甲斐名都@青山

いつの甲斐名都ですかって、8月のバースデーライブの時なんですが。
要は駅の雑踏のごとく、いろんな世代、男女を問わず集まった観客たち。今回が特別というのではなく、甲斐名都はファン層が広い。同世代の女性層を掴んでいるのは、かなり心強いのではないかと。自分が都心のライブハウスで観た女性ボーカルで、女性ファンの割合(実数ではない)が最も多いと思われるのは圧倒的に阿部芙蓉美だが、甲斐名都はそれに次ぐかもしれない。
ステージ上ではスクリーンで赤ん坊や学生時代の甲斐名都の写真を映していたが…中学生の時はかなり地味で眼鏡かけてたのね。甲斐名都は左右の視力が極端に違うらしい。どこで聞いたかは覚えていない。

バースデーライブだから祝って欲しいのではなく、節目ならではの音楽の愛を分かち合いたいイベントだってことだった。
キーボードに着いて、最初のCDから順を追うような展開で歌を繋げる。CDより、ひとひねり入った歌い方。
ゲストも有りで、まずビアンコネロというユニットの男性ギター。この人に対した甲斐名都は、今までとはだいぶ違った、見守るお姉さんキャラだった。
そこからだいたい、パーカッションも入って演奏した。
甲斐名都はギターも演奏した。心持ち、キーボード演奏の時よりも歌声に陽気さが増した気がしたんだが、気のせいか。途中、客席にサイリウムがあった気もするんだが、これは気のせいでなかったと思う。

甲斐名都の声を何と形容する。可愛らしいか、美しいか、迷う。まあ簡単には表現しがたい甘さだ。多少せつない。
いつもと違った面といえば、失敗やらかしてアーッて慌てる声はまるで別人だったし、ステージのセッティング中に場を繋げる為に一生懸命話題を探す様は、少なからず萌えなくもなくもなかったような、そうでないような。

甲斐名都引っ込み、もう一人のゲストは服部祐民子。低くてボーイッシュな歌声。非常に慣れた歌い回し。甲斐名都とはある意味正反対な力の持ち主というか。絵画に例えて比せば、服部祐民子は水彩画であり、甲斐名都はクレヨンだ。甲斐名都が服部祐民子を尊敬し、好むというのは、アーティストとして玄人受けするばかりでなく、自分にはない持ち味がある故だろう。キリッとして潤いもある。甲斐名都の瑞々しさとは、また質が異なるものだ。歌詞は、物語の主人公の心情を、そのまま文字にした感じだった。甲斐名都のキーボードとのセッションもあり。

後半は、新しい曲も披露。ケーキのローソク吹きなども、当然あり。あのねー、あのねー、とこれまた意外とフニャフニャした甲斐名都が言うに、私は私らしく歌って行きたい、メジャーやインディーズに関係なく、これからもカイナツを応援してネ!というオチだった。
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