中島美嘉@有楽町

どえらく静かなスタートで、物販の白いサイリウムが点々と揺れていた。でもバンドの他にバレーダンサーも居たりして、しかも中島美嘉の頭には白鳥が乗っていた。後で話していたが、本物の剥製であるらしい。そっと歌う感じで、左に右に歩いていた。ペース上げたら白鳥落ちるだろうしな。

観客は、女性客を中心に美嘉ちゃんコール。男女の比は大差なかったとは思うが。徐々にテンポが上がってきて、手を振りながら歌ったりもしていた。手拍子や跳ねたりもしていた。前はこんなに動かなかったような。らしくない…彼女にしてはオーバーアクション。それに促されてか、盛り上がってるというほどではないが、何となしにスタンディング中心な観客の按配になっていた。

中盤はまったりした。衣装は白鳥から灰色になり、全体が着席になり、結構良い雰囲気。
疲れてないですよっと中島美嘉が言う。毎回疲れているように言われる。楽しいことが伝わりづらい顔、と自分で言っていた。彼女にしては、結構けなげに喋りまくっていたのではないか。気がつけば頭にはフクロウの剥製が乗っかっている。

アコースティックの展開の後、突如としてロックサウンドへ。女の子の観客がキャーって立ち上がる。NANAだろう。
後半の衣装は赤で、裸足だったな。ピョンピョン跳ねていた。ここまで来ると鳥はさすがに乗っていない。で、しばしロックの後、バラードで締める。舞台から下がるときの歩みの素早さに、どよめきと笑いが起こった。

アンコールはオフィシャルグッズに身を固めて、My箸を見せたりして、地球環境についてなどを語る。アンコールもまたまったりとした前後に、盛り上がりを間に挟む構成だった。出演者みんなで手を繋いで、ありがとうございましたーっと叫ぶ終演。全体的に前回より面白かった。

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松田理奈@飯田橋

おっそろしく静まり返った場内。フライヤーをヒラヒラさせただけでも響き渡ってしまうような…クラシックのリサイタル向けのホールはこんなもんか。観客は年配の男性が多めだったか、まあ女性も3割くらいはいた。
松田理奈は最初、短い調律のあと、天を見上げる。見上げて一呼吸置いて、バイオリンを奏で始めた。ピアノの伴奏が付く。松田理奈はエンジ色系のドレスをまとっていた。ピアノのソロで、手を休めた時も、多く上を見上げる。切なげに。演奏中は、うっすらと、いろんな表情を見せる。

曲の演奏が通しで終わると、拍手が沸き起こる。お辞儀をして一旦引っ込んで、また出て来てお辞儀をして、引っ込む。ようやく拍手が止む。曲ごとで、その繰り返し。拍手が止んで静かになったホールには、奥から、バイオリンの調律の音色が微かに聞こえる。

よく分からんが、松田理奈の演奏はたおやかな印象を受ける。派手さや迫力というものはない。変化に乏しい…という言い方は良くないか。変わったところでは、バイオリンを指で弾いて演奏するところが、ちょっとだけあった。前半より後半の方が、やや熱を帯びている風でもあった。そういう選曲なんだろうけども。

アンコール2度目の登場時、一人で出て来て挨拶。この日唯一の、松田理奈の喋りどころでもあった。マイクはなく、オドオド緊張してるってか、いっぱいいっぱいな表情をしていた。全体的に、キュッと口を結んだ表情を、よくしている。



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柴田淳@新宿

バンドメンバーが位置について、演奏が始まったところで、最初の拍手。鳴り止んだ頃に柴田淳が歩いて出て来て、もう一度沸き起こる拍手。観客の歓声とかはあまりなくて、無言に近い状態でひたすら拍手。柴田淳はステージ中央に立つ。基本的に、この定位置から動くことは、ほとんどなかった。そして全体を通して、しっとりした内容だった。

観客の様子は、男女比でいうと7:3といったところか。青壮年の年代がほどよく割り振られている中、若い女性も多めだった気がする。
綺麗な歌声であるな。トークなんかは、ネタに詰まってかどんどんグダグダになっていき、丁寧かつ固さもだいぶ見受けられた。ただ、全体として何か綺麗っぽい上品さがあったな。皆さん、なんで今日はこんなに静かなんですかー?と言っていたが、平素はもっと盛り上がるのか? 確かに序盤の観客はおとなしかった。いや通しでも。ただちらほらと声援なり呼び掛けをする観客もいて、柴田淳はかなり敏感に反応し、受け答えをしていた。
さて柴田淳は、前半と後半に白、中間に黒いシックな衣装。歌っているときは片手にマイク、空いた手を動かす以外は、ほとんど動かない。前半の締めに、短いメドレーコーナー、ここが唯一と言って良い盛り上がりポイントで、観客は手拍子、柴田淳も多少ではあるが、左右に歩く。
中間は椅子に腰掛けてのアコースティックになり、ただでさえしっとりしてたのが、もうしっとりしまくりとなる。
コンサートツアーのラストということで、かなり感慨深かった様子でもある。トークで何度となくそんな実感をほのめかし、終盤に来て落ち着こうとしてか胸元をトトトトンてな感じで叩く仕草をしたり、歌っていて感極まったか、声を詰まらせるといったシーンもあった。

