タカネハンショウヅル〈高嶺半鐘蔓〉(キンポウゲ科 センニンソウ属)
花期は10~11月。
低山の林縁などに生えるつる性低木。
葉は2回3出複葉。小葉は卵形で長さ2~3cm、先がとがり、粗い鋸歯がある。
その年にのびた枝の葉腋に集散状に2~3個の淡紅紫色の花をつける。
花は鐘状で半開し、長楕円形で長さ1.5~2cmの萼片4個からなる。
【 昨日、よく歩く林道の足元で、白くて小さなつぼみが目に入りました 】
08年10月11日 撮影
「何?」と撮りながら、次第に、
「ハンショウヅルが切られて、季節はずれの花を付けた」と、思うようになりました。
帰宅して、「2回3出複葉! えっ、タカネハンショウヅル?まさか・・・」と。
今日、はやる気持ちを抑えながら確かめに来ました。
【 道から3m奥につるが登って、色のついたつぼみも見えます 】
08年10月12日 撮影
【 咲いた花は・・・ 】
08年10月12日 撮影
中央左寄りの花は開いているように見えます。
3m向こうの花をのぞき込むように撮ったら、
【 100mmマクロレンズではこれが限界ですが、開花しています 】
08年10月12日 撮影
「花は半鐘形で、先は少し反り返る」
【 葉は2回3出複葉 】
08年10月12日 撮影
「若い植物や若い枝では葉を互生するが、花を付けるようになると対生する」
【 小葉は卵形で長さ2~3cm、先は鋭くとがり、粗い鋸歯がある 】
08年10月12日 撮影
【 辺りを見て回ったら、ほかにもありました 】
08年10月12日 撮影
【 まだつぼみですが、全部で5株 】
08年10月12日 撮影
「高嶺の名があるが、別に高山性の植物ではない」
数年前からは秋吉台にないものとすっかり諦めていたタカネハンショウヅルが、
秋吉台にこんなにたくさんありました。
よく来る林道ですが、この季節にゆっくり散策していなかったし、
秋吉台に多いボタンヅルの葉として見過ごしていたのでしょうか。
咲き始めたばかりで、つぼみがたくさんついているので当分の間楽しめそうです。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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