色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<16 Mar 2016 Wed>

2016-03-16 | ステーショナリー*道具,ギア


万年筆は手も汚れるしすぐに乾くし使い勝手が悪く不便ですが、好きです。
見た目も好きですが、なんといっても、相性の良い紙に書いたときの感覚が何ともいえず、心地良いのです。
万年筆を使用している人の中は、便利を犠牲にしてまでも、その感覚が好きではまっている人も多いと思います。



昔と違って、可愛かったり、おしゃれなペン軸が増えたのも嬉しぃです。
ペリカンの限定ピンクを普段使いにしたいですが、ちょっと高くて手が出ません。

まあ、もっと高いペンも持っているのですが、
スワロフスキーが付いたものは見て楽しむだけで、インクを入れる事ができません。
そこまでのステータスが私にはないということだと思います。


小学校の頃に書道を習っていて、1ヶ月にに1回は万年筆を使った授業でした。
就職のさいに、自分でカランダッシュの万年筆を買ったのですが、これが最高の書き味でした。
ただ、太字だったので普段使いに難しく、あまり出番はなかったので、
文具屋さんに相談したところ、安易に細字に削られて、それで書き味がいっきに悪くなってしまい、
それでも使っていたのですが、持ち歩いているうちに部品を落としてしまいました。

次に買った、クロス社OEMのポールスミスの銀の万年筆の書き味も素晴らしかったのですが、
構造に問題ありで、すぐにインクが漏れてしまい、短期間で4本も無駄にしてしまいました。
それなりのお値段だったのですが・・・。

万年筆は、一生使えるから万年筆という名前が付いたのに、何とももったいない話です。



安い鉄ペンでも、プラチナの極細で書き味がとても気に入ったものがありますが、やはり構造が弱いのです。
同じ鉄ペンで安いものでもラミーやパイロットや、その他、良いものはあります。
外国の万年筆は、英語圏の都合上、日本語を書くには太すぎるものが多いのですが、
国産プラチナの極細は細くて良いです。

ただ、やはりインクフローの良い、最低でも細字以上が書き味を楽しむにはオススメです。
インクフリーが良いと紙との摩擦がすくなく、まさに滑らかにすべるように書けるのです。

セーラーも何本も持っていますが、ちょっと手に響くザラザラ感が少し不満で、
プラチナはコンバーターが壊れ易く不満で、
国産ではやはりパイロットの品質が安定しているように思えます。



キャップレス万年筆は万年筆でありながら、仕事でも便利に使えます。

モンブランも安い(といっても高いけど)ものは1本持っていますが
ペン先が固めで、筆跡も味がなくイマイチです。
今のところ、どちらかといえば柔らかいペン先といわれるペリカンの方が好みです。
パーカーも良いメーカーですね。

老舗のものはやはり良いですが、舶来物はなんせ太字がメイン
ハガキの宛名を書くには良いけれど、普段使いできないものも多いです。


それにしてもペリカンのスーベレーン限定ピンク良いですね。
いっそのこと日本向けに桜の花模様を出してくれれば・・・
でも、きっとすごい値段になるので、見てるだけだと悔しいので、
出さなくて良いです(笑)

好きなものと好きなものがダブルで来ると、胸ドキュ~ンです。



今日は気温も4月中旬から下旬並みの11度まで上がったことだし、
ピンク軸の万年筆に、ピンクのインクを入れて、また使ってみようと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする