初級クラス。
本日『みんなの日本語』第5課をほとんど終わらせた。
ほとんどというのは、会話文の暗唱テストと、1~5課までの単語テスト、練習問題の宿題部分は明日行うからである。
単語テストについては教科書に入った時に伝えておいたし、今までも何度も言っておいた。
だが、暗唱確認とそれが重なるとなれば、学生も驚くに違いない。
(クラスの約75%が中国語で)「先生、暗唱は明後日にしていただけませんか・・・」と叫んだ。
それぐらい日本語で言えるぐらいのレベルである学生までもが中国語で言ったところをみると、よほどの衝撃であったのであろう・・・。
しかし私は最初から甘やかすつもりはない。
最初から「5課終了で1~5課までの単語のテストを行う」ことは伝えてあるのである。
学生にしてみれば、クラスメートが少ない利点もあれば、悪い面もあるということ。
少ないからある課が終わった翌日の授業の最初に一人ずつ会話文の暗唱を発表してもらっている。
それが単語のテストと重なったということは当然の流れであるんだが、学生からしてみれば悪い面のひとつとなる。
(教師からしてみれば、当然行うべきことなのだが・・・。)
明日、このクラスの学生たちが「普段真面目に自習時間を過ごしているか否か」がよくわかることになる。
単語試験は80点合格。
それ以下は不合格であり、(冗談で)「蹴るぞ!」と伝えてある暴力教師の私・・・。
80点なければ、点数に応じて何回書くかは違うのだが、1~5課までの単語をノートに記して提出していただこうと思っている。
最初の5課までで合格点が取れずにこの先どうやって勉強していくというのであろうか。
本来最初のうちは5課毎ではなく、3課毎にしたいのだが、時間に追われており・・・。
最初にペースを計算したら、1日に0.6課となった。
しかし、1課からそれでは確実に消化不良を起こす。
というわけで、教科書に入って15日目にして、やっと5課を終わらせた。
文法は上司が教えているのだが、復習を兼ねて、簡単に提示している。
また、状況によっては私の方が上司の進度を追い越すこともあり、その場合は単語のところ該当課の文法について触れることもある。
ただ、私はなるべく『標準日本語』を使っている同僚よりは一歩遅れることを意識している。
それはやはり基本的な文法はしっかり押さえていただきたいからである。
『標準日本語』は第4課で存在文が出てくるが、『みんなの日本語』では11課という違いはあるものの、他はだいたい同じような提出順序となるのである。
しかし当然数字とにらめっこして進めているわけであり、5課までの間にも私の方が先行したことはあった。
そうしないと最後は形だけの授業になってしまうので。
中級や上級であれば、教科書が終わらなくても言い訳は立つ。
しかし、初級では終わらさないとお客様である学生が困るのである。
当然我々教師も困ることになる。
まあ、何にしても、40課ぐらいからはバタバタと慌ただしく教えることになるのはどこの学校でも同じだと思う。
(当然1日1課という学校も経験しているのだが・・・。)
慌ただしい授業で効率を上げるには、やはり暗記してもらわなければならない。
しかし、外教である私の場合はとにかく口を動かす授業の中に、考えさせることも含めている。
それを課さないと、中級になっても話せない学生、外教の授業を聞いてもわからない学生が出てくる。
ちなみに・・・。
私個人の外国語学習はそこまで厳格なことをしていない。
例えば、目標言語だけであろうが、中国語を媒介語であろが、ビデオを見て感覚的に覚えるという勉強も取り入れているのだが、うとうとしてはまた巻き戻して、また同じところでうとうとしてはまた巻き戻して・・・などざらである。
ノートを見直せば、スペルミスどころか媒介語の中国語の漢字の違いも多い・・・。
話せば、急に違う言語の言葉が混ざる・・・。
そんな40を超えた外国語学習。
つらい勉強もなるべく自分に合った方法で楽しく勉強したいものである。
どこかに遊び心がなければ、必ず失敗する。
また、「灯台下暗し」という言葉同様に、美術も建築物も外国語学習も遠くから眺めることをしないと、気が付かないことは多い。
「楽しく」、「遠くから眺めることも行う」この2点は言語教師てある私にとっても常に心がけていることである。
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ちなみにブログ記事右上の投稿時間は北京時間であり、+1Hが日本時間である。
