舟久保香織@祖師谷大蔵

ライブカフェは3階というが、屋上に作られたちょっとしたハウスのようであった。木の板に囲まれ、植木が傍らに置かれていて、木の匂いがしそうな、落ち着いた雰囲気の空間になっていた。
ステージ、といえるかどうか、その場所は低くて、高さは10cmくらいってところ。その場所に舟久保さんがギターを抱え、パーカッションのサポートで演奏をしていた。
舟久保香織は座って弾き、歌っていた。薄暗い照明、テーブルにはささやかな灯火。パーカッションの音や、舟久保香織の足踏みが、振動となってじかに響いてくる。
本人曰く、いつもと違った雰囲気に緊張していると言うが…傍目には変わって見えない。むしろやりやすそうに見えた。
舟久保香織の声は低いだろう。どこか歌い殴るくらいの勢いであるが、どこか繊細だ。一時のライブでのテンパった感じが抜けて、ほどよい脱力感のあるライブになっている。MCもひっくるめて。ただ、進行自体はえらい苦手のようで。

歌は、心のマイナス面を曝け出す…そんな印象。辛さや憂いを含んだ、大人の弾き語りとして、これからも大いに注目したい。そしてこの人が力を解放したとき、その迫力は圧巻である。力の入ったところ、ぬけたところ、両方を堪能できたライブだった。

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