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名も無きねこに

2000語という数字は大きく見える

2007-02-26 23:14:59 | 仏検三・四級
治りかけたと思っていた体調が昨日あたりからまた悪くなった。
ともかく寒い。おまけに体を起こしているだけで気分が悪く、食欲もあまり無い。
でも食事はとっているし、まだ仕事もしていないから、一週間も横になっていれば良くなるだろう。

体調の悪さもあるし、まだ気分が前向きにならないので、職探しは手をつけていない。
ひとつ案件を紹介されたので、職務経歴書を更新して、先週末派遣元に送った。
明日ぐらいにはクライアントの返事があるだろう。
今度の案件は残業できることが前提で募集をかけている。
忙しい現場には耐性はあるからいいけど、自分の能力で処理できる範囲の仕事であるか心配だ。
だめなら今度は尻尾を巻いて逃げる。
無理に頑張って病気になっても、上前をはねる派遣会社以外誰も喜ばないし、わたし自身しんどい目にあうのはもう嫌だ。

現実逃避に学習しているフランス語は、文法書の80課の内30課まで進んだ。
ためしに仏検の2000年4級春期・秋期の問題を解いてみた。

昨日の春期の点数は筆記49/66・聞き取り28/34、合計77/100点。
今日やった秋期は筆記58/66・聞き取り34/34、合計92/100点。
いまの調子で勉強を続けて入れば、4級試験もきっと合格できる。
けれどその先の余裕が無い。余白ゼロ。

現在時制の活用は不規則変化の動詞もそろそろ覚えきれそうだけれど、半過去や大過去、接続法も覚えなければ3級に手が届かない。
習得語彙も3級は2000語が目安らしい。
ドイツ語でさえそんなに言葉は知らないと思う。
ひょっとして独検3級より水準が高いのか。
たぶんNHKの入門編の講座を全部理解できるレベルなら合格できるのだろう。
まだわたしには手が届きそうに思えないけれど、挑戦して見るだけ挑戦して見よう。

6月に仏検をやったら、次は情報セキュリティアドミニストレータの午後対策にかかって、進捗を見て、いけそうなら10月に再受験する。
わたしの脳では結構無理なスケジュールだ。
他にやることもこれといってないのだから、まあいいでしょう。
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反省はするけど後悔はしない(コスト的に)

2007-02-09 00:07:50 | 仏検三・四級
公式の解説によれば、仏検5級は学習時間40時間で取得可能らしい。

今日は2000年の春季5級の問題を試しに解いてみた。
筆記は30問中25問、聞き取りは20問中19問正解。
5級は取得可能だろう。
昼休みと通勤電車で入門書を読んでいた時間は40時間を超えているのだから、少なくとも5級は取得できるくらいで無いと困る。

聞き取り問題はディクテーションしながら解答する余裕があった。タラタラとNHKの講座を聞いていた効果だ。
それでも、集中せずタラタラと入門書を読んだだけでは、重要な不規則動詞まで覚えきれていない。
以前4級の問題集をながめた時に思った通り、筆記試験の語彙が急所だ。
今年の春季試験で3・4・5級を受験するつもりだけれど、3級まで射程に入れるには、もっとまじめにやらないとダメだろう。

学生の頃、単位取得の必要から、約一年間フランス語の文献講読に顔を出していた。
そもそも第二外国語はドイツ語を選択していたし、勤勉な学生でなかったわたしは、ほとんど自分の担当部分しか目を通さず、必要最低限の文法と単語を調べて終わらせていた。

自分でお金を稼ぐようになってから、つくづく無駄遣いをしたと反省している。
投資した時間もお金も今となっては取り戻せない。仕方ない。
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駆け足で読んだ本は印象しか残らないようだ

2007-02-02 05:04:19 | わたし
しなければならない事も無く、すぐ次の勤めが始まるのでもないので、今日は午後に目覚めた。
まずはゆっくりコーヒーをいれようと、コーヒーメーカーに水を注いでスイッチを入れた。
もう何年も使っていないミル部分のボタンを何の気なしに押してみたら、モーターが動かない。
使い始めてもう十年以上になる。壊れたのか。
注意深くスイッチ周りに印刷された文字をみると、サーモスタットとミルはどちらか一方しかオンに出来ないだけだった。
念のためミル側にスイッチを切り替えてボタンを押したら、唸るような音を立てて刃が回転した。

