Syl.Com.

名も無きねこに

キャン・・・ディ・・・

2006-08-08 23:59:09 | わたし
昨日といっても初日からということで、手始めに短いドキュメントを二つ渡されていた。
そのうちのひとつを一日かけ、ゆっくり翻訳し、見直した上で上司に提出した。
開発の最前線のドキュメントなんて見るのも初めてだけれど、なんとなく分かる部分もある。
でもなんとなくと言う程度では、翻訳は到底おぼつかない。
明日になれば上司から何がしかの指導・返答・非難が帰ってくるだろう。
クビにならなければいいな。

翻訳がそんな出来だったので、帰りの気分は暗かった。
仕事を終えてタワーの外に出ると、高いビルの群れと高架道路の隙間から、暗い赤を混ぜた黄金の空が見えた。
きれいな空だった。
はじめてみる風景なのに、昔感じた寂しさを思い出した。

帰りは駅で乗車ホームを間違った上、不注意にも快速急行に乗り換えて20分ぐらい時間を無駄にした。
仕事の出来のせいで、無意識のレベルで気が動転していたのかもしれない。

行き過ぎた路程を戻る途中、本来の乗り換え駅につく前に下車した。
夕食を取るためと、Cの入門書でも安く見つけられたらと期待しつつ母校近くの古本屋さんに寄るためだ。
入門書はあるにはあったけれど、値段はそこそこ。
考えてみれば他に勉強するべきことはいっぱいあるし、そのための本もしっかりそろえてある。
本を買うだけで勉強した気になるのは昔からのよくない癖だ。
本に手を出すのをよしたけれど、なんとなくCDを見ていたらCandy DulferのBIG GIRLが目に付いた。
250円。
お代を払って、家路についた。

自宅近くの駅前で買ったBudweiserを飲み飲み家に向かって歩いていたら、視界の端にねこがいた。
舌をならして呼ぶと、ニヤニヤと鳴きながらこちらに近づいてくる。
人懐こい。
ねこにあげられるものは、もちろん無い。
手ぶらを侘びながら背や頭をなでまわしている間も、ねこはニヤニヤと鳴く。
ひとしきりなで尽くし、わたしは満足した。

今度から出勤時刻が遅くてすむので、MDに録音するラジオ番組の予約プログラムを変更した。
ビジネス英会話は日曜のみ集中して録音する。
この番組の放送は夜遅いので、翌日のためのMDメディアの入れ替えでいつも気を使っているのが煩わしかったからだ。
それと韓国語、スペイン語講座は録音対象からはずした。
ドイツ語やらフランス語やら、そっちだけでも全部聞くのは間に合っていない。
四月から挑戦はしてきたものの、聞かなければならない番組の量が多すぎた。

Candy Dulferは相変わらずだった。
コメント
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