『みんなの日本語 初級』も11課がほとんど終わったようなもの。
10課からペースを上げだしたのだが、もっともっと速くしなければいけない。
6月末で終わらせるために・・・。
以前ある学校で1日1課で進めたことがあった。
だが、当時は中国人教師と日本人教師が1日のうちの半分ずつを教えていた。
それでバランスが取れていた。
だが、今回はまず上司が『みん日』と『標準日本語』の文法などを先行、その後で我々がそれぞれのテキストを用いてついていく形式になっている。
1日に2つの教科書を使うわけであり、下手なことをすると学生にとっては虻蜂取らずになる。
だが、この学校が長年ずっとそのシステムを続けられたのはやはり工夫。
しかし、2つの教科書を使うということは、1日で進める量が限定されてしまうことになる。
仮に2冊とも1日1課進むと考えてみたらわかりやすいと思う。
覚える方はかなりタイヘン・・・。
当初の計算で、1週間5日で3課ちょっとのペースであった。
だが、最初の10課までは、出来れば14課までは出来るだけゆっくり行わないと、ついて来られない学生が出てくる・・・。
現在は世界的に「考える力」が低下しているのだから・・・・・・。
40課頃からバタバタが始まり、特急電車や新幹線、極端な話中国の高速鉄道に乗せなければならないことは目に見えていても(3、4か月で終わらせるどの学校も同じだが・・・)、最初は仕方がない・・・・・・。
しかし、私は常に工程表というか計画表とにらめっこしている。
なるべく日本語のみで教える私はできるだけ3人の教師の一番最後を走った方がやりやすいのだが、そうも言ってはいられない。
現在『みんなの日本語』を使う私の方が『標準日本語』を使う同僚よりも進んでいる。
それどころか文法の上司よりも先を走ったことも数回ある・・・・・・。
それはやはり(中国の日本人教師は文法に苦手意識を持っている方も多いなかで)私はそれに対して自信を持っているという強み。
日本の養成講座で勉強した直接法のみでわかってもらおうなどと考えない方がいい。
多言語学習者であり、かつ中国語を媒介語に外国語を勉強することが多い私でも「やはり母語で教えてもらったり、考えた方がわかりやすい」と思っている。
もちろん直接法のいいところは使っている。
だが、初級の場合は視覚効果に訴えている。
文法についてはやはり板書量が増える。
どうせ多くなるのであれば、学習者が未習である漢字語を使ってでも、出来るだけ一目見て理解できる簡単な日本語を板書して説明する。
漢字一文字が持つ情報量はとても多い。
そして私は少しは中国語がわかる。
当然中国語学習者が見てすぐにわかる単語を選んでいることは言うまでもない。
(私、日本で教えられるかなぁ・・・・・・。)
ただ、未習の漢字語を使うにしても、最小限度を心がける。
学生に余分な情報を与えすぎてはいけないと思っているので。
昨日で上級に課していた会話がすべて終わった。
後は特別授業などでその夕方の時間を使うだけ。
そして本日からは初級で会話を行うつもりでいる。
その中に今までは授業中で行っていた簡単な会話を含めていけば、正規の授業時間をもっと短縮できる。
我々日本人教師が考える会話というのは、頭を使ったもの。
ただ、書いてきたことを読み上げるだけではなかなか応用できない。
とっさに何かを言われて、とっさに返し、瞬時に何かを言い返す。
正規の授業の場合、学生が楽しみだしてノリノリになったところでストップをかけることになってしまう。
そうしないと、1日のスケジュールが完全に狂ってしまうので・・・。
とにかくネイティブ教師の私としては会話に重点を置いている。
明日の正規授業での11課会話文の暗唱発表などもとことん楽しんでもらうつもりでいる。
私の会話授業はそれが正規の時間であれ、自習時間を利用したものであれ、まず楽しんでいただくことを第一にしている。
(本日は準備段階と位置付けて)
明日からは本格的な“Show time”の始まりとなる。
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ちなみにブログ記事右上の投稿時間は北京時間であり、+1Hが日本時間である。
したがってブログランキングサイトにこの記事が反映される時も実際のアップより1時間早く表示される。
10課からペースを上げだしたのだが、もっともっと速くしなければいけない。
6月末で終わらせるために・・・。
以前ある学校で1日1課で進めたことがあった。
だが、当時は中国人教師と日本人教師が1日のうちの半分ずつを教えていた。
それでバランスが取れていた。
だが、今回はまず上司が『みん日』と『標準日本語』の文法などを先行、その後で我々がそれぞれのテキストを用いてついていく形式になっている。
1日に2つの教科書を使うわけであり、下手なことをすると学生にとっては虻蜂取らずになる。
だが、この学校が長年ずっとそのシステムを続けられたのはやはり工夫。
しかし、2つの教科書を使うということは、1日で進める量が限定されてしまうことになる。
仮に2冊とも1日1課進むと考えてみたらわかりやすいと思う。
覚える方はかなりタイヘン・・・。
当初の計算で、1週間5日で3課ちょっとのペースであった。
だが、最初の10課までは、出来れば14課までは出来るだけゆっくり行わないと、ついて来られない学生が出てくる・・・。
現在は世界的に「考える力」が低下しているのだから・・・・・・。
40課頃からバタバタが始まり、特急電車や新幹線、極端な話中国の高速鉄道に乗せなければならないことは目に見えていても(3、4か月で終わらせるどの学校も同じだが・・・)、最初は仕方がない・・・・・・。
しかし、私は常に工程表というか計画表とにらめっこしている。
なるべく日本語のみで教える私はできるだけ3人の教師の一番最後を走った方がやりやすいのだが、そうも言ってはいられない。
現在『みんなの日本語』を使う私の方が『標準日本語』を使う同僚よりも進んでいる。
それどころか文法の上司よりも先を走ったことも数回ある・・・・・・。
それはやはり(中国の日本人教師は文法に苦手意識を持っている方も多いなかで)私はそれに対して自信を持っているという強み。
日本の養成講座で勉強した直接法のみでわかってもらおうなどと考えない方がいい。
多言語学習者であり、かつ中国語を媒介語に外国語を勉強することが多い私でも「やはり母語で教えてもらったり、考えた方がわかりやすい」と思っている。
もちろん直接法のいいところは使っている。
だが、初級の場合は視覚効果に訴えている。
文法についてはやはり板書量が増える。
どうせ多くなるのであれば、学習者が未習である漢字語を使ってでも、出来るだけ一目見て理解できる簡単な日本語を板書して説明する。
漢字一文字が持つ情報量はとても多い。
そして私は少しは中国語がわかる。
当然中国語学習者が見てすぐにわかる単語を選んでいることは言うまでもない。
(私、日本で教えられるかなぁ・・・・・・。)
ただ、未習の漢字語を使うにしても、最小限度を心がける。
学生に余分な情報を与えすぎてはいけないと思っているので。
昨日で上級に課していた会話がすべて終わった。
後は特別授業などでその夕方の時間を使うだけ。
そして本日からは初級で会話を行うつもりでいる。
その中に今までは授業中で行っていた簡単な会話を含めていけば、正規の授業時間をもっと短縮できる。
我々日本人教師が考える会話というのは、頭を使ったもの。
ただ、書いてきたことを読み上げるだけではなかなか応用できない。
とっさに何かを言われて、とっさに返し、瞬時に何かを言い返す。
正規の授業の場合、学生が楽しみだしてノリノリになったところでストップをかけることになってしまう。
そうしないと、1日のスケジュールが完全に狂ってしまうので・・・。
とにかくネイティブ教師の私としては会話に重点を置いている。
明日の正規授業での11課会話文の暗唱発表などもとことん楽しんでもらうつもりでいる。
私の会話授業はそれが正規の時間であれ、自習時間を利用したものであれ、まず楽しんでいただくことを第一にしている。
(本日は準備段階と位置付けて)
明日からは本格的な“Show time”の始まりとなる。
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