クラークの『幼年期の終り』を読み終えた。
哲学的SFかどうかは分からないが、いろんな点で面白い本だった。
類として行き詰まった種族と未来のある種族の対比はとても印象深かったし、
別の宇宙の様子も想像力を働かせるような描写で、
50年代に書かれた古めかしさなど全くといっていいほど感じない。
名作といわれるのも納得できた。
以前は欲しい本は買ってしまっていたから、
図書館に通って一冊の本を読むのははじめての経験だった。
途中にある公園の木々の緑も眼に鮮やかで、歩いていて気分がいい。
鬱の程度にもよるだろうけど、散歩も効果のある療法だと思えるようになってきた。
今日で図書館通いは六日目。
脚も鍛えられて、50分の道のりは苦にならなくなった。
一冊読み終えたのを機に、明日からは隣の市の図書館に足を伸ばしてみよう。
職に就かず、市場経済に生産者として参加していないのは、まだ後ろめたく感じる。
はやく社会に復帰して恩返ししたい思いは強い。
けれど焦って失敗するのは良くないと前のドクターに言われた。
短期的な視野で考えてばかりいて、今のわたしになってしまったのだから、
同じ失敗をしないためには思考法を変えていかなければならない。
回り道に見えても、いまは歩いて体力作りに専念しよう。
哲学的SFかどうかは分からないが、いろんな点で面白い本だった。
類として行き詰まった種族と未来のある種族の対比はとても印象深かったし、
別の宇宙の様子も想像力を働かせるような描写で、
50年代に書かれた古めかしさなど全くといっていいほど感じない。
名作といわれるのも納得できた。
以前は欲しい本は買ってしまっていたから、
図書館に通って一冊の本を読むのははじめての経験だった。
途中にある公園の木々の緑も眼に鮮やかで、歩いていて気分がいい。
鬱の程度にもよるだろうけど、散歩も効果のある療法だと思えるようになってきた。
今日で図書館通いは六日目。
脚も鍛えられて、50分の道のりは苦にならなくなった。
一冊読み終えたのを機に、明日からは隣の市の図書館に足を伸ばしてみよう。
職に就かず、市場経済に生産者として参加していないのは、まだ後ろめたく感じる。
はやく社会に復帰して恩返ししたい思いは強い。
けれど焦って失敗するのは良くないと前のドクターに言われた。
短期的な視野で考えてばかりいて、今のわたしになってしまったのだから、
同じ失敗をしないためには思考法を変えていかなければならない。
回り道に見えても、いまは歩いて体力作りに専念しよう。