村下孝蔵のこと

昨日の中森明菜ライブで「踊り子」を聴いて、久々に思いを馳せました。
亡くなって何年経つんですかね。
私、この人の歌が結構好きでした。もちろん今でも好きです。
晩年は「『初恋』を歌った懐かしのフォークシンガー」みたいな形でTV出演されているのを何度か見掛けましたが、当時も現役バリバリで歌を作ってましたし、生前にもっと高い評価を受けても良かった人ではないかと思います。
毎年、恒例で七夕コンサートを開いていたそうで。結局、一度もライブで鑑賞することはできませんでした。昨年も追悼ライブがあって、私も行きたかったのですが、既に座席は完売になっていて行くことができませんでした。今年はあったのかな…。
村下さんは、日本語を大切にしてたかただと思います。
私が知る限りですが、その歌詞に、曲の為に無理矢理当てはめたような英語は一切ありません。全てが美しい日本語で綴られています。そして、ちょっと懐かしい、良き頃の日本を連想させてくれます。
淡い初恋。
綺麗な思い出。
美しい情景。
可憐な少女。
楽しかった少年時代。
村下孝蔵というアーティストは、まだまだこのような美しい日本の歌を生み出し、私らに伝えてくれる使命を残したまま、遠くに行ってしまいました。

私が一番好きな歌は、「風のたより」。それから「同窓会」。
あとは「ゆうこ」「初恋」「踊り子」「少女」「ロマンスカー」「かざぐるま」「陽だまり」「夢のつづき」。
この辺が特に、個人的に好き。ちょっと月並みすぎたかな。


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