アンコール待ちの手拍子は、かなりバラバラで揃わない。特に掛け声とかはない。ちょっと趣向のある格好なりシチュエーションも交えつつ、まあラフで気楽な感じで、また腰掛けて歌っていた。観客は全編立たなかったが、終演のときは一部、スタンディングで拍手を送っていた。

 

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押尾コータロー@有楽町

観客は男女半々だな…意外と年配の男性が多いみたい。押尾コータロー、ギターを弾きながら登場。軽快なリズムに、手拍子は半分くらいと中途半端。いやーしかしながら、音楽とくにギター分からなくても、この人の演奏は見ていて、聴いていて気持ちが良い。面白い。ギターは弾くばかりでなく叩くもんなんだねって。ギターがギターらしからぬっていうか、いやギターなんだが、まるで別物のような音を発する。陽気で華やかさもあれば、神秘的な音も奏でる。何でも弦は18本あって、12本は空洞の中にあるって言ってた。
最初のほうはイエーイって軽快だったが、トークを織り交ぜつつ、だんだんとゆったりとさせてくる。影響を受けたというゴダイゴや、坂本龍一のカバーも披露。ちなみに昔のエピソード中心のトークも面白かった。
メンバー紹介は、オンベース、押尾コータロー。オンドラムス、押尾コータローだって。ベースの時は客席に降りて通路を歩き回りながら弾く。しまいには2階席、ついには3階席にまで現れて、弾きながら歩くサービス満点ぶり。ドラムスって、ギターをバシーンドーンパカパカ叩くのも凄かった。そしてオンギター、押尾コータロー。それまで座って観ていた観客だが、この余興から一階はスタンディングになった。遊び心満載な見事なコンサートだった。

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Salyu@横浜

暗転して拍手、バックにアニメーションが映る中、バンドメンバーが配置につく最中に拍手、演奏が始まり、ゆっくりとSalyuが歩み出て来て、一階の観客はスタンディングになった。観客層は成人中心で、成人は全般って感じだったかね。
Salyuはバンドメンバーをソウルメイトと呼んでいた。壮大なスケールのナンバーが続き、軽く振り付けなどもあったが、全体としては無難というか、波乱とかなかった。アンコールに、アコースティック編成での披露をした。本編は黒い衣装だったが、アンコールは白いドレスで、そっちのほうが豪華だった。まあその辺が変わっていたと言いますか。

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S.E.N.S@渋谷

シンセサイザーの深浦昭彦、ピアノとヴォイスの勝木ゆかりとからなるユニット、S.E.N.S。ニューエイジミュージックというか、近年ではヒーリング音楽とか言われるジャンルを代表する存在となっている。そのS.E.N.Sのコンサートが、渋谷で行われた。3年振りのコンサートであったらしい。

照明が落ちて暗い中をそっと配置した演奏者たち。鈴のような音が鳴り響く中、スッと入っていくグランドピアノ、ステージ向かって左に勝木ゆかりがスポットに照らされる。同じくさり気なく加わっていく中央後方のバイオリン、ベース、ドラムが、順々に照らされては消える。そして最後、右にシンセサイザーの深浦昭彦。
2曲目、一斉に照明が照らされ、音楽がホールいっぱいに広がる。それは激しくもあり、勇壮でもあり、S.E.N.Sの音楽を癒しとは言うが、それは必ずしも優しさではなくて、大きなスケールに包まれる心地良さにある。
最初の挨拶は、深浦昭彦。ちょっと惚けたキャラクターのようである。挨拶の間に勝木ゆかりは中央に立ち、柔らかなソプラノボイスの歌へと移行する。曲の途中でピアノに戻り、演奏しながらもヴォイスを担当していた。テレビのドラマ、ドキュメント番組の曲が多く演奏され、個人的には早々に初期の代表作「海神」が出たのが嬉しかった。生で初めて聴いた「海神」は、圧巻だった。
中盤、勝木ゆかりが挨拶。テーマは休み時間、音楽の温泉であるということ、こちらはしっかりとしている。S.E.N.Sの得意とするもの、それはジャパニーズエスニックサウンドであると、本人たちが語っていた。
休憩を挟んだ2部構成になっていて、1部の終盤はかなりまどろんだ。打って変わって…というほどではないが、2部は比較的アップテンポで、目を離せない展開だったように思う。本編のラストは、自分たちがコンサートを行うきっかけとなり、とても大事な曲として、「Aphrodite(アフロディーテ)」を紹介。「海神」と対になる初期の代表作であり、これまた生で聴けたのは、幸せであった。
アンコールにて「Remembering Me」という、韓国ドラマで使われて話題になった楽曲を演奏、この時はヴォイスの勝木ゆかりと並んで、深浦昭彦はアコースティックギターを演奏、観客が手拍子をする唯一のシーンとなった。
ラストは、深浦昭彦が観客に呼び掛け、全員強制?スタンディングオベーション。その中で演奏者揃って手を繋いで、万歳をして締めた。
観客は、成人全般という感じで、若干女性が多めだったか。

 

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