不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Serata con ritmo spagnolo

2007-06-27 01:24:00 | 日記・エッセイ・コラム

毎年恒例になってきている「夏のフラメンコ」。
今年もフィレンツェの町外れで
地元のスポーツ団体が主催する夏のお祭りに
友人のフラメンコグループが参加。
Mariko_gaia

Gaia

約一時間のフラメンコショーは
子供やお年寄りにも大人気。
地元に溶け込んでいるって感じでなんかとてもほのぼの。
Con_pubblico

音楽的才能のまったくない私が見ていても
「今日はなんだかおかしい」と感じる部分がいくつかあり、
練習不足なのかなぁと思いながら鑑賞。
それでもフラメンコのステップや
激しい手の動きにすっかり吸い込まれて
夏の夜のひと時を有意義に過ごさせてもらいました。
Daniela_gaia

ちょうど気温が下がり始めた日だったので、
夜の草っぱらから吹き込む風は
座ってみているだけの観客には
心地よさを通り越して、ちょっと肌寒いくらい。
踊っている皆さんはもちろんスポットライト浴びて、
激しく動いて汗まみれでしたけどね。

ショーが終わってから
友人と話をしていて、
「今日はギター&ボーカルがやる気なくて
めちゃくちゃ間違えられた」といってました。
Chitarra
踊っているほうが悪いのではなく、伴奏が間違えていたので
時々ステップが合わなかったりしたわけですね。
アマとはいえ、結構厳しいのですねぇ。
All_cast
毎年のことなんだけど、
このあまりにも「地元の盆踊り大会」風な
そこはかとなく寂しげで素朴なステージのバックが気になるのです。
もうちょっとフラメンコにあわせて何とか工夫できないもんだろうか…。

logo_albero4 banner_01


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かにこのバックはチトあわないかな、フラメンコ... (ぐらっぱ亭( ̄ー ̄))
2007-06-28 13:17:42
確かにこのバックはチトあわないかな、フラメンコには。お友達って、すぐ東洋人と分かるこの踊り手の方かしら?やはり気が乗らないことって、当然あるんでしょう、人間ですから。でも観衆にそれと分かるようなミスはダメですよ、そりゃ。
返信する
>ぐらっぱ亭さん (albero4)
2007-06-29 00:36:13
>ぐらっぱ亭さん
バック、御伽噺のそれみたいですよね。
フラメンコっぽくない。
私の友人も「気が乗らないのはわかるけど、あんまりにもひどすぎ」と嘆いておりました。
せっかくの晴れ舞台だから、なおさら。
彼女たちは気持ちよく楽しく踊って、
観衆とそういう時間を共有したいと思っているのに
伴奏はそういう気分じゃなかったみたいですよ。
返信する
<毎年恒例になってきている「夏のフラメンコ」。 (j-tenten)
2007-06-30 16:52:45
<毎年恒例になってきている「夏のフラメンコ」。
ってことは、今までなかったんだね。

今年のイタリアは猛暑だって聞いたけど、夜は大丈夫だったのかな。
イタリアの人たちにとって、自分たちの踊りって、どういうものなの?
返信する

コメントを投稿