2016年5月4日のブログ記事一覧-不埒な天国～Il paradiso irragionevole

Book Festival al Parco di Kakitagawa

2016-05-04 17:05:16 | 日記

前日の夜の大荒れの天気が嘘のように晴れ上がり
予定通り開催されることになった
清水町の柿田川公園でのイベント。
かわせみマルシェとブックフェス。

しあわせぎゅぎゅっと！かわせみマルシェ
2016年5月4日・5日　10:00-17:00
会場：清水町柿田川公園

ブックフェスを担当される観光課の方と縁があって
企画の段階からお話を伺っていたこともあって、
天気に恵まれて大盛況の様子を見ることができて嬉しかった。

昨年東京で行われたブックフェスティバルでやっていた
Book Journeyを取り入れたり、
絵本の読み聞かせをしたり、
手作りで、子供から大人まで楽しめるイベントで
何より、スタッフが楽しめるものをというのが
主催された方の望んだところでした。

イベントって実現するまでにすごく気力のいるものなんですが、
何よりスタッフや関わる人が楽しんでいることが成功の鍵だと
私も少ない経験から感じています。

今回もBook Journeyに参加させてもらいました。
ブクブク交換に似た「本の交換」ですが、
ブクブクと異なるのは
本のプレゼンをせず、包装した本にメッセージカードをつけて
そっとテーブルの上に置いておき、
自分は置かれている本の中から
インスピレーションで選んで持ち帰るというスタイル。
このスタイルだと不特定多数が参加可能で、
人前で話すのが苦手な人でも気軽に参加できるのがメリット。
ブクブク交換の方が人と人のつながりが密にはなるかな。

今回、柿田川での開催だったので、
なんとなく水とか森のイメージで一冊選択しました。
果たしてどんな人の元に行ったのかなぁ。

布や英字新聞で包みましょうという提案で
イタリア語の新聞を少し提供させていただきましたが、
もちろん自分もイタリア語の新聞で包んで持参しました。

かわせみマルシェは前日の天気のせいで
出店を諦めてしまったのかなぁと思われる
空きスペースがいくつかありましたが、
開放的な空の下に約40スタンドが並び
とても可愛くて気の利いたクラフト雑貨や、アクセサリー、
地元の美味しいものがズラリ。
タイルを使ったモザイク体験もやっていたし、
ツボ押しコーナーもあったし、
ハンモックも用意されていたり、
子供達の遊べるスペースが広くとられていたり
それぞれが自分の思うように楽しめる空間になっていました。

理想的なイベント空間。
こういうイベントを開催できる清水町って素敵な街だと思います。
この近辺では昨今
清水町と長泉町はずば抜けて
暮らしやすそうだなというイメージがあるのですが、
その要因はこんなところにもあるのかも。
子供がイキイキ楽しんでいるイベントっていいよね。
これでワンコも参加できたらいうことなしですが。

柿田川公園はその湧水で有名です。
水辺のお散歩もして、
最後におみやげ屋さんを覗いて帰ってきたのですが、
お豆腐屋さんが新しくなっていました。
絹ごし豆腐と木綿豆腐、
どちらも試食させていただきました。
木綿豆腐がめちゃくちゃしっかりしていて
絹ごし豆腐でも十分な硬さ。
お豆の甘さがよぉく感じられるシンプルなお豆腐。

美味しいです。
シンプルにボリビアのお塩をかけていただきました。

いつも湧水ポイントしか行かない柿田川公園ですが、
たまにはおみやげ屋さんの方もゆっくり歩いてみようかなぁと思ったり。
また混んでいないときにゆっくりのんびりしに行こう。

あ、ちなみにBook Journeyで私が選んで持ち帰った一冊はこちら。
緑色の布で包まれていたので、迷わず手に取りました。

家に帰って中身を確認。
うん、絶対自分では選ばない一冊。

これこそがBook Journeyの醍醐味かな。
新しい世界との接点ができるかもしれないし、できないかもしれない。