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まさか日本でカルチャーショックを!

日本で技術者→中国広東省にて日本語教師→日本で技術者復帰→技術者+?
旧題名:まさか私が日本語教師に!(NO.3)

中国で買った薬の処分

2017-04-25 21:38:33 | 中国生活
帰国して2年9か月。
先ほど常備薬のうち、期限切れのものを処分した。

中には中国で買ったものもあった。



細長い箱は日焼けによる皮膚疾患の軟膏。
2012年晩秋からちょっとした病気になった。
そのために体の栄養バランスが崩れたようであり、2013年5月頃から腕などに日焼けによる皮膚疾患。
だが、夏場の長袖はある職業上珍しくない私であっても、広東省で長袖は日差しを遮るよりは、肌に貼り付く・・・。
日本で買った薬は効かなかった。
そのため中国の薬局で薬を買った。
もちろん症状をみてもらったうえで。

原因は皮膚だけではなく、栄養のバランスも崩れているはずだと言われた。
実際、さらに食べ物に注意したところ、半袖でも灼熱太陽に耐えられるようになった。

注意:症状により薬も違ってくるので、薬局の方に相談したほうが良い。

小さな箱は血圧降下剤。
この種類の薬だけでも、様々なものがある。
これはプラスチックの小瓶に入ったカプセル。
シートで個別包装された錠剤もある。

元々医者からいただいたのがこのタイプであった。
以降あまりにも血圧が高くなりすぎたときだけ、飲んでいた。

本来あまりこんなところにアップしないほうが良いのであろうが、あくまで緊急用として情報共有しておく。
ただし、血圧の薬も人により合うものが違うため、やはり一番良いのは病院で診察を受けたうえでいただいたほうが良いことは言うまでもない。

私の場合、近くの病院だと「外国人」といことでカモにされているような感覚があったことと、なるべく薬に頼りたくなかったことが理由であった。


他に処分したのは中国で買ったラッパのマークの正露丸。
これは珍しくもないので、写真には収めなかった。
ただあの箱が中国語と英語になっているだけのこと。
広東省の場合、少し大きな薬局だとたいてい置いてある。


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南方中国にもある日本に似ていること

2017-04-24 21:53:33 | 中国生活
日本に帰国してからよく感じることがある。
私は愛知県東部に住んでいることもあり、けっこう静岡県西部に出かけることがある。
そして昨日は出生地の静岡市に行ってきた。

問題はその静岡県。
そこを歩いたり、車を走らせたりしていると、頻繁に中国広東省のあるところを思い出す。

(あえて具体的な地名は記さないでおく。)


さて本題。
広東省に住んでいると、日本の文化・風習・習慣とそっくりなものを持っている地域があったりする。

言い伝えの数々も日本に似ている。

そして体質や日本に多いらしい身体の特徴が一緒であったりすることもある。
(例えば足の小指の爪が1/3ぐらい割れていたりとか。)

そしてそんな地域の出身者は日本語も上手であったりする。

(ということは福建省もそんなところがあるのかもしれない。)

中国で日本語を教えていて、習得がやたらと速かったのが朝鮮族の方々であった。
そして日本で蒙古族の方々にも出会っているが、みなさんやたらと日本語が上手であった。
上手というより、注意して聴いていないとほとんど日本語母語者という感じ。

もっともこれらの言語は日本語と文法も似ており、1つの表現にたくさんの単語が存在する。

しかし上述した地域は朝鮮語でもモンゴル語でもなく、中国語の地域なのである。

ちなみに私が中国に渡った最初の都市は広東語隆盛地域であり、普通話で詰まっても、広東語であれば多少声調が違っても、発音が怪しくても通じることが多かった。

私は潮州語はほとんどわからないのだが、広東語や客家語の漢字音は日本の音読みに似ているものも多い。

であるから、広東語や客家語、さらには閩南語を聴いたときに、知らない言葉でも意味がわかることもある。
(全然違うが韓国語の漢字語でもそんなことがけっこうある。)

次に中国に住むにしても広東省だと思う。
他には台湾や東南アジアの中国語が通じる地域。
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日本の路線バスで思い出した中国の路線バス

2017-04-05 22:06:33 | 中国生活
日本ではあまり路線バスに乗っていなかった。
だが今回は通勤でバスも使っている。

今晩もバスに乗ったのだが、暗くなってから路線バスに乗るのは日本では初めてであったと思う。

バスの中で中国生活が蘇った。

日本の路線バスも時間帯によっては時刻通り来ないこともある。
だがそれは遅れるということであり、待てば乗れる。
そして大事なことは最終のバスも時間前に出てしまうことはない。

ところが中国の場合、特に長い距離を走る路線バスであると、最終の時刻の前に行ってしまう場合もある。
(場所によります。)

ある金曜日の夜、企業出張(日本語教育)を終えた。
当時翌日土曜日が休みであったので、途中お連れさんと待ち合わせをした。
(そこからねぐらまで40~50分ぐらいかかる。)
そのとき最終より1本早いバスに乗ることができた。

と我々は思っていた。

しかしそれが最終のバスであった・・・。
なぜわかったかといえば、途中のバスターミナルに寄るとのたまったので。
つまり運賃箱を回収するということ。

(もちろんそこから最終のバスターミナルまで走るので、空の運賃箱に載せている。)

2人して安堵のため息。
それを逃したら、白タクを使うことになり2人分のバス料金の10倍近いお金がかかることになる。

いや、この際それは惜しくない。
私は疲れ果てており、値段交渉をしたくないだけ。
もっともお連れさんは中国人であり、そちらに任せれば良いのだが・・・。

そういえば、今思い出したことがある。
そのときに私が住んでいた場所から、学校までバスを使うことも時々あった。
特に大雨のときは。
それが中国での出勤で一番通勤距離があった。
といっても、徒歩でも片道二十数分なのだが。
中国の通勤で公共交通機関を使ったのはその時だけ。


このけっこう長い距離を走る路線バスなのだが、運行距離が長いだけあって途中でガソリンスタンドに寄ることもある・・・。

夏に日系などの外資系スーパーでなまものを買い、帰宅するときは「おいおい・・・。悪くなったらどうすんの・・・」状態である。
給油中は当然エンジンストップで、エアコンは効いていない・・・。
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常に脱出ルートを考えておく

2017-03-23 22:03:33 | 中国生活
本日4月からの仕事場まで車で行ってみた。
そして付近の道を覚えておいた。
そこへは車だけでなく公共交通機関も利用するのだが、それらがストップした場合に備えてと、もちろん事務所から車で用事を足しに行くこともあるので。

さらには何かの災害が発生したときの逃げ道の確保という意味もある。

それだけで日中の大半を使っての本日、思い出したことがある。

今まで何度か記しているのだが、新しい読者様もいらっしゃると思うのであえて記しておく。


私は中国広東省に住んでいた。

2013年正月からいつ日本本格帰国となってもいいように、今まで以上にあちらこちらで歩いた。
(日帰りで動ける範囲なのだが。)

それは前年(2012年)秋の尖閣問題による暴動により、けっこうあれこれあったので、何かが発生したときの安全に逃げ出すためのルートの確保でもあった。

「9月18日は絶対に村のアパートではなく学内にいてくれ」という公安の要請があった。
17日の晩は学内の学生寮に泊まった。
18日になり市政府から暴動禁止令のSMSが出され、また他の都市も落ち着いてきたということであった。
そこでその夜はある学生のサヨナラパーティーに参加し、学校の向こうの村で飲んだ。
(村と記したが、私が住んでいた村も、その学校の向こうの村も村とはいえないほどあれこれ揃っていた。)

18日の深夜(19日になってから)自分が借りているアパートに戻った。
だが、その後の1か月ぐらいは、いつでも中国を出国できるだけの装備で学校に行っていた。
おまけに手には護身用の折り畳み傘・・・。

アホか・・・と思う方もいるかと思うが、けっこうしゃれにならなかったのである。
そんなしゃれにならない思いをしていれば、当然諜報ドラマ的になる・・・。

話を元に戻す・・・。
私はいつも(直行便、経由便を問わず)広州白雲空港を使っていた。
だが自宅から一番近いのはマカオ空港。
他には香港国際空港と深圳空港という選択肢もある。

広州白雲空港に行くにはどうしても高速を走ることになる。
しかしその高速入り口が閉鎖されたとしたら?

また市内の主要幹線道路が封鎖されたり、検問があったとしたら?

