ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

グランプラス 2 

2006-12-08 | 

ベルギーは、北にあるため、夜10時くらいまでは、まだ空も明るいのです。

初めてこの’白夜’みたいなのを経験したのは、オランダにいったとき。

オランダはもっと北ですから、11時過ぎても明るいまま。

(いつになったら夜になるんだろう)と1日目はすごく緊張してました(笑)

グランプラスは、夜10時半と11時に、このようにライトアップされた建物のライトが、

チカチカついたり消えたりして、バックに、シュトラウスのワルツが流れるんです!

 このライトが、音楽に合わせて、チカチカついたりきえたりする!

そうすると、広場にいた人たちが、そのままの格好で、それぞれワルツを踊りだすのです!

若い人も、お年よりも皆上手!

ピアノをやっていて、この’ワルツ’というのが、本当に日本では知らない世界なので、

生徒さんに教えるときも、バレエのビデオを見せたりしてますけど、

この場面を見て、わかりました!ヨーロッパの人たちは、ワルツを日常で踊ってる!

私も全然ステップとか知らないんですが、この時間は楽しくて、

必ず娘を抱っこして、踊ってました!

このグランプラスに通じる道は、こんなカフェが並んでいて、

歩いていくと、ブリュッセルでも最高級のショッピングストリートがあるのです。

 これは模範的なアーケードといわれるサンテュベール

パリやミラノに行かなくても、ブランド品の買い物なら、ワーテルロー通りと、ルイーズ通りというところを、廻れば、天国のようなところだというのですが、

ブランド品に全く興味のない私は、全然行く気なし!

どこへいってもそうなのです。

アメリカへ行ったときも、友人は、おみやげに自分にと、免税店で必死に買い物してましたが、

私は「自然史博物館」で買った変な化石のセットに大満足で、何も買わなかったなあ(笑)

そして、これが有名な’小便小僧’グラン・プラスに行くエチューブ通りの角にあります。

世界的な知名度に反比例して、この像が小さいので(身長56センチ!)世界の’3大がっかり’っていわれているんですって。

この小便小僧の由来はいろいろあって、

1142年、当時2歳のゴッドフリード公爵が率いる軍が、戦いの際、戦場の兵士を鼓舞するために、ゆりかごをつるし、

そこから公爵が小便をして!勝利に導いたという説。

もう1つは、侵略者が城壁を爆破しようとしかけた爆弾の導火線を、ある少年が小便をかけて消したという武勇伝説。

   

この小便小僧は、おしゃれで、このように洋服を着ていることもあるのです。

私たちが行ったときは、裸の’小僧’でしたが、

この衣装を初めて贈ったのが、この間コメントにもかきましたが、ルイ15世。

それから、各国から衣装のプレゼントが届いて、今では341点もあるとか。

それがグラン・プラスの王の家の中の市立博物館に展示されていて、

ここも見れなかったのですが、日本からは鎧兜一式が贈られているそうですよ!

で、日本に比べてすごく安い!ゴディバのチョコレートショップが、

夜11時45分まであいているので、遅くても見れるんですね。

こんな感じで、パフォーマンスもいつもやっていて、

グランプラスは、いつまででもいたくなるすばらしい広場でした!

来週は、いよいよベルギービール、お菓子、料理を載せていきますね!

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