一番得意な外国語は中国語ではあるが、難しい言葉はわからない。
特に化学分野となるとお手上げ。
それでも薬局で「これこれこういう薬」と伝えて購入していたけれど・・・。
新型コロナウイルスによる規制も緩和されており、今年は仕事で日本にやってくる教え子(既に20代後半以上で多くは30代、40代なのだが)が多いかと予想している。
すでに私がWechatに上げた桜の写真へのコメントから一人は確実となった。
まあ、今までに何度も来ていれば、交通の接続も何とかなるかとは思う。
しかし、最初は本当に大変であり、私も仕事をしながら情報を送り続けたケースもあった。
ただ、私自身もローカルバスへの接続(それも仕事がらみ)で経験しているのだが、ネットで調べても拾えない情報もあったりする・・・。
さて、話が脱線し始めたところで本題に入る・・・。
中国生活で自分が知らない言葉かつ辞書に載っていない言葉で困ることがあった。
「それ」、「あれ」でわかる位置にあれば良いのだが、必ずしもそうではない。
手元に現物があれば良いのだが、そういうときに限って持っていなかったりする。
私が初めて電池のサイズの中国語を知ったのは、授業で使うDVDプレイヤーのリモコンの電池切れのときであった。
職員室に行くと、ちょうどうまい具合に日本語科の学生出身の事務がおり、一緒に学校横の個人商店まで着いてきてくれた。
そこで彼女が店員と話す言葉、学校に戻りながら彼女に質問して手に入れた答えを頭に叩き込んだ。
だが、専門分野の言葉となると、そんな簡単には覚えられない。
特に前出の化学の言葉は・・・。
(勉強していないに等しい。)
これは私が日本語を教えた学生も同じであり、日本語学校を卒業し、企業に戻ったり、新卒で入ってから専門用語で苦労することとなる。
それ(カタカナ語)を私に訊かれても、技術系の言葉であればともかく、化繊の分野になるとお手上げ。
英語で推測すればわかる世界ではない。
「先生、日本人でしょう(要約:あんた、日本語母語話者でしょ!)」と言われても、わからんものはわからない。
それでも(元学生は)期日までに仕事を仕上げているようである。
「俺に訊くのが間違いだ! 俺はあんたの辞書じゃねえ!!」と言い続けた結果、今では私に化学系の言葉を訊いてくる元学生はいなくなった。
まあ、私の場合、化学系の日本語や中国語がわからなくても何とか生きていける。
ただ、最近英語に触れていると、やはり頭を悩ますのが化学系の言葉。
日本語でもわかっていないのに。
高校は技術系ではあったが、物理だけでよく、化学は専門分野に絡む部分しか勉強していない。
今も中学校で習った範囲と仕事で関係する範囲ぐらいしか理解していない。
中国語や英語でそれらの言葉を覚える前に、高校で習う化学の範囲を勉強したほうが良いのかもしれない。