第6回「2.住宅の耐震診断の流れ 2-2.RC造マンション等の耐震診断フロー」
何度も云っていますが、このシリーズは特に断りがない限り、在来木造戸建て住宅について説明していますが、マンションにお住まいの方も多いと思いますので、今回はRC造マンション(鉄筋コンクリート造共同住宅)の診断について、少し説明しておきます。 . . . 本文を読む
第5回「2.住宅の耐震診断の流れ 2-1.住宅の耐震診断・改修工事の流れ」
今回は、耐震診断と兵庫県の補助事業との関係を事業の流れに沿って説明します。
兵庫県の補助事業とは、第1回目に説明した通り、建物の耐震改修計画や耐震改修工事の費用の一部を補助する制度です。又、芦屋市も平成20年度より県の補助事業に上乗せ助成をしております。 . . . 本文を読む
第4回の今回からは、第2章「住宅の耐震診断の流れ」に移ります。
但し、耐震診断等の細かな技術的説明をする事が目的ではなく、耐震診断とはどのようなものなのか、そして兵庫県の補助事業との関係はどのようになっているのかを説明します。 . . . 本文を読む
第3回「1.繰り返される地震 1-3.芦屋市周辺の地質」
地震に対して建物が壊れるかどうかは、一口で言うと建物に入ってくる地震力の大きさより、その建物が持っている抵抗力の方が強ければ壊れないということから、建物自体の耐震化(補強)に目が向くのですが、その前提として建物を支える地盤の特性を考慮しなければなりません。 . . . 本文を読む
第2回「1.繰り返される地震 1-2.新耐震設計法での地震力の扱い」
これからは、特記無き限り木造在来工法の戸建住宅を念頭に措いてお話します。
さて、目標として2015年までに建物の耐震化率を90%以上にするという耐震化とは、どのような内容でしょうか。 . . . 本文を読む
先月の話で恐縮ですが、震災記念日の1月17日にNHKスペシャル「秘められた決断」が放送されました。 観られた方も多いと思います。
このTV番組で取上げた震災と対峙した人々の証言記録“災害エスノグラフィー”は、貴重な教訓を投げかけていました。 . . . 本文を読む
芦屋市は、耐震診断及び耐震改修を促進するための施策を示した「芦屋市耐震改修促進計画」を策定しました。
新年度(平成20年度)からの施行を目指して居り、計画(案)がこの程発表されました。
市民からの意見を募集していましたので、良くご存知の方も居られると思います。
私も、応募締め切り日の本日(3/11)になって、意見書を提出しました。
それを当ブログにも掲載します。
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年賀状は、年始の挨拶に伺うべきところを書面で済ませるためのものですから、松の内の期間内に出せばよいとされていたのですが、何時からか元旦に届くのが習慣化されたおかげで、私のような古き習慣に固守している(イイワケ)者は、後出しジャンケンのように思われているのかも知れません。
さて、初夢に見ると縁起が良いものに「一富士、二鷹、三茄子」ということわざがありまが、皆様はどのような初夢を見られましたでしょう . . . 本文を読む
法務局へ行かれて住宅地図を閲覧すると、一つの地番の土地に複数の建物がある場合があります。
登記法上は、一筆の土地に複数の建物が存在しても何ら問題はないのですが、建築基準法上は、少しややこしい事になります。
建築基準法では、敷地とは『一つの建築物又は用途上不可分の関係にあるニ以上の建築物のある一団の土地をいう。』(建築基準法施行令第1条1項1号)となっています。
別な言い方をすると、建築物のない土 . . . 本文を読む
先般、近隣にマンションが建つので、日照が心配との相談を受けました。
建築基準法の日影規制と民法上の日照権とは、必ずしも一致しない事の話をしていたのですが、自宅の窓にどの程度の影が影響するのか検討して貰いたいとの依頼を受けた次第です。
早速、自邸の図面を送ってこられたので拝見すると、敷地に接している道路に「位置指定道路」との記載がありました。私は、こちらも気掛かりなので問い合わせてみると、やはり予 . . . 本文を読む