本記事は、前回の「第2282回 ガイアノーツ・センターポインターをレビューしてみる」の続編です。
前回の記事をお読みになってない方は、私としては必ず一度お読みいただいた上で本記事をお読みいただきますようお願いします。
っていうか、前回の疑問点をつぶしにかかる内容となってますし、この記事はレビューというよりも前回の記事で出た疑問点をフォローして解決するのが目的かな?
お読みいただいている前提で進めますのであしからず。
注意:あくまで私感、私の手元に来たものに対するレビューとなりますので、他の方の手にするものまで保証するものではありません。
注意2:最後の疑問点についてはメーカーさんに直接質問した後、記事にまとめましたので、そちらもご一読くださいますようお願い致します。
コメント欄でもご指摘頂きましたが、3ミリプラ棒にドリル刃が届く頃にはどうにも斜めになってしまうわけですが。。。
ちょっと別の例をあげつつ説明しながらいきます~。
何か大きい物?に2ミリのプラ棒を差し込みたいので、2ミリのドリルで穴をあけました。
でも、ぴったりすぎて抜き差し出来ないので、ほんの少し見ても分からない程度に、あけた穴を広げました。
こういった作業は、模型であれこれ改造したり修正するときに経験がおありかと思います。
面倒なので手書き!(笑)
0.5ミリのドリル刃を通すためには、0.5ミリよりもちょーほんの少しだけ広い穴をあけてあるみたいなんです。
そしたら、ものすごーく微妙な隙間があることによって、もちろんアルミで出来た本体とドリル刃はぶつからなくなります。
ですが、その結果として絵の下側みたく、パッと見てわからないくらいだけどドリル刃が斜めになってしまい、そのまま3ミリプラ棒に到達、結果ど真ん中からはややずれて到達してしまう…わけですね。
あとで調整してるときの写真を前後して先に出してますが…0.6ミリのドリル刃は、どうやっても入りませんでした。
というわけで、ドリル刃をさし込む側の穴は、0.5ミリより大きいけど0.6ミリはない大きさの穴です。
この0.1ミリもない隙間…というよりも、「機械の遊び」とか「余裕」と言われる部分が、前回をフォローするべき今回の問題ですね☆
つまり、3ミリプラ棒に到達する部分が、センターを捉えていれば良いわけです☆
そこで、2ミリのプラ棒に0.5ミリで貫通穴をあけて、本体の中に入れてしまえば良いんじゃないかなっ!
ただし絵の下側、出口が0.5ミリでど真ん中かどうかが大事なので、反対側は気にしないものとします。
…正確に検証するならどれもこれもぴったりでないといけないんですけど…なんて言うのかな、そこまでして使うのって便利グッズの本末転倒ですし;;;;
以下、この補助道具をスペーサーで統一します。
厨二全開でセンターポインター・アクセラレータとか言えばいいですか(違
とは言っても、2ミリプラ棒で作るスペーサーが外れなくなったらもっと意味わからなくなるので(笑)ペーパーがけしてさっと入ってさっと取れる太さに調整しておきました。
誤差に誤差を重ねることになるものの、奥に入って取れなくなったら…2ミリプラ棒用としても使えなくなってタダのゴミになっちゃうもん(汗)
元々はある程度0.5ミリドリルで穴をあけて、反対側からは0.8ミリドリルで広げて…と考えてたんですけど、せっかくなので、0.5ミリドリル刃でいけるところまで穴をあけました。
前回検証済み、7ミリほど2ミリプラ棒保持領域があるので、7ミリを超える程度まで穴をあけておきました。
つまり、最初に言いました通り、仮に斜めにドリル刃が進行していたとしたら…プラ棒をカットした部分の穴の位置が微妙にずれてるのか、それともここはまっすぐなのか見ものです。
ドリル刃が折れるか心が折れるかものすごく慎重な作業でした(汗)
タミヤの6ミリ幅のマスキングテープを、先端少しあけて巻いて、エッチングノコでカットです☆
わくわくどきどき。
どっちがどっちかわからなくなるとまずいので横線入れました(笑)
切り口をさっとペーパーがけして、マジックで塗って…いざチェック!
