理戦をしかける村田洋二郎、見事な勝ち抜け。
そこからは…心の隅で皆が期待していた通り、徳氏の見事なストレート負け。
ここまでくると華とさえ言える彼のキャラクターに、楽屋は爆笑の渦に巻き込まれた。


写真を撮らせて頂いた所「ここでも辱められるの~!?」とのコメント。
その言葉の真意は彼が現在出演中の『+GOLD FISH』に隠されている。

公演は23日まで笹塚ファクトリーにて。
面白い舞台が期待できそうだ。


…ちなみに、記者も千秋楽までには弁部の体験入部をしてみようと思っている。