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名も無きねこに

2003 年度仏検準一級

2009-09-20 23:22:23 | 仏検準一級
学習再開からまだ五日しか経っていないが、
今日は過去問を解くだけにして勉強は休みにした。


2003年度仏検準1級:58点(120点満点)

筆記:42点(80点満点)。内訳は以下のとおり。

第1問(名詞化):10点(配点10)
全て『傾向と対策』に収録されている問題だった。

第2問(多義語):4点(配点5)
exposé au midi 「(部屋などが)南に面している」が分らず
一点減点。

第3問(前置詞):4点(配点5)
manquer de ~ 「~が不足している」と
manquer à ~「約束などを破る」を混同して一点減点。

第4問(動詞活用):6点(配点10)
se dirigeait とすべきところを avait décollé としたミスと、
projeter の現在分詞を projettant としたミスで四点減点。

第5問(長文 穴埋め):4点(配点5)
選択肢の理解が至らず1ミス。

第6問(長文 内容一致):14点(配点16)
質問分の ne ~ pas que のうち pas を読み落としていた。
不注意だ。

第7問(長文 要旨記述):0点(配点15)
採点基準が不明なので 0 点とみなした。

第8問(和文仏訳):0点(配点14)
とても模範解答のような自然な文章は書けない。
われながら出来上がった解答のぎこちなさに苦笑した。
これも採点基準が不明なので 0 点とみなした。


書き取り:0点(配点20)
書き取りのための休止時間が2002 年度の問題より長く、
余裕を持って解答できた。
全体的に思ったよりもやさしく、二級との違いを感じない。
ミスは三箇所だけだったが、
例によって採点基準不明につき 0 点とした。

聞き取り:16点(20点満点)。内訳は以下のとおり。

問題1:7点(配点10)
過去分詞・形容詞を女性形にするのを忘れたのと、
余分なアクサンをつけたので三点減点。
事前に問題文にじっくり目を通したので楽だった。

問題2:9点(配点10)
一部『傾向と対策』に収録されていたので、
事前に正解が分っていた。


筆記については、語彙力と表現力の不足が
今後取り組むべき大きな課題であることがはっきりした。
読解問題で本文中分らない単語がちらほらと出てくる。
文脈から手探りで解答しているようでは本番が危ぶまれる。
また、仏作文はかなりの練習量が必要そうだ。
この辺は『1からはじめる』と『仏文和訳の実際』で
対処していくのがいいのだろうか。
書取り・聞き取りは、『拡張力』と『Progressons』を使った
今の勉強法で対応できるようだ。

一部の問題は『傾向と対策』に掲載されていて
既に解いたことがあるので、純粋な実力測定とは
ならなかったものの、手応えとしては
予想合格圏内の 85 点まで確実に到達するには、
まだまだ勉強が必要に思える。
あと一ヶ月でどこまで力をつけられるか、
やれるだけやってみよう。

残: 455h
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『傾向と対策』の使い方

2009-09-19 23:15:33 | 仏検準一級
『名詞化辞典』が結構な勢いで進んでいる。
残り六十ページを終えるのに四~五日もあれば十分だろう。

一方、『傾向と対策』はなかなか捗らない。
まだ第一部の実力養成問題を二十問解いた辺りだ。

仏検二級の語彙に関する問題と同じく、
準一級の名詞化問題は知識を問うもので、
考えて答えが出るものではない。
何が何でも一周目を早く終わらせて、
後は反復して覚えこんでしまう方がいいとやっと気づいた。
ここは『完全予想』と同じく、一周目で答えを朱書きして、
二周目以降は赤の半透明のシートを使って暗記していこう。
並行して第二部以降も進めて、
出来るだけ早く全体を一周したい。

残: 456.5h
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いったそばから

2009-09-18 23:11:13 | 仏検準一級
開始時刻が午後にずれこんで、
今日は三時間半しか勉強できなかった。
『名詞化辞典』が快調に進んだ反面、後半はバテて、
肝心の『傾向と対策』は手を着けられなかった。
教材ばかりそろっていても、
時間と労力を投下しなければ宝の持ち腐れだ。

『拡聴力』は、-rai と -rais の聞き分けで躓いた。
狭い緊張した音とゆるい音がなかなか判別できない。
細かな点だけれども、弱点は早く見つけて克服しないと。

残: 460.5h
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中核にするテクスト

2009-09-17 23:16:29 | 仏検準一級
勉強を再開して二日目。
集中力は取り戻したものの、持久力が無い。
いまのところは慣らし運転というところで、
一日四~五時間が限度のようだ。

順調に行けば今月中に『名詞化辞典』の一周目が終わる。
『傾向と対策』も同じく名詞化のところまで来た。
掲載されている問題を解いてみたところ、
半分から六割程度の正答率だった。
現状でこれだけ取れるのなら、
『名詞化辞典』と『傾向と対策』を何周か繰り返せば、
名詞化問題は大丈夫だろう。
10点と少なくない配点とはいえ、
これにばかり労力を割いているわけにも行かない。

作文と聞き取りにも注力しなければならないが、
今日は作文に手を回せなかった。
『傾向と対策』はさすがによくまとまっているので、
これを一通り終えれば、作文についても
有効な手立てを何かしら思いつくかも知れない。
今回の試験はこの本を中核に据えて勉強を進めよう。

残: 464h
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復帰

2009-09-16 22:44:29 | 仏検準一級
処方されている薬が体にあわなかったのか、
先週まで体を起こしているだけでも辛い状態が続いて、
勉強どころか、何もする気になれなかった。
先週末に薬を替えてもらってから、
これまでの倦怠感が嘘のようになくなり、
集中力もほぼ完全に戻った。

本来ならフランス語力全般の底上げをしたかったが、
過ぎてしまった時間は取り戻せない。
一ヶ月の損失をどう埋め合わせるかを考え、
準一級の受験に直接関係しそうな教材に的を絞って、
重点的に勉強を進めることにした。

Besherelle の活用表と『仏文和訳の実際』は
全て覚えてしまうつもりだったが優先度を下げた。
『傾向と対策』全体に目を通して、
文字通り対策を練るのが先決だろう。
できれば今月中に終えたいが、早くて来月半ばになりそうだ。

以前過去問を解いた感触では、特にてこずりそうなのが、
名詞化・前置詞・作文・聞きとり問題だった。
名詞化については例の『フランス語名詞化辞典』を頼る他ない。
散発的に読み進めてはいたので、
フランス語に全く触れないという事態を回避できたのは幸いだった。
残り100ページ程なので、これまでの一日5ページの
ペースを倍にして進められれば今月中に一周目が終わる。

前置詞は『完全合格』をまた持ち出してくるべきか、
それとも Larouse Dictionnaire du Français Contemporain の
前置詞の項目を全て読破するかくらいしか手立てが思いつかない。

聞き取りが弱点なのは二級本番で痛感させられた。
今回も苦戦は必至だ。
『拡聴力』を中心に聴解力の底上げを計りながら、
その他の教材も使って、有効な学習法が無いか様子を見る。

作文は『一から始める』の第三部を終えれば一周目が終わる。
文法的にでたらめな文章を書かないで済むようになったら、
あとは覚えている仏文表現の数の問題だ。
そのための『仏文和訳の実際』だったのだが、
これは間に合うか判らない。
判らないけれども、やるしかない。

試験まで残り二ヶ月を切って、
有効に使える期間は実質一ヶ月というところだろう。
一次試験突破などと大それたことは考えず、
試験本番までにどれだけ勉強を進められるかやってみよう。
学習そのものが目的だからだ。

残: 468h
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