▲丘の上の農場で働いていた人(ジャワ島東ジャワ州バトゥ・2012年)
ホテルの水回り(シャワーとトイレ)。できることなら洋式を希望する。が、慣れれば絶対条件ではなくなる。
いやなのは、バスルーム(トイレの回り)が水浸しなことだ。トイレとシャワーの位置によって、シャワーを使うとトイレまで濡れるようになっている。するとトイレに行くたびに足が濡れる。
別に汚くはないのだけど、いやな気がする。
ときどき、チェックインしたときからバスルームの床が濡れていることがある。最初は苦情を言っていた。しかし、これももう諦めた。インドネシアのバスルームは水浸しである、という現実に慣れることだ。自分を変えるほうが早い。
猫は足を濡らすのが嫌いだという。
私も嫌いだ。
床の濡れたトイレに行くたびに、猫に共感する。
インドネシア人は足を濡らすのが好きなのよね? とインドネシアの知人に言ったら、そんなことはないよ、と言うけど、そんなことあると思う。
というか、インドネシア人は、トイレで手動ウォッシュレットをした後ついでに水浴びしちゃえ~っていうノリがある気がする。
バスタブにお湯を張って浸ることはないけど、バスタブがあればシャワーを使っても床を濡らさないで済むことになる。
ベッド。安いホテルのほとんどは、スプリングが入っていないマットだ。中にいろいろ詰まっているので湿気を含んでしまう。マットが乾燥していればいいけど、湿っているともう眠ることはできない。そこそこ高い部屋を頼んだのにベッドがじっとりしていて眠れず、外のロビーのソファーで寝ていたことがある。何のために部屋を頼んだのかよく分からない。たまに千円代の部屋でスプリングだと感動する。じっとりしたマットに寝るぐらいなら、ゴザのほうがずっといい。中途半端な西洋の真似はやめたほうがよいと思う。
マットは最近浮上した重要ポイントだ。いいマットのベッドで寝ると、朝目覚めたとき、日本の自分の部屋だと錯覚してしまう。しばらくして「あら? ここはどこ?」となる。
目覚めたときの幸せ感はマットに依存する。
冷房は、スマラン、スラバヤ、バリ島の海岸沿いなどの暑い町ではあったほうがいい。
安ホテルの部屋は大きく分けて2種類。安い部屋は、水シャワー(または水槽)、冷房なし。高い部屋は、お湯シャワー、冷房あり。だけど、水浴びで済むほど暑いところでは冷房がほしいし、お湯が要るほど涼しいところでは冷房は要らない。その気持ち分かってもらいたい。
ちなみにジョグジャなどほとんどの町では、ホテルの立地がよほど悪くなければ、夜になれば涼しくなるので冷房は使ったことがない。
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