コーヒーを飲みながら、昨日買っておいたドーナッツを食べて昼食を済ませた。
起きるのが遅かったので、図書館に出かけてもあまりゆっくり出来なさそう時間だった。
閉館時間を調べるため図書館のホームページを見た。
あたらしく近代的な設備の図書館が、二つ離れた駅の近くに出来ていた。
まともな本がどれくらいあるか、見に行ってみよう。

体の具合がまだ回復していないようだったので、横になってラーゲルクヴィストの『バラバ』を読み始めた。
以前、同じ作者の『巫女』を読んだときもそうだったのだけれど、今回も、読み始めたら本の中に吸い込まれた。
信仰を持とうにも持てず、人との連帯も無く、生まれた時から呪いをかけられた主人公の様子は、解説などによれば、近代人の肖像なのだという。
一気に読んでしまったため、まだ味わい尽くしていない感覚が残る。
近代人がどうこうはともかく、小説として確かにこれは素晴らしいということだけは分かった。
もう一度読んで見よう。
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黒いグレーで分かるでしょう

2007-02-01 03:57:32 | わたし
業務最終日ということで派遣元から営業が二人来た。
ひとりは営業本部長、もうひとりはわたしの担当。

本部長は表面上調子はいいのだけれど、立場的にきっちり一線を引いてそれ以上は面倒を見ないという、やり手の営業に共通した特長が目に付く。
それはそれで職務上好ましいことなのだろうとは理解できる。
ただ他社のやり手に比べると、調子のいいことを少しばかり並べすぎる。

この就業先も長期の案件だと聞かされていたから、わたしもアプライしたのだ。

その点についてクライアントはともかく、エージェンシーは陳謝するべきだろう。

もう一人の担当営業は部署内でも見下されているようだ。
最初にエージェンシーに登録に行ったときは、いくつかの部署のお偉いさんと営業二人が臨席していたのだけれど、わたしの担当者は発言権を与えられても当を得ない発言ばかりなので、他の出席者は眉をひそめていた。
今日もその調子で、最後の挨拶らしいこともろくに口に出来ず、面談の間ほぼ硬直していただけだった。

エージェンシーは好きになれなかったが、職場の上長は最後まで低姿勢だった。
どういった内部的な事情からわたしがクビになったのかは定かではなかったにせよ、先方の都合で突如解雇になったことに責任を感じているらしく、なんども詫びの言葉を口にしていた。

わたしもわたしで、最終日に大ポカをやらかした。
MS-WORDで編集していたドキュメントを印刷すると、ブックマークのエラーがいくつも印字されてしまったのだ。
索引づけの段階でWordがブックマーク情報を自動追加していたらしく、索引に拾っていない個所にまでブックマークが入って参照のエラーを発生させていたようだった。
上司もわたしもWordは良く分からないので、仕方なく索引無しのハイパーリンクのみのバージョンを急いで編集しなおした。
定時を大幅に回って、帰り支度を始めたのは21時半ごろだった。
最初で最後の残業だ。

先方の都合でクビにする後ろめたさなのか、それとも本当なのか、別れ際の挨拶で上長はやたらとわたしの翻訳を誉めてくれた。
彼自身、訳書・著書が多数あるその筋の有名人なので、出版社から依頼が来ることがあるようだ。彼曰く、わたしの翻訳よりはるかにひどい下訳をうけとることも多々あったそうで、わたしが出版関連の翻訳もやったことがあるのかとまで聞いてきた。わたしの訳文は日本語としてこなれていてそのまま本に出してもいいぐらいだという。
誉められて悪い気はしないのだけれど、残していった成果物にはかなり黒っぽいグレーの翻訳が多々あるはずなので、後々わたしに対する評価も変わるだろう。
そして来週受ける予定のトライアルで、翻訳者としての実際評価が分かる。
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