したがってブログランキングサイトにこの記事が反映される時も実際のアップより1時間早く表示される。
本日『みんなの日本語』第5課をほとんど終わらせた。
ほとんどというのは、会話文の暗唱テストと、1~5課までの単語テスト、練習問題の宿題部分は明日行うからである。
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だが、暗唱確認とそれが重なるとなれば、学生も驚くに違いない。
(クラスの約75%が中国語で)「先生、暗唱は明後日にしていただけませんか・・・」と叫んだ。
それぐらい日本語で言えるぐらいのレベルである学生までもが中国語で言ったところをみると、よほどの衝撃であったのであろう・・・。
しかし私は最初から甘やかすつもりはない。
最初から「5課終了で1~5課までの単語のテストを行う」ことは伝えてあるのである。
学生にしてみれば、クラスメートが少ない利点もあれば、悪い面もあるということ。
少ないからある課が終わった翌日の授業の最初に一人ずつ会話文の暗唱を発表してもらっている。
それが単語のテストと重なったということは当然の流れであるんだが、学生からしてみれば悪い面のひとつとなる。
(教師からしてみれば、当然行うべきことなのだが・・・。)
明日、このクラスの学生たちが「普段真面目に自習時間を過ごしているか否か」がよくわかることになる。
単語試験は80点合格。
それ以下は不合格であり、(冗談で)「蹴るぞ!」と伝えてある暴力教師の私・・・。
80点なければ、点数に応じて何回書くかは違うのだが、1~5課までの単語をノートに記して提出していただこうと思っている。
最初の5課までで合格点が取れずにこの先どうやって勉強していくというのであろうか。
本来最初のうちは5課毎ではなく、3課毎にしたいのだが、時間に追われており・・・。
最初にペースを計算したら、1日に0.6課となった。
しかし、1課からそれでは確実に消化不良を起こす。
というわけで、教科書に入って15日目にして、やっと5課を終わらせた。
文法は上司が教えているのだが、復習を兼ねて、簡単に提示している。
また、状況によっては私の方が上司の進度を追い越すこともあり、その場合は単語のところ該当課の文法について触れることもある。
ただ、私はなるべく『標準日本語』を使っている同僚よりは一歩遅れることを意識している。
それはやはり基本的な文法はしっかり押さえていただきたいからである。
『標準日本語』は第4課で存在文が出てくるが、『みんなの日本語』では11課という違いはあるものの、他はだいたい同じような提出順序となるのである。
しかし当然数字とにらめっこして進めているわけであり、5課までの間にも私の方が先行したことはあった。
そうしないと最後は形だけの授業になってしまうので。
中級や上級であれば、教科書が終わらなくても言い訳は立つ。
しかし、初級では終わらさないとお客様である学生が困るのである。
当然我々教師も困ることになる。
まあ、何にしても、40課ぐらいからはバタバタと慌ただしく教えることになるのはどこの学校でも同じだと思う。
(当然1日1課という学校も経験しているのだが・・・。)
慌ただしい授業で効率を上げるには、やはり暗記してもらわなければならない。
しかし、外教である私の場合はとにかく口を動かす授業の中に、考えさせることも含めている。
それを課さないと、中級になっても話せない学生、外教の授業を聞いてもわからない学生が出てくる。
ちなみに・・・。
私個人の外国語学習はそこまで厳格なことをしていない。
例えば、目標言語だけであろうが、中国語を媒介語であろが、ビデオを見て感覚的に覚えるという勉強も取り入れているのだが、うとうとしてはまた巻き戻して、また同じところでうとうとしてはまた巻き戻して・・・などざらである。
ノートを見直せば、スペルミスどころか媒介語の中国語の漢字の違いも多い・・・。
話せば、急に違う言語の言葉が混ざる・・・。
そんな40を超えた外国語学習。
つらい勉強もなるべく自分に合った方法で楽しく勉強したいものである。
どこかに遊び心がなければ、必ず失敗する。
また、「灯台下暗し」という言葉同様に、美術も建築物も外国語学習も遠くから眺めることをしないと、気が付かないことは多い。
「楽しく」、「遠くから眺めることも行う」この2点は言語教師てある私にとっても常に心がけていることである。
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