フィレンツェの周りは丘陵地帯。
そこかしこでブドウが栽培され、
そのブドウはやがて薫り高いワインになる。
この時期は「ブドウの収穫」Vendemmiaの時期。
小さな街でそれぞれの収穫を祝う収穫祭。
各地で行われるブドウ祭りもその一つ。
フィレンツェからCapのバスで40分も行けばついてしまう
Impruneta(インプルネータ)のブドウ祭りは
この周辺でも最も古いブドウ祭りのひとつ。
小さな丘の街の居住区を4つに分けて
それぞれの地区が趣向を凝らした
「ブドウ・ワイン」にまつわる大掛かりな山車と出し物を
毎年企画して賑やかに競い合うので有名。
このドゥオーモ前の広場が出し物の会場。
山車の出発は15:30。
秋になって涼しくなったとはいえ、
影のない広場で待つのは結構暑い!
それぞれの出し物に与えられた時間はどうも30分らしい。
山車の大きさにも色々規制があるらしい。
その中でふんだんに発揮されるイタリア人の想像力。
一つ目。
Rione del Pallo'(シンボルカラー:グリーン)
ブドウの実が海を渡って大地に辿り着くまでの冒険話。
予算足りなかったのかと思った山車の出来。
二つ目。
Rione del Sant'Antonio(シンボルカラー:白)
ブドウがワインになるまでの行程を大掛かりな山車で表現。
カラフルでよい出来。
三つ目。
Rione delle Sante Marie(シンボルカラー:ブルー)
酒の神バッカスの宝箱という題。
細かいところまでよく気の配られたわかりやすい話の展開。
私はこれが一番気に入ったかな。
四つ目。
Rione delle Fornaci(シンボルカラー:赤)
エトルスク起源の街でやがて王国が出来ていく過程を描く。
そこに忠誠の証として進呈されたという「黒鶏」。
Gallo Neroエチケットを持つワインは
キアンティワインでも上質なワイン。そのGallo Nero。
しかし、話がわかりにくいのでいまひとつ。
4つともそれぞれに面白い。
どの出し物にも各地の住民総出かというほどのキャスト。
私の立ち居地が悪かったので
広場の向こう側、山車の足元で
ひらひらと踊りまくっているキャストたちは
見えないけれど、実は山ほどのキャストが
それぞれの役割を担当して劇を盛り上げていたのでした。
それを見て、
「インプルネータの住民って結構いるのだなぁ」と感心した私。
そして何より感心したのは
イタリア人の情熱。
こんな小さな村祭りにその情熱のすべてを賭けているのだ!
すばらしい。
日本人の大人だったら馬鹿馬鹿しくてやってられないと思うよ。
でも、きっと彼らは一年中
この日のために頭の半分は使っているのだと思う。
そしてみんなそこそこ歌って踊れるっていうのも驚きだ!
みんな素人なのになぁ…。
さてどこが優勝したのだろう。
結果を聞かずに帰ってきちゃったけど。
インプルネータの街へアクセスするいくつかの道で
入場料を取っていました。一人5,00ユーロ。
これを払わないとお祭りに参加できない仕組み。
10年前は無料だったと思ったけどなぁ…。
来年の山車作りの予算になるのでしょうか(笑)。
先日のCarro MattoとこのFesta dell'Uvaの写真を
Eventi Autunnnali 2005にアップ。
左サイドバーからどうぞ。
ドメイン取得後改装中
そこかしこでブドウが栽培され、
そのブドウはやがて薫り高いワインになる。
この時期は「ブドウの収穫」Vendemmiaの時期。
小さな街でそれぞれの収穫を祝う収穫祭。
各地で行われるブドウ祭りもその一つ。
フィレンツェからCapのバスで40分も行けばついてしまう
Impruneta(インプルネータ)のブドウ祭りは
この周辺でも最も古いブドウ祭りのひとつ。
小さな丘の街の居住区を4つに分けて
それぞれの地区が趣向を凝らした
「ブドウ・ワイン」にまつわる大掛かりな山車と出し物を
毎年企画して賑やかに競い合うので有名。
このドゥオーモ前の広場が出し物の会場。
山車の出発は15:30。
秋になって涼しくなったとはいえ、
影のない広場で待つのは結構暑い!
それぞれの出し物に与えられた時間はどうも30分らしい。
山車の大きさにも色々規制があるらしい。
その中でふんだんに発揮されるイタリア人の想像力。
一つ目。
Rione del Pallo'(シンボルカラー:グリーン)
ブドウの実が海を渡って大地に辿り着くまでの冒険話。
予算足りなかったのかと思った山車の出来。
二つ目。
Rione del Sant'Antonio(シンボルカラー:白)
ブドウがワインになるまでの行程を大掛かりな山車で表現。
カラフルでよい出来。
三つ目。
Rione delle Sante Marie(シンボルカラー:ブルー)
酒の神バッカスの宝箱という題。
細かいところまでよく気の配られたわかりやすい話の展開。
私はこれが一番気に入ったかな。
四つ目。
Rione delle Fornaci(シンボルカラー:赤)
エトルスク起源の街でやがて王国が出来ていく過程を描く。
そこに忠誠の証として進呈されたという「黒鶏」。
Gallo Neroエチケットを持つワインは
キアンティワインでも上質なワイン。そのGallo Nero。
しかし、話がわかりにくいのでいまひとつ。
4つともそれぞれに面白い。
どの出し物にも各地の住民総出かというほどのキャスト。
私の立ち居地が悪かったので
広場の向こう側、山車の足元で
ひらひらと踊りまくっているキャストたちは
見えないけれど、実は山ほどのキャストが
それぞれの役割を担当して劇を盛り上げていたのでした。
それを見て、
「インプルネータの住民って結構いるのだなぁ」と感心した私。
そして何より感心したのは
イタリア人の情熱。
こんな小さな村祭りにその情熱のすべてを賭けているのだ!
すばらしい。
日本人の大人だったら馬鹿馬鹿しくてやってられないと思うよ。
でも、きっと彼らは一年中
この日のために頭の半分は使っているのだと思う。
そしてみんなそこそこ歌って踊れるっていうのも驚きだ!
みんな素人なのになぁ…。
さてどこが優勝したのだろう。
結果を聞かずに帰ってきちゃったけど。
インプルネータの街へアクセスするいくつかの道で
入場料を取っていました。一人5,00ユーロ。
これを払わないとお祭りに参加できない仕組み。
10年前は無料だったと思ったけどなぁ…。
来年の山車作りの予算になるのでしょうか(笑)。
先日のCarro MattoとこのFesta dell'Uvaの写真を
Eventi Autunnnali 2005にアップ。
左サイドバーからどうぞ。
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