(*サンシャイン・シャワー/ゆり家お庭シリーズ・特別編)
シャガールは、絵と言葉の重奏によって、故郷ロシア・ヴィテブスク(現ベラルーシ共和国)に対する想いを綴って行く。そして、故郷への愛は、生涯その作品の中に流れることとなった。では、今夏開催中のシャガール展を2つ紹介しよう。

(*空飛ぶ花弁の小物入れ/ゆり姫お気に入りシリーズ)
① 「シャガール 花束の伝説」: メルシャン軽井沢美術館(長野県御代田市)
シャガールに欠かせない花束(ブーケ)に焦点を当てた開催。
絵に花束が現れるのは、運命のベラ(早世した最愛の妻)に出会ってからだという。
展示会では花束が「妻への愛」「女性への愛」「人間愛」へと普遍化してゆく過程をたどる。
(9月28日まで。7・8月は無休、9月は火曜休) http://www.mercian.co.jp/musee/
② 「シャガール 私の物語」 : ポーラ美術館(神奈川県箱根町)
生前、シャガールは自伝や詩を書き、公の場で様々なことを語ってきた。
この展示会では、同館所蔵の油絵・水彩21点と10の挿絵本を自身の言葉を手助けに読み解く。
(9月7日まで。会期中無休) http://www.polamuseum.or.jp/index.php
マルク・シャガール(1887~1985年)http://www.ntv.co.jp/chagall/marc/index.html
ドリーミングな色彩・花々・鳥・動物、抱擁し合い浮遊する恋人たち。絵の核心には、ユダヤの神秘主義的信仰があり、差別や戦争、革命などをくぐり抜けた人生があるという。けれども、優しくはかなげな画風は日本人の心性に合うのかもしれない。日本で愛され続ける画家の一人だ。(新聞記事より要約引用)

(*永遠のブーケ/ゆり家お花シリーズ46)
みなさん、本日はトップのフォトで決まりです。ジョーの言葉はもはや無用、超感動に至りました。もう泣きそうです。では、みなそれぞれの想いでこの美しさをご鑑賞下さい。ゆり姫、お母上さま、本当にありがとうございました☆
