シミズリエ、笹生実久@新宿

笹生実久
ちょっととぼけたトークで笑いをとってからスタート。歌は非常にシリアスな展開。いつもより、けだるさよりも力強さが垣間見える。左右にギター、ベースのサポートを配し、自身は素手でも歌った。じれったさそうに腕をよじらせ、指を絡めて、長い髪をかきむしり、スカートの裾を鷲掴み、この人はギターを置いて歌うと、こんなにも情熱的になるのか。ついでに言うと足の指でマイクスタンド掴んでた。とにかく、アンニュイさを第一のイメージとして持っていた…その概念を、完全に打破した。
やっぱりギターを持った方が安心する、とは言っていた。トークになると、がぜん天然?ぶりを発揮。
彼女は社会的なフォークを歌う。女性アーティストで、その担い手の一人であろう。あと挙げるとすれば、いわさききょうことかね。
セッションで、笹生実久の歌をシミズリエが歌い、シミズリエの歌を彼女の演奏で、笹生実久が歌ったりした。

シミズリエ
この人も、一時の個人的概念を打破している。力強くなった。前はポワンとした音色が相応しい、しっとりしたイメージが拭い切れなかったが、今はポップになり、激しさをものにしている。
序盤で笹生実久とセッションを経て、ギターのサポートで歌い上げる。表現力が豊かだ。あとは…意外にも?トークは少なく控えめなので、そのキャラを如何なく発揮できれば…ライブとして完成度の高いものになるだろう。その期待、つまり、更に伸びる余地をいまだに感じさせてくれるアーティストではある。

アンコールのとき、出入り口でどういう訳か、出たり入ったりを繰り返す笹生実久には笑った。

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