毎年恒例になってきている「夏のフラメンコ」。
今年もフィレンツェの町外れで
地元のスポーツ団体が主催する夏のお祭りに
友人のフラメンコグループが参加。
約一時間のフラメンコショーは
子供やお年寄りにも大人気。
地元に溶け込んでいるって感じでなんかとてもほのぼの。
音楽的才能のまったくない私が見ていても
「今日はなんだかおかしい」と感じる部分がいくつかあり、
練習不足なのかなぁと思いながら鑑賞。
それでもフラメンコのステップや
激しい手の動きにすっかり吸い込まれて
夏の夜のひと時を有意義に過ごさせてもらいました。
ちょうど気温が下がり始めた日だったので、
夜の草っぱらから吹き込む風は
座ってみているだけの観客には
心地よさを通り越して、ちょっと肌寒いくらい。
踊っている皆さんはもちろんスポットライト浴びて、
激しく動いて汗まみれでしたけどね。
ショーが終わってから
友人と話をしていて、
「今日はギター&ボーカルがやる気なくて
めちゃくちゃ間違えられた」といってました。
踊っているほうが悪いのではなく、伴奏が間違えていたので
時々ステップが合わなかったりしたわけですね。
アマとはいえ、結構厳しいのですねぇ。
毎年のことなんだけど、
このあまりにも「地元の盆踊り大会」風な
そこはかとなく寂しげで素朴なステージのバックが気になるのです。
もうちょっとフラメンコにあわせて何とか工夫できないもんだろうか…。