12月は、何かと忙しいですね。皆さん、風邪などひいてませんか?
おからだ充分、気をつけて、この忙しさ乗り切りましょう(笑)
それでは今日は、ベルギーの生活について少しだけ。
ヨーロッパ人の愛するアンティークな暮らし。
古い良いものを大切にして、いかにうまく使うかに知性を傾けています。
日本から行くと、その生活習慣の違いは、やっぱりたくさんあります。
友人の家から、近くのスーパーに何度か通いました。
まず、飲み水は、水道のから直接、というのは絶対無理ですから、ミネラルウオーターを買います。
ミネラルウオーターは、ビン入りで、1本1.5キロ!それに食料品、日用品などとても1度で運べる量でないものを、家までがんばってもって行きます。
友人も、この重さが大変なのよ、といってました。
そのビンがあくと、またお店にリサイクルとして、もって行き、お金に換えてもらいます。
レストランにいっても、お水は買うもの。
日本ではいつでも、おかわりまで持ってきてくれるのに慣れているので、初めはびっくりしますよね!
ドイツと同じで、ベルギーのリサイクルシステムも充実していました。
日本でもようやく定着しましたが、ベルギーでは、街中に背丈ほどのペンキを塗ったドーム型の容器があり、
そこにガラス、プラスチックなど分けて入れるシステム。
ゴミ袋が有料になったのは、1996年からだそうです。
古い建物を、ずっと大切にしているので、家の石の階段は、掃除も大変。
友人の家は、地下つき、4階建ての、素敵な住まいでしたが、
毎日の石段の掃除等、2時間くらいかけてました!
最初にかきましたが、玄関のドアを閉めても、隙間から虫などはいってきますから、掃き掃除、拭き掃除、虫除け消毒掃除と、階段だけでも3段階!
古い家を保っていくのは、努力が必要なんですね。
一般に築100年以上の家に住むことは、珍しくないので、
それで、その家の構造上、洗濯機を置けないところが多く、
住民全部で使うコインランドリーがあちこちにあります。
私も、子供もいましたから、洗濯物も多く、毎日近くのコインランドリーに通ってました!
ヨーロッパの硬水は、使いすぎると、肌もぼろぼろになりますから、家での手洗いはせず、やっぱりここです。
ここには、ものすごい大きなシーツなどをアイロンするための手巻きの機械(?)があって、友人はいつも上手に何枚もまわしてかけてましたが、
私は四苦八苦!
そういえば、オランダでは、寮に2週間いたのですが、
そこに、脱水機だけ別になっていて、円筒形の足ふみゴミ箱みたいな形ですね。
そこに洗ったものをいれてスイッチを押すのですが、
私はどうもたくさん入れすぎたようで、
スイッチを入れたとたん、その脱水機がピョンピョンウサギのように!
洗濯室中をはねだし!(ホントなんですよ!)生徒が大騒ぎになったことがありました(笑)
パン屋さんも、友人の家のすぐ近くにあり、毎朝その日の朝に食べる分を買いに行くのが、私たち家族の役目!
ヨーロッパのパンは、外見は固そうですが、スライスすると、中はふっくら!
店でパンは、そのままたてかけたり、おいてあったりします。
パンは、ホワイトとブラウンに分かれていて、イギリス風パン、フランス風パン、サンドイッチパンなどに分かれています。
私の金沢での友人は、イギリス人が多くて、このイギリスパン、よくつくってもらっていました。
私がUFOをよく見る、というので’イギリスUFOパン’!をつくってくれたイギリス人夫婦がいたなあ(笑)
話がそれてすみません。ベルギーでは、パンにも法律があって、添加物など厳しく規制されてるそうです。
パン自体が目が詰まっているので、お店でスライスしてくれるのは、薄めです。
このずっしりといい香りのブラウンパンにゴーダーチーズをはさむのが、
ベルギー人のお昼の定番。
どうしても食べ物の話になってしまいますね(笑)
あとびっくりしたのが、小学校に落第がある!
ベルギーでは、小学校は義務教育ですが、期末試験をパスしないと落第になるそうです。
ベルギーに塾はありませんから、子供を通わせたりせず、一生懸命親は勉強させるそうです。
レッスンに通っていた子供さんたちは、皆、幼稚園で、それぞれ、日本人だけの幼稚園、ベルギー人だけ、混合といろいろでしたが、
2,3年で日本に戻られる方ばっかりだったので、小学校のことはあまり問題にならないようでしたが、
そのかわり、日本をはなれての、現地での生活の不安など、いろいろお話してくださいましたね。
金沢からいったことで、お菓子とかすごく喜んでくださいました!
ヨーロッパでは、子供の自立が早いですね。
自分で何でもしなければいけないので、困った人を見つけると、
どしたらいいか真剣に考えて助けてくれます。
それは、大人になっても一緒で、外国人の友人たちは、皆その資質ですね。
海外に出かけると、短い期間でもいろいろ考えることがあります。
それで、また日本の良さも見つけることも出来ますね。
毎日、石の床をハイハイして過ごしていた娘。
ベッドから落ちておお泣きしてこもあったけど、最後まで元気でがんばりましたね!
(この頃すでに、オムツ不足!)
来週明けは、ようやく仕事も終わって、金沢の姉妹都市でもあるゲントに立ち寄って、
この旅も終わります。皆さん、よい週末をお過ごしください。
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