色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<29 Aug 2015 Sat>棚

2015-08-29 | 日々徒然なるままに


倉庫に保管してあったアウトドア用品
室内で保管すべく、平面収納では無理なので、構想1週間、
今日はひたすら整理整頓と棚作りをしていました。

混沌→見える化(適材品の使いやすさ)→スリム化
に繋がるといいなあ。

ずっと使っていた道具なので、何があるかはわかりますが、
必要なときにすぐに取り出せる状態であることはもちろんのこと、
見えない状態よりいつでも見える状態が良いですし、
棚があれば収まるので、整理整頓です。
使わないときは見えない方がいいですけどね。

断捨離だとか、ブームになって数年経ちましたが、
言葉の一人歩きや極端な事例の何もないガランとした部屋の印象が強くて
本来、意味するものから受ける印象が離れてしまっているような気もします。

必要なものは必要だし、不要になる時期の見極めが大事です。

禅の言葉は本来、その人の置かれている環境や状態で臨機応変に変化するもので、
誰かのものになった瞬間、万人向けのものではなくなります。


趣味が多いとそれだけ必要な道具があって、一度手放すと次に手に入れるのが大変なうえ、
その趣味を実行することも難しくなって、道具がないと何もできないとは思わないし、
確かに今となってはもう使えないもんもあったりするのですが、
道具があるとないとでは違って、時に生命を守る大切な物なので、手放せないものがたくさんあります。

自分にとって「必要な」がミソで、そう言い出すと不要なものを溜め込むことになり、
じゃあいつ使ったの?と聞かれると困るものも中にはあります。

あの土地では毎週のように使ったけど、こちらの土地ではそうそう使う機会が探せずにいる。
反対に、あの土地でできなかった他のことはこちらの土地だとできるけど。
いやいや、かといって捨てるわけにはいかない。
捨ててしまうと、もう始められなくなる。
真実かどうかはともかく・・・。

南から北まで気候風土の異なる土地を行ったり来たりすると、
その土地土地に生活するうえで必要なものは当然ながら大きく異なって、
済む住居によっても、住居のレイアウトや環境に伴って、必要なものは大きく異なって、
じゃあかえって引っ越すたび、荷物は減らせるんじゃないの、と思われるかもしれませんが、
次があると思うと、そうでもないんですよね。
それでも相当捨ててますし、捨てて後悔したものもありますが、
運ぶ手段と置く場所があれば、取捨選択して捨てるより持っていく方が簡単なときがあります。

捨てては買って、捨てては買って・・・、ある意味それができれば理想かもしれませんが、
そんな使い捨て人生で良いのか、もったいなくって畏れ多い。

捨てるより、長く大事に使って、使い切って感謝の気持ちと供に処分する、
理想です。

リュック一つで生活できるなんてこと、何もしていない人が言うのであれば
人生を無駄にしてるんじゃないかと思います。
人が一度に持てる荷物は限られているから、それだけを持って、世界中を旅するのであれば素晴らしいです。

何も持っていなくても、五感でいろんなことを感じて、考えて、有意義な時間を過ごせているのであれば良いですし、
余計なものを山ほど持って、物に執着して本当のゴミまで捨てれなくなってしまっているのは問題で、
物を減らさないといけない時期があるように、道具を必要とする時期があります。

必要十分であることは、新しいものを受け入れるのに必要な余裕ですが、
使い捨てのようにむやみやたらと手放すことも、物に失礼な気がします。
使わないまま置いて置くのも失礼なので、せめて目に見えるように整理整頓です。
使い捨てばかりだと、「物」に失礼と思うだけでなく、その人の人生では
何に対しても使い捨てのような扱いをしているんじゃないかと、そちらを疑ってしまいます。


棚を作れるスペースがありがたくもできた(作った)ので、
できるだけお金をかけないように大きな棚を作るにはどうすればよいか。
メタルシェルフはさすがに見た目がイマイチで、棚板は木材がいいです。

DIYするにしても、材料購入費が既製品以上にかかることも多いです。

で、両端に押入れボックスを4つづつ置いて、
黒く着色した檜の板を渡して、シンプルで簡単な大きな3段の棚にしました。
思っていたより丈夫で、おかげで道具類も収まりました。

懐のOKが出れば、既製品と組み合わせて部屋にキャットウォークを作る予定です。
今でもにゃんこは楽しそうに過ごしていますが、限られた人(にゃん)生なので、
より幸せに長く過ごせるよう、良い環境を整えてあげたいです。
飼い主が一緒に遊んであげる、いつも一緒に居てあげることの方が大事かもしれませんけどね。

さんざん構想を練り、必要予算も計算していますが、
DIYしたとしても、無垢の板を自分で切って削ってまでできないので、
結局、そこそこの材料費がかかってしまって、
手作り販売品とあまり値段が変わらないというのが、悩みどこかな。。

見た目はイマイチでも、ほぼ同じ機能が100均で何とかなるものもあって、
そっちの利用も多くなります。
「DIYが趣味なんだけど、結局、買った方が安くて~」、
というのは昔からありますね。
ある程度のものを、となると、制作場所の有無もあわせて、材料費、バカにならないです。

コメント
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