風の向こうに  

前半・子供時代を思い出して、ファンタジィー童話を書いています。
後半・日本が危ないと知り、やれることがあればと・・・。

戸久野第四小学校の呟き

2010-02-04 21:18:15 | 校舎(精霊)の独り言

いよいよ、夢ちゃんがわたしから離れる場面にきました。夢ちゃんが、わたしから

妹の六小へ移った時、わたしはさびしくてしかたがありませんでした。だって、わたしの

姿・声がわかるのは当時(今でもそうですが)、夢ちゃんしかいなかったのですもの。

今ではわたしも年を経て、わたしの所にいる子どもたちもずいぶん少なくなって

しまいました。やがて、わたしも八小と同じように、閉校となるかもしれません。でも、

それでもわたしはいいんです。なぜって、きっとわたしを巣立っていった子どもたちは、

ずっと、わたしのことを忘れずにいてくれると思うから。

あらあら、独り言なんていうから、思いつくままにしゃべっていたら、なんかしめっぽく

なってしまいました。ごめんなさい。

では、お話の続きをどうぞ。



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