間宮岳～旭岳

間宮岳で休憩後、午前10時旭岳へ向け出発します。

熊ケ岳と雪渓、雨は上がりましたが風が強い。
しかし強風のため雨で濡れたリュックや衣服も直ぐに乾く。

なだらかな登山道が続きます。この頃から左膝に異変が・・・

この頃からガスがかかり始めました。後ろの山は旭岳

8月上旬だというのに気温も低く12.9℃



登山道上に雪渓が残っています。しかも急勾配！

雪渓はツルツルになっており滑りやすい。慎重に進みます。（危険）



山頂までこんな急勾配な登山道が続きます。

11時15分　旭岳頂上に着きました。
しかしガスがかかっており何も見えません。（悲）

さらに気温は下がり　10.8℃　　
頂上で30分ほど休憩するが晴れる様子もないので11時30分下山開始。
通常なら1時間15分ほどで姿見駅に着くのだが・・・

急な下りの登山道を下ります。
この頃から左膝に激痛がはしります。
若い頃は自転車で北海道を横断したりしていたので、
体力、足には少し自信があったのだが情けない事になってしまった。
中岳温泉までハイペースで歩いていった無理の影響や、
加齢によって関節も弱くなっているのだろう。
平坦な部分を歩くのはそんなに痛くないが、
とにかく下りは激痛がはしります。
かなりペースダウンして歩きます。
本当に下山できるのか不安になってきます。
どこかでビバーグしなきゃダメかなど色々と考えてしまいます。

ここですれ違った若い女性の方が足大丈夫ですかと声を掛けてくれました。（感動）
その上左膝にテーピングまで施して頂き歩くのが少し楽になりました。
世の中まだ捨てたものじゃないですね。
あの時の女性の方、有り難うございました。

テーピングされた左足、

その後も痛みに耐えながら、このような稜線を歩いていきます。

ガスが晴れると、地獄谷が見えてきました。

こんなところを下ってきました。

遠くの雲と同じような高さです。

姿見の池

14時　やっと姿見駅到着　左膝の痛みで通常の倍の時間がかかってしまいました。