蝸牛の歩み

「お話」を作ってみたくなりました。理由はそれだけです。やってみたら結構面白く、「やりたいこと」の一つになっています。

臥薪嘗胆

2015-09-02 17:12:11 | 日記
「臥薪嘗胆」についての考察。

 「臥薪嘗胆」という言葉の意味は、通常、「復讐心を忘れない努力」という意味で使用されてきた。しかし、いま、この言葉に新しい意味が付け加わろうとしている。以下に紹介するのは、上海工科技術大学の王遺詠教授の斬新な「解」である。

 「臥薪嘗胆」を考えるとき、まず注目せねばならないのは、「薪の上に臥す」という言葉の意味である。中国には、古来より、「経絡」という言葉がある。人体のツボである。人体には様々な位置にツボがあり、そこを適切に刺激することによって大きな効果が得られると考えられてきた。
 私は、学生10人を集めて、実験を行った。薪を地面に敷いて、その上に寝させる。薪は、動かないように、地面に対して小枝をしっかりと密着させることによって安定性を保つ。しかる後に、薪の上面の突起を、被験者の背中のツボの位置を確認しつつ、適切な位置に置く。この事によって得られる効果は絶大なものがある。
 10人の被験者が抱えていた様々な問題、肩こり、腰痛、胃のもたれ、冷え症、恋の病などは全快した。詳しいことを知りたい人は、上海工科技術大学のこの件に関する報告(2013年9月号)を参照されたい。

 さて、次に「嘗胆」、つまり、「肝」を「嘗める」と言うことである。「肝」とは、熊の胆嚢を乾燥させたものであり、確かに苦い、しかし、効き目は抜群である。「こんなに苦いんだから効くはず」と言うプラシーボ効果も相まって絶大な効果を発揮する。

 結論を言おう。
 「臥薪嘗胆」とは、中国古来から伝わる健康法である。世界保健機関(WHO)から認定される予定であるので、わたしは今論文をまとめている。近日中に公開できると思っている。

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