…………あ(笑)
注:この写真は今カットした方です。
試しにひっくり返して、前回ど真ん中が取れた方を見てみましょう。
こっちは気にならない程度に真ん中かなぁ、本体にスカスカで入るようにペーパーがけした時にちょっとずれてるように見えなくもないですけど…そこは前回の記事を見てもらえればわかると思います、同じ面なので。
結論はもう最初の検証段階での仮説通り、ドリル刃の通る穴のコンマ以下のミリ数で存在する余裕分、斜めにドリル刃が入ってしまってる可能性があるようです。
もちろん、ドリル刃が微妙にしなって、結果斜めになってる可能性もあるので、そちらも否定しませんが。
斜めの方はそのままだとどうにもなりませんので…予定通り、0.8ミリドリルで広げておきます。
フラッシュたいたら奥まで見えるかな…ど真ん中とれてる方を3ミリプラ棒側に来るように中に入れました☆
3ミリプラ棒も、またカットして平面を出して、再度穴をあけてみましょう~。
本体2ミリプラ棒保持域に、2ミリプラ棒を先端ど真ん中0.5ミリ穴あけのスペーサー(長い!)を入れて、3ミリプラ棒にドリルで軽く掘ってみます。
わくどきでわくてかです(何
んー、えっと…あのその…前回よりはマシになったと思うんですが、いかがでしょうか(汗)
スペーサーを入れた分だけはマシになったと思うんですけど、ど真ん中じゃないのでさらに原因を絞りづらくなったような気がしなくもないような;;;;;
ただどちらにしても、3ミリプラ棒にど真ん中をとるためには、スペーサーのようなものが必要になると思われます…多分。
とりあえずスペーサー製作段階の実験によって、ドリル刃がやや斜めに入る可能性があるのは確定、かな?
さてと…こうなると、やっぱりガイアノーツさんに質問してみようかしらー。
1つ目は、裏の図に書いてある通りの長さじゃなかったので、誤差の範囲かどうかは聞きたいです個人的に(笑)
別に返品交換求めたいわけじゃないですしね、2ミリプラ棒に使う分には問題ないわけですし、2ミリで必要な時があれば普通に使いますし☆
2つ目は、3ミリプラ棒のど真ん中をとるのが、検証の結果非常に難しいです。良いやり方教えてくださいまし!
精度の低いスペーサー程度では根本的解決にならなかったんですよね…むしろセンターポインターは完全な精度で出来てるんだとしたら、ドリル刃が悪いのでガイアノーツさんからドリル刃を販売するしかありません(笑)
3つ目は…正確には3つ目は質問じゃないんですけど、今回ので到達する結論からのご意見、的なもの。
2ミリ用と3ミリ用みたいにすると、長さの都合で今回みたく斜めになる可能性があるので、別々にしてくだしあ!です。
メールフォームがあったので、そちらで送信してみる予定です、明日ですけどー。
返信があったらぜひともブログ内で報告を…したいところではあるんですけど、最後にさらっとまとめて記事にしても良いですか?ってちゃんとお尋ねしようと思います☆
一応なんていうか、メール内容とかを書くのってアウトらしいですしね、許可はちゃんと取らなきゃ。
ダメって言われたらどうしよう…誤差なのかどうか、良い方法の公開ではあるんですけど、イチ個人ですしね;;;;
3つ目の勝手な意見というか希望は、検討しますってお返事来るだけだと思いますけど(笑)
以上、私の私によるセンターポインターをハダカにしてみるでした(何
私の今回の細かい検証結果からは、センターポインター2ミリ・3ミリ用は、現状では2ミリ用としては問題なし、という感じ。
3ミリのど真ん中をとるのは、少なくとも私には使いこなせないです;;;;;
もちろん何度やってもど真ん中しか取れない、私の記事は言いがかりだと言われる可能性もあります(汗)
そうなるとなおさらもっとレビュー記事をいろんな人が書いてくだされば、私の戯言は非常に低い確率だって説明出来るんですけどね;;;;
模型に限らず、レビュー記事はある程度数がないと説得力ありませんし、本記事を鵜呑みにされないように、あくまでひとつのレビューですのでご了承ください。
っていうか、むしろ私のがハズレだったらいいのになぁ;;;;
追記:3つの疑問質問について、直接メーカーさんに質問したところ、快くご回答およびブログへの記載許可を頂きました。
そちらもお読みください☆
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と言うわけで、「仮に0.6ミリ径で長さ4.5ミリの空洞に0.5ミリ径の棒を通し最大限斜めに対角を描いた場合に出る誤差と、そこからさらに7ミリ先に出る誤差」を誰か計算してくらさいw
それが多分、この治具の「精度」なんだと思います。
確かに、こうして写真で見てもひと目でわかる誤差ですから気になるかならないかで言えば「気になる」ですが、そもそも2ミリ、3ミリの代物に0.5ミリの穴を開けて出る誤差ですから実際のところミリ以下ですよね?
メーカー擁護はしませんが、人手でやる工作である以上仕方が無い誤差とも言えるのではないでしょうか。
あと一つ、個体差かどうか気がかりなようならば、3ミリパイプに2ミリ棒をセットして突っ込んで見ると良いかもしれません。
ちょうど図の空洞を埋める形ですね。(それぞれの長さは空洞ギリギリである必要は無いです。中の段差部分できちんと当ればいいので)
仮に2ミリ部分では芯が取れてるけど、3ミリ部分で芯が取れてないんだとしたら、たぶん窮屈か入らないと思います。
メーカーへのメールですが「内容をネット上で公開してもいいですか?」(許可)で無く「内容は必要最低限、公開させていただきます」(断言)と書けばいいんですよ!?(笑)
私もたまにやるしw(私の場合、あきらかなクレームだけどww)
嫌じゃなければ、このブログの事も知らせた上で、こういう記事を書いていますと説明すれば、そこまで悪い顔はされないんじゃないでしょうか?あちらも客商売ですし、少しでも宣伝・評判につながることなら。
とりあえずテンプレ回答は返ってくるとは思いますがwww
スペーサーかまさない前回の状態なら、
今まで通り「ナイフで断面にアタリとって、ポンチして穴開ける」という方がセンター出ますもん。
この工具って、要は「径の違うプラ棒をキッチリ真っ直ぐ繋げたい時」に使うものでしょう。
バイクならFフォーク、キャラ物ならライフルとか。
だからもうちょっと精度出るものじゃないと意味ないですよね。
とか書いてたら思い付いちゃった。
同じ方向からプラ棒突っ込むからダメなんじゃ。
外径5mm内径3mmのパイプと、外径5mm内径2mmのパイプを、センターに0.5mmの穴が開いた板を挟んでくっつけたもの。
つまり両側がメスの異径ジョイントみたいにすれば…
どっか旋盤で作ってくれないかな(^^;
いえいえ、多分書いていただかないと説得力ない記事しか書けなかったと思います(汗)
これでも大丈夫かちょっと不安ではあるんですけど;;;
計算については…物理工学系いたっけなぁ;;;
3ミリプラパイプを使う方法についてですが、タミヤの3ミリプラパイプって3ミリ以上に太くて手持ちでは出来ないんです(笑)
それが簡単そうですね;;;
というわけで、メーカーへの質問については、やっぱり書かせてほしいなぁで締めました。
そ、そんなキツい言い方、私には出来ないですもん(笑)
>ぴーすけさん
そうなんですよね、日頃特に問題なく真ん中に穴あける作業してる人にとっては自分で出すほうがって思う人いそうですし;;;
おおぅ、そういう使い方…狭いながら需要はありそう☆
ただえっと、両方からさし込む方式にしちゃうと、それこそドリル刃の距離をどうするか…(汗)
プラ板+プラパイプで、自作してはどうですかねっ(笑)
あとは結果待ちです、どんなお返事来るでしょうね~。