そうなると自分の住む市の隣の行政区域でまったく知らないところ(中国の市は広いので自分が生活している行政区域の隣の区域を知らないなんてことはざらにある)を知っておいたり、一度隣の市に出てそこからまた住んでいる市に入り込むだとか様々な手段を把握しておかねばならない。
(ここで笑った方いるよね? 私は真剣なんだけどさ・・・。)

ちなみに中国というところは(場所にもよるのだが)隣の市に出るのにけっこう苦労することが多い。
そう、日本のような感覚でその辺の市道や町道を抜けてすぐに隣の市というわけにはいかないのである。

隣の市に抜けるためには幹線道路や高速道路を通ったり、鉄道を使うしかなかったとしたら・・・。
おまけに経済特区の出入り口など検査ゲートが残っている。
セコ道でさえもそれが存在することが・・・。

歩きであっても今まで一度も停められたことはないのだが、そんなところで停められたらアウト~!

もちろんゲートなどを通らずに抜けることができる道もあるのだが、それはやはり地元の方でないとわからない。
下手に田舎道を抜けると迷子になる。
(笑った方何人? 私は真面目に記してるけど・・・。)

幹線道路なんて簡単にコントロールできるし、セコ道なんて逃げ場がない。

「お前は馬鹿か!」と思う方も多いとは思う。
日本は(表面上は)平和だから余計にそんな感覚がないであろう。

ひとつ真剣に記しておくが「外国人はしっかりと管理されていますので」。

だいたい外国人就業証や外国人専家証をもってビザを取得していることよりも何よりも、それ以前に長期にせよ、短期にせよその地に滞在するには住所の届けが必要であることをお忘れなく。
(外国人が泊まれるホテルは、ホテルが勝手にやってくれる。)
(外国人が泊まれないホテルに泊まる方法がないわけでもないけれど。)


日本にいて「ん!?」と思うこと。
民間はともかく、警察などのCCTV(監視カメラ)が少な過ぎるということ。
それでも我々の行動は生活をしていると簡単にわかりやすい。
ETCや衛星使用のカーナビ、クレジットカード、電子マネーなど。

もっとも中国で(交通ICカードを除き)なるべく現金払いを心がけていたのはただ単にケチだからなのだが・・・。
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卒業証書の時期に卒業証書をやさがし

2017-03-04 12:19:33 | 中国生活
先日大学の卒業証書を探した。
この部屋は2014年春節の一時帰国のときに私がいなくても引っ越せるように、絶対に必要なものは収納BOXなどに入れてまとめてある。

そういうわけで、時々探し物をするために(整理してある物を)引っ掻き回すことになる・・・。

だいたい今まで大学の卒業証書が必要になったことなどなく、中国でのビザ取得や外国人就業証から外国人専家証への切り替え時などに卒業証明を使っていた。

今まで日本で就職に関して“大卒資格”を使ったことがない私は「大学の卒業証書」と言われてかなり面食らった。
国家資格でも必要なのは卒業証明であり、卒業証書は無効であったのだし。

そういうわけで「卒業証明でも良いか」と聞き、「とりあえずは」ということであった。
だが冷静に考えると、仮に話が決まった場合は卒業証書が必要になるのだと思い、家探しをしたのであった。

ちなみに中国の場合は学歴を証明するためには必ず卒業証書が必要になる。
天災など様々な理由でそれがない場合はかなり厄介だと思う。
しかし(戸籍を証明する)“戸口簿”や(簡単にいえば)“結婚証”などが常に自宅にある中国を考えると、広い国である以上仕方がないように思える。

やっと探し出したのだが、ついでにスキャンを取っておこうと思った。
ところが今度はパソコンがプリンタを認識しない。
「そういえば昨晩アンチウイルスソフトを更新したっけ・・・」
更新後のウイルススキャンでプリンタドライバを消されたのであろう。
「そういうばプリンタを接続した時にドライバインストールが出たのを『なんで!?』と消したっけ・・・」
ところが今度はプリンタを繋ぎ直しても、再起動して繋ぎ直してもドライバーはインストールされない。
ネット上からのダウンロードですら弾かれる。

というわけで、一度そのソフトが起動時に立ち上がらないように設定して再起動。

しかしそれでもネット経由だと弾かれた。
仕方がないのでプリンタドライバーのみをダウンロードしてインストール。

これが翌日面接であり、さらにはそれが転職サイトからの応募であり本物の履歴書や職務経歴書が必要であるという場合は、印刷ができずにPDF化したデータをUSBメモリーに入れてコンビニまで車を飛ばしていたかもしれない。
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