色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<20 Mar 2016 Sun>さようならカシオペア

2016-03-20 | 北の大地での生活


お出かけしてしまって撮影には行かなかったのですが、

今日はカシオペア最終運航日

やっぱり寂しいですね。

上野発札幌行きの寝台特急「北斗星」、「カシオペア」、

カシオペアは平成11年から運行で、

北斗七星と同様に北極星を見つけ出すために使われる星座

「カシオペア」の名前が付けられたのにはロマンを感じます。



急行「はまなす」(青森―札幌)の最終列車も21日夜、青森駅を出発します。

こちらもとてもよくお世話になりました。

大荷物を担いで、上野駅の喧騒の中、青森を目指し、

JRバスに乗りついではじめて奥入瀬渓流へ行きました。

それから青函トンネルを通って、雪がまだ残る大雪山にスキーに行きました。

次は絶対にバイクで来ようと思い、何十回と訪れました。


特急「白鳥」と「スーパー白鳥」も最終運行を迎えます。

もうっ、寂しいですね。ホント。


同じ旅情を味わえる機会がなくなってしまいます。



既に昨年の8月22日に廃止になりましたが、上野発の夜行列車

北斗星にも何度かお世話になりました。




寝台特急はお金をあまりかけない旅には欠かせないもので、

北海道内の移動でも、信州へ行くのにも結構お世話になりました。


今ではびっくりですけど、寝台のない直角座席の夜行列車もたくさん走っていました。

隣に人が座っていないと、2人分の座席で眠れたので、

身体はイタイタでしたけど、ラッキー♪なんて思っていました。

さすがに寝台車は取りたいところですけど、

超豪華特急になってしまうと、あの情緒はなくなってしまうかもしれません。


でも、トワイライトエクスプレスはとても良かったので、

列車の旅の良さの再発見に繋がるかもしれませんね。



代わりに26日から新幹線がはじめて北海道に開通します。

在来特急廃止の理由は老朽化などいろいろありますが、

1番の理由は、青函トンネルで現在使用している架線電圧が

在来専用の2万ボルトから新幹線用の2万5000ボルトへ変更されることに伴い、

「カシオペア」「北斗星」などの従来の電気機関車が

使用できなくなったことにあります。


日常の旅(?)に使える寝台特急が一時的であれ姿を消すのはとても残念ですが、

新幹線を当たり前の移動手段として使っていた身としては、

新幹線もそれなりに嬉しいものです。


さようなら、カシオペア またきっといつか会える日まで!
コメント
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