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不知火アスカの"きのむくままに"

その時やっている事や思っている事…が今や模型製作記に。時々悪乗り。
(スローペースでも私らしくいきますようー☆)

第3666回 超硬スクレーパーと同タフの雑感

2018年07月16日 23時13分27秒 | プラモデル関連の話題

暑い日々が続いてますが、今回は突然の模型関連の話題、工具ネタです。


さっそく写真ですが、ファンテックから出てます超硬スクレーパーと、超硬スクレーパータフです。

工具のイメージとしては、デザインナイフ等でパーツの表面をカンナがけしたり、パーティングラインをカンナがけして削ったりする道具の最上位品?でしょうか。

発売から結構時間が経過してるので、細かい点は他に譲るとしまして…あんまり書いてないような?気になった点を中心にまとめておこうと思います。

あと初見の感じだと使いこなすのは多少時間がかかりそうな工具なので、慣れてきた頃に追加記事を書く…かも?


まず最初に発売されていた超硬スクレーパーです。

こちらは先端に向けてとても細くなっていて、細かい部分とか小さい穴なんかで効果を発揮する感じ。


一方の同タフ、こちらはさっきの超硬スクレーパーの難点であった折れやすさに対処されたもの、という感じでしょうか。

あと保護チューブキャップ付属、中央部にストッパーが追加されています。


専用のグリップ等を購入するのが正しいのかもしれませんが、基本的にはドリルのチャックで固定して使うイメージですね。

超硬スクレーパーは、やや太いものの三菱uniの芯ホルダーでも対応出来ます。

同タフは…タミヤの一番太いものにやや力を入れて差し込んで固定するイメージでしょうか。

ただこれ…タミヤのピンバイス、私にはかなり重く感じるので対処します。


タフの方は軸径が3.175ミリ(公式より)なので、ピンバイスだと一番大きい穴が3.2ミリだったかな?

そんな太さのグリップ…と思いついたのがタミヤの5ミリプラパイプです。

言い方は悪いのですが…タミヤのプラ棒やプラパイプってかなり精度悪いんですよね(汗)

ですので、ちょっときついくらい?のパイプを見つけて、それに差し込むとちょうど良い感じでめっちゃ軽いです☆


そしてタフはキャップがあるけど超硬スクレーパーは付属してない…。。。

手持ちで使えそうだったのが、オルファのアートナイフプロの替え刃ケースです。

こちらは替え刃を購入すると入ってるパッケージですので、空になったものに入れると良い感じでした☆

やはりスポンジ等で確実に保護出来るものが良いですね☆


ちょうど製作中のレーバテイン頭部でさっそく使ってみます。

まずはタフから使用しました。


使い方はとにかく力を入れず、表面に当たる角度をよく気をつけながら、表面をデザインナイフでカンナがけするイメージです。

ただ気になった点もいくつかありまして…その一番がこれかな?

削る面になんらかの段差があった場合、なだらかにしようとするためにその部分がほんのり残るor逆に引っかかってえぐれる可能性がかなり高い気がします。

ゲート跡とかモールドの削った跡とか何かしら表面に段差がある場合、ある程度は前もってヤスリがけして処理しておいた方が良いのかなぁ。


あとはもちろんですが、奥まった部分等は苦手です。

形状にもよりますが、やや複雑な位置であるほど削り残しは出ちゃうかな?

こういう部分はヤスリ安定です。


あとは当たり前ですが曲面が苦手だと思います。

使い慣れてくればある程度対処出来ることもあるかと思いますが、エッジ部周辺だけ前もって超硬スクレーパーでエッジ出し→曲面ヤスリがけ等の手順だとキレイに出来そうかな?


今度は普通の超硬スクレーパーで処理してみました。

個人的に、手に馴染むのはこちらの細い方でしたね。


ただこちらも?左右のモールド部分が凹んでるので、それに引っ張られるように中央部もやや深めに削り込みそうになっていたみたいでした。

もちろん超硬スクレーパーを当てる角度を変えることである程度対処は出来ると思いますが、モールドがたくさんあるような場所は当て方に十分注意しないといけないみたいな感じでしょうか。


とりあえず使用環境は整えたので、ここからは使えそうなところで使って、慣れないといけませんね☆


今日はここまでです。

超硬スクレーパーと超硬スクレーパータフ、比較するつもりだったんですが…まだ比較してどちらがどうだというメリット・デメリットをお伝えできそうにないんです、ごめんなさい;;;

ネットでもあれこれ購入前に大分調べたんですが、かなりタフの方が使いやすいという声が多かったんですよね。

でも私の手に馴染んで使いやすいのは、タフじゃなくて普通の超硬スクレーパーだったんです。

タフは確かに太くなって折れる心配も大分減るでしょうし、気楽に使えるという点で?こちらの方が安心して使えるのでうまくいくという感じもある気がします。

私は逆で、パーツ表面が太いほど隠れちゃうのが気になってしまって、細い方が使いやすかったんですよね。

とりあえず現時点慣れるまでの雑感ですが、

・曲面には使いづらい
・めちゃくちゃ切れ味が良くて失敗したら一瞬でパーツがえぐれる
・超硬スクレーパーの面を当てるより、鋭角部分でカンナがけした方が安全
・表面に段差があるとやや苦手

となりました。

あれこれ使ってみつつ、もうちょっと煮詰められたら続編書こうと思います。

おすすめ出来るかどうかですが、デザインナイフのカンナがけを定期的にやっていて、慣れてらっしゃる方ならおすすめ出来そうな感じですね。

あとはヤスリがけでついついエッジがゆるくなってしまう…と思ってらっしゃる方がいきなり手を出すよりも、デザインナイフのカンナがけになれてから手を出す方が安心かなぁ。

とりあえず中身薄めですが、今回はこんなところでしょうか。

切れ味だったり角度だったり、慣れるのにまだいろいろ使ってみます☆

コメント
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