不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Festa di San Giovanni

2013-06-24 23:40:00 | 日記・エッセイ・コラム
6月24日はフィレンツェの守護聖人
サン・ジョヴァンニ(San Giovanni Battista)の祝日。

ドゥオーモでのミサから始まり、
Calcio storicoの決勝戦が行われ、
22時からの花火大会で終了する一日。

しかし、ドゥオーモのミサには寝坊して行きそびれ
Calcio storicoはチケット完売で観戦できず。
16時からの古式サッカーパレードは
いつものように出発地点から追っかけをしたけれど
途中から雲行きが怪しくなり、
試合が始まって間もなく、
大雨によりグラウンドが使いモノにならず
止むなく次の日曜日に延期決定。

この時点で相当な雷雨だったので、
花火大会も微妙なところだなぁと思ったものの
天気予報は晴れるといっているし
市長・レンツィ君はやる気満々だし
じゃぁ、出かける準備でもしようかなと。
晴れていたら
19時からアルノ川の砂浜に
場所取りに出かける予定だったけど
雨だったので、20:15出発。

前もって砂浜でのピクニック用のキットを予約してあったので
とりあえず、それを受け取りに。

砂浜に向かう途中、アルノ川上流に大きな虹がかかってました。
ポンテ・ヴェッキオの上にかかる虹。
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ウフィツィ美術館前から。
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実はダブルレインボーだった。
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これだけきれいな虹がかかるのだから、
もちろん日が射しているということ。
大雨のあとの夕焼けもきれいでした。
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ピクニックキット引き渡し場所に到着。
しかし、先方の準備も嵐のおかげで後手後手。
しばらく待たされて21時に
ようやくキットの全てが揃って無事受け取り。
簡単なオーガニックのお弁当と砂浜に敷く敷物で15ユーロ。

しかし。
砂浜は嵐の後でちょっとぬかるんでいる感じで、
そこにゴザ敷いて座ったら
お尻から冷えてきそうだったので、
砂浜でのピクニックは断念。
時間も時間なので、移動はせず、
砂浜の上の石垣で座って花火鑑賞することに。

年々力の入れ方が本気になってきていて、
今年はどうやら花火に50,000ユーロ費やしたらしい。
その甲斐あって、皆さん大満足だったようです。
私は雨のせいで火薬が湿気て
不発ばっかりじゃないかと心配したのですが、
そんなこともなく、無事に盛大に花火打ち上げて終了。

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砂浜ピクニック用にもらったのはこんな感じ。
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筒型のお弁当には
ニンジンスープ、ズッキーニのポルペッタ、
ローズマリーパン、フルーツが入っていて
これがどれもこれもとても美味しかった!!
これで15ユーロなら満足。
夕暮れ時に砂浜でピクニックできたら最高だったのになぁ。

色々盛りだくさんで、
終わってみれば、やっぱりとても素敵な